satomiのきまぐれ日記

二次創作ポケモンストーリーをいくつか連載しています。他、日記とかをちょいちょいと

気ままな神さま達の日常記録 vol.1

こちらは『学びや! レイディアント学園』の番外編でございます。スピンオフというか、なんというか。全く本編に関係のない皆々様に焦点を当てたお話となっております。
じゃあ、誰やねんって突っ込みたくなったことでしょう! あれ? そんなことない??
そんなことなくとも、タイトルを見れくだされば分かるかと思います。レイ学世界においての神様に焦点を当てました! 現状、本編に一人(ウィル)しか出ていないのにだ!!(笑)
でも、大丈夫。今回の登場人物の紹介を入れてますので!


☆サクッと人物紹介☆
アルフ:転生の神様。穏やかな性格でにこにこしながら、みんなを見守る優しいお方。最近ハマってることは、男の娘姿でのファッションショー。

ファウス:力の神様。ずぼらな性格で部下である制御者達(特にフォース)からの信用度は低い。一応ウィルの育ての親。

フォース:制御者の一人で、最高位の色を制御する。現在、ステラの制御者として下界で暮らしているが、天界へと戻ってくることもしばしば。

これくらい知っていれば大丈夫かと。私のキャラ達はあれですよ。空海を知ってれば分かる!←
それでは、神様の世界を覗いてみましょう!!


★転生の神様と紅の制御者★
ここは天界。様々な神様達が暮らす世界。
基本的に人目に触れることはない神々ではあるが故に、知られてはないけれど、人々のためにいろんな仕事をしている。
「……んっしょ。んしょ」
真っ白で長い髪を引きずりつつ、少年の体には酷なほどの大量の本を抱え、廊下を歩いていた。
ふらふらと頼りない足取りで歩く彼─転生の神、アルフ様。危ないなぁと思いつつ、声をかけようとした瞬間、バランスを崩した本が数冊ばさばさと盛大に落ちてしまった。
「あ、あぁ~……」
しょんぼりした声を発した後、どうにかこうにか拾おうとする神様だけど、その手は全く届いていない。申し訳ないけれど、無理だと思う。
「拾いますよ。アルフ様」
「ん? あ、フォースくん! ありがとー! この姿だと腕が短くて届かないんだよ~」
おれよりも小さなその体では当然だろう。
落ちている本を拾い、ついでにアルフ様の抱えている本を適当にかっさらう。
「半分持ちます」
「わぁい♪ フォースくんは優しいね」
中性的な顔つきのせいか、少女にも少年にも見えるこの神様は、屈託のない笑顔をおれに向けてから前を歩く。ついてこい、ということなのだろう。それに黙って従った。
「それにしても、まだ下にいるはずの君がいるってことは、何か用事だったんじゃない? 今更だけど、僕に構ってていいの?」
「あー……まあ、どうせ大したことじゃないんで」
マスターの切羽詰まった声に、とりあえずこちらに来たという経緯はある。しかし、どうせあれが終わらないとか、これがないとか、どうでもいい呼び出しなのだ。その証拠に、他の仲間達からは、のんびりした挨拶が返ってきた。
「そっか。それじゃあ、部屋までよろしくね」
「仰せのままに」
「……ふふ。君の敬語は聞きなれなくて、なんだかむず痒いねぇ♪」
……それを言われたおれはどうすればいいんだろう?
「ファウスさんやウィルくんには、砕けてるじゃない? それを見慣れてるから」
「……毎度毎度、お見苦しい姿を見せてしまい申し訳ないです」
今まであったあれこれを思い出して、つい謝罪する。アルフ様はこういうの全く気にしないお方ではあるけれど。
案の定、いいんだよ、と満面の笑みで返された。
「アルフ様」
「なんだい?」
「本来のお姿であれば、おれの手助けなど不要ではないですかね。今更ですが」
この少年の姿は仮の姿。本来はこんなチビッ子ではなかったはずなのだ。……ま、ぶっちゃけ、おれも本来の姿を見たのは遠い昔ではあるし、この人の全ては知らない。何より、興味もない。
おれの言葉に少しだけ考えると、パッと笑う。
「この姿で数千年いるわけだから、もうこっちに慣れちゃった。だから、これを運ぶためだけに姿は変えたくないよ~♪」
面倒くさいのか。
「そ! 面倒くさいの~♪」
……ちらりと見える違和感の色。姿を戻さないのは、きっと面倒くさいだけじゃないんだろう。うちのマスターじゃあるまいし。
だからといって、言及する意味はない。
おれはただ、そうですか、と一言返した。
「あ、ついたついた! ちょーっと待っててね!」
アルフ様は片手を宙に掲げ、魔法陣をささっと描く。これ、半分おれが持ってなかったら、床に一度置いていたのだろうか。
恐らく、解錠の魔法を発動させると、扉が煙のように消えていた。世の中には便利なものがあるものだ。
「さっ! 入って入って。中に運んじゃってね」
「はい」
促されるまま、入室する。部屋の内部は物こそ多いものの、整頓されている。どっかの馬鹿マスターとは大違いだ。そんな部屋のどこからか漂う薬の匂いに、おれは部屋をぐるりと見渡す。
……あの扉の先か?
なんの変哲もない扉の奥。つまり、別の部屋から匂ってくるらしい。アルフ様はなんか色々作ってるみたいだから、おかしな話ではないけれど。
「何か気になるものでもあったかい?」
「うえぇっ!? あ、いや、何でもないです!」
慌ててアルフ様の方を見ると、ニヤリとどこか面白がるように笑っていた。
「いいんだよ。僕は気にしないから♪ ここにはウィルくんやファウスさんくらいしか来ないからねぇ……だから、フォースくんが訪ねてくるなら、歓迎するよ?」
……はい?
「そこにある魔術の本、気になるんでしょ~♪ ちらちら見てるの分かってるよ!」
あーはい。そうっすね。そっちも見てました。……見てたけど、気にしてたのはそっちじゃねぇ。
おれがどう答えようか迷っていると、アルフ様は
「……まあ、半分冗談なんだけどねぇ♪」
と、けらけら笑った。
何がどう半分だったのかは分からない。
そんなことよりも、これ以上ここにいると何言われるか分かったもんじゃない。早々に退出しよう。元々、アルフ様に用事はないのだから。
「では、おれはこれで」
「うんっ! ほんとにありがとね? 今度、何かお礼させてね~」
「なっ! いや、いいです! このくらい……神に仕える我々にとっては当たり前ですので」
「細かいことは気にしない! ね?」
え、あ、えぇ……? 細かいか? これ?
釈然としないまま、おれは踵を返し、部屋を後にしようとした。
したってことは、できなかったわけで……
「あぁぁー!! フォースくん、待って!!」
突然、大声を出したアルフ様に、パーカーの裾を思い切り引っ張られたのだった。思いがけない相手からの不意打ちに情けないことに反応もできず、おれは尻餅をつく。
「な、何!? なんすか……?」
「伝言頼みたくて」
言葉使え! 言葉!! 何のための口だ!?
「あんた、神様なんだから、力の加減考えてくださいよ……! 見た目以上に強いんだから」
……あぁ、くそ。半分、素が出てる。気を付けないと。この方はマスターや兄貴じゃないんだから。
若干乱れた口調を咎めず、アルフ様は変わらない笑顔を浮かべた。
「あははっ! ごめんね? でさ、フォースくん。今からファウスさんのところ行く?」
「え? まあ、はい。……今回はマスターに呼ばれたので」
「なら、『この前あった会議にファウスさん、サボって来なかったから、その件でちょっと僕から話すことがあるから、あとでそっちに行くね~!』って、伝えてほしいんだ」
ふうん? まあ、そんくらいなら……あ?
「……大変申し訳ありませんが、もう一度よろしいですか?」
「ん? 後で行くね?」
「もうちょい前」
「……サボって来なかった?」
「誰が?」
「ファウスさん」
「……」
おれは黙って立ち上がる。その動作をアルフ様がじっと見ていた気もするが、お構いなしだ。
「伝言、しかと承りました。この私が一語一句違わずに伝えると誓いましょう」
「うん。フォースくん、その笑顔は怖いよ?」
「あははっ! 何のことでしょう?」
アルフ様の部屋をにこやかに退出し、おれは元々向かっていた方向へと歩き始める。
「……あんのアホ!! なぁにサボってんだ! 迷惑かけるなっていつも言ってんだろうがぁぁ!? おい、マスターこの野郎!!! どこだ!」
荒れに荒れるおれの後ろ姿を、アルフ様は影から様子を窺っていたらしく。
「……ふふ。あの様子だと、ちゃあんと伝えてくれそうだね。フォースくんだし、心配はいらないかな?」
……という呟きは当然、おれに届くことはなかった。



~あとがき~
一周年記念! 第一弾でした。

次回、神様達と制御者達と猫の話。
現時点で言えば、全員集合話になる、はず。

お察しの通り、アルフというのは、友人キャラですね。名前だけの登場のファウス、レイ学メインキャラのフォースは私のキャラです。
フォースはともかく、ファウスを覚えている方がいらっしゃるのか怪しい気もしますが……空海でも、フォースの上に立つ神様でした。ビクティニでしたね。覚えてるかな……?
空海とこちらでは雰囲気違うかもですが、レイ学マジックのせいです!

ではでは!

レイ学 1周年!

やばば。1周年。この前、100話記念したのに……!? やばばば。
間髪入れずに記念イラスト……!

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↑おめでとうイラスト
ラル&ツバサちゃん。The.主人公コンビ!


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↑相方mike猫様より、ラル&ツバサ

相方も描いてくれました!
忙しいのにありがとうぅぅ!!


そして、ちょっと前に話した企画のお話をば。

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↑こいつらが主役

誰だ、貴様ら。
そう思う方もいるでしょう。大丈夫。次回更新で分かるから!


さてさて。話を真面目にしていきましょうかね。せっかくの1周年(?)なので。
レイ学を書く経緯を記録として残そうかな(笑)

きっかけ、というか、始まりはシナリオ担当、相方のmike猫様でした。相方とのメッセージのやり取りで、「お互いのキャラを擬人化させ、学パロみたいなものをやりたいから、キャラ(ピカ達)を貸してほしい」と言われたんですね。
mike猫様との付き合いは長いのもあって、私は二つ返事で了承。資料としてイラスト描いてみたり、設定聞いて楽しんだりとしてました。
私が描くとか書くとかはマジで何も考えてなかった。……このときはな!?
まあ、それからなんとなく、時間は過ぎて、私も趣味の範囲ではあるものの創作大好き人間。あれこれ想像するようになり、ぽろっと「もうこれ、小説として書きてぇ! 妄想止まんないっす!!」と言ったんです。今思うと、なんちゅう暴露してんねんって感じなんですけどね!(笑)
こんなアホみたいなお願いの返答は、「今考えてる設定をまとめて見せようか?」という女神のような対応。そりゃあ、「お願いします!!」となるよな? やってもいいよって言ってくれたんだぞ?

はい。ここから、私達のレイ学がスタートしたわけです。

そして、去年の2019年の本日。第1話を投稿しました。
擬人化しているとはいえ、空海でわやわやしたり、シリアスひゃっほいするピカ改め、ラル達がファンタジーな世界で学生してるのはなかなかに面白い。だから、ずっと続けてやってきていますし、私も相方も飽きずに突っ走ってるわけであります。
2年目に突入しても、突っ走る予定です。
気が向いたら、ラル達、ツバサちゃん達の学園生活を覗いてくれますと幸いです。
……今のところ学生してる場面少ないけど(笑)


こんな経緯があり、私と相方のキャラが混在する世界、レイ学が誕生しました!
今にして思えば、無茶なお願いを叶えてくれたなぁと。ありがとう……大好きやで…(笑)

前述した通り、まだまだ突っ走る予定です!
これからもよろしくお願いします!!

次回更新から、本編はお休みして、特別編!
特別編は来週まで続きます! お楽しみに!!

ではでは!

レイ学 キャラまとめvol.2(後編)

こちらは教師とその他キャラプロフとなっています。
まさか、二つに分ける羽目になるとは……!!
ということで、こちらも名前順に並べ、友人宅のキャラ、考えてくれたキャラは名前の後ろに「☆」がついています。参考までに!




5.レイ学 教職員
名前:イグニース・フェルド ☆
年齢/性別:20/男
種族:牙狼
所属:非常勤講師
   剣術部コーチ
   探検家(冒険家)
メモ:初登場は剣技大会編。(Bブロック終了後)
   寛大で前向きな性格。頼れるお兄ちゃん。基本、何があっても笑っているか、仕方ないな~みたいに構えているのがデフォルト。しかし、一度怒らせるとこれ以上にないくらい怖い(らしい)。
   学園では冒険科の非常勤講師として教鞭をとっている。また、剣術部のコーチもしており、本業の探検家の傍ら、楽しんでいるご様子。時折、実の弟であるアラシと試合しているのが目撃されている。本人は本気でやってないんじゃないかな。
   同じ学園の高等部養護教諭であるリアとは、幼馴染みであり、恋人であり、元相棒。学園一のラブラブカップルとして有名だが、本人は全く意に介していない。
   血の繋がった兄弟はアラシのみであるが、アラシの幼馴染み組や仕事柄面倒を見ている、気にかけている探検家、探検隊の子達を弟、妹のように思っている。ラルやティールも例外ではない。

サンプルボイス
1「レイ学のOBで探検家兼非常勤教師のイグニース・フェルドだ♪ 高等部には弟もいるからそれも含めてよろしくな♪」
2「おっ? リアのことか? お前らの知っている通り、相変わらずラブラブしてるぞ~♪」
3「そんじゃあ、授業を始めるぞ~♪ ちゃんと聞かないと容赦なく減点していくから居眠りとかするなよ~?」


名前:セラフィーヌ・ケアル・レイディアント ☆
年齢/性別:35/女
種族:兎族
所属:レイディアント学園理事長
メモ:初登場は入学式準備編。(理事長という肩書のみ登場。本人は未登場。)セリフありの登場は剣技大会編。(開会式)
   学園内では真面目でしっかりとした一面を持ちながら、家ではどこか抜けているところがある。優しい笑顔を浮かべているが、付け入れる隙などはなく、ラル曰く、「プリン校長と似ている」とのこと。その為、プリンと顔を合わせた時は、謎のほんわか空間が発生するとかしないとか。愛称は「セラ」。
   ラル、ティールが中学二年次頃に父の跡を継ぐ形で三十歳という若さで学園の理事長に就任。理事長という立場上、生徒の目に触れる機会はほぼない。また、年齢故に、他校のトップからは舐められる節があるが、父親譲りの威圧感で周りを圧倒させる。
   理事長就任以前は教師をしており、専門は魔術関連であるが、探検家の経験もあるため、そちらの知識も豊富。更に、探検、考古学、政治、医療などなど、様々な業界の著名人と知り合いであり、人脈も広い。
   ツバサとツルギの母であり、アルフォースの妻。また、ツバサ達幼馴染み組とは全員、家族ぐるみで仲良し。子供達が小さい頃は、仕事で忙しい親(自分も含む)の代わりに屋敷の使用人を託児所代わりにしていた。

サンプルボイス
1「レイディアント学園、理事長のセラフィーヌ・ケアル・レイディアントと申します♪ 以後お見知りおきを♪」
2「あらあら♪ 二人とも? そんなにいっぺんに喋ったら分からないわよ? 順番に話してみてご覧なさいな♪」
3「レイディアント学園にお越しくださり、誠にありがとうございます。どうぞ、ごゆっくり学園内をご覧ください♪」


名前:ノウツ
年齢/性別:?/男
種族:人かハーピーか決めてないですね←
所属:レイディアント学園高等部 教頭
   フェアリーギルド(マスター補佐)
メモ:初登場は入学式準備編。
   口煩く、見栄っ張りで、特に後輩達にはよく見られたい願望がある。が、下心が透けているために尊敬はされていない。(一応)愛されてはいるが。自由な親方と好き勝手しまくる後輩達の板挟み状態。胃が痛いポジション。
   学園では教頭の地位にいる。なぜその地位にいるのかは謎だが、校長プリンをコントロールするためにそのポジションにいるのかもしれない。ギルドでは、プリンの右腕としてメンバーを取り仕切るものの、あまり能力は発揮されていない気もする。また、情報通であり、物知り。
   若い頃はプリンの相棒として探検隊活動をしてきた。長年の間柄であり、言葉を交わさずとも意思疏通は可能。とにかく、プリン命なところがある。

サンプルボイス
1「ワタシはレイディアント学園高等部教頭であり、フェアリーギルド所属のノウツだ♪ 安っぽい勧誘はお断りだよ♪」
2「あぁ、もう! うるさいよ!! 静かにしていろ。親方様のありがたぁいお話しの途中だろう!!」
3「仕方ないだろう。ワタシは兄弟子であり、お前達は弟妹なのだから。いいかい。これがギルドの鉄の掟だよ!」


名前:プリン
年齢/性別:?/男
種族:人
所属:レイディアント学園高等部 校長
   フェアリーギルド(ギルドマスター)
メモ:初登場は入学式準備編。
   ほわほわして、何を考えているのかよくわからない不思議な人。そんなんでも真面目にするときはするし、考えるときは考える。基本、好き勝手に生きているが、見えないところで仕事はする。が、忘れる確率の方が高い。
   学園では高等部校長という肩書きを持つ。彼を知る人々はみな、なぜプリンが選ばれたのか永遠の謎であると語る。きっと、本人も何か意図がある……はずもなく、好き勝手に生きている(二回目)。ギルドでは、フェアリーギルドのギルドマスターをしていて、多くの探検隊、探検家からの信頼も厚い。これでも国をまとめるお偉いさん。
   セカイイチが大好きで、友達も大好き。ギルドメンバーのことも好きだし、仲良くしてくれる人はみんな好き。だが、これらの一つでも脅かされると「たあぁぁぁ!!」に巻き込まれるので注意。

サンプルボイス
1「やっほやっほ! ボクはプリン! がっこーの校長? やってて、フェアリーギルドの親方! 仲良くしてね! ともだちー!」
2「すぴー……」
3「……ねえ、ノウツ。ボクのセカイイチ、どこ?」


名前:リア・フォルテ ☆
年齢/性別:20/女
種族:チンチラ
所属:レイディアント学園高等部 養護教諭
メモ:初登場は剣技大会編。(Bブロック終了後)
   性格は誰に対しても優しく、穏やか。しかし、どこか天然なところも……? 普段は聞き上手で様々な相談事を聞き、アドバイスをしている。しかし、恋愛に関しては初心なところがあり、反応が可愛らしい。恋人はもちろん、周りからも茶化される程。
   学園では高等部の養護教諭として、保健室に常駐している。その保健室は生徒達の憩いの場と化しているとか。リア本人もその現状を良しとしてる節があり、時折、お茶会が開かれているとか。
   冒険科の非常勤講師をしているイグニースとは、幼馴染みであり、恋人であり、元相棒。公衆の面前でイチャイチャしているのも見かける。イグニースとは違い、嫌がる素振りをみせるものの、満更でもない。
   ツバサの料理の師匠であり、彼女から「師匠」と呼ばれている。また、幼い頃から知っているアラシ達を本当の弟、妹のように可愛がっている。探検隊の絡みで知り合ったラルやティールも似たような感じだが、ラルにはいいように遊ばれることも多いような……(笑)

サンプルボイス
1「養護教諭のリア・フォルテと言います。イグ同様、私も学園のOBですのでよろしくお願いしますね♪」
2「イグ!? 生徒たちの前でそんな堂々と言わなくてもいいでしょ~!!(照)」
3「あらあら♪ ラルちゃん、どこか具合が悪いの? それとも今日もおサボりしちゃったのかしら?」




6.その他
名前:ウィル
年齢/性別:?/男
種族:?
メモ:初登場は剣技大会編。(トーナメント準決勝前)
   常に明るく、フレンドリーな性格。原作知ってる人は分かると思う。こちらでもそういう立場なので、残念な神様です。←
   フォースをかーくんと呼び、彼を実の弟のように接している。まあ、ぶっちゃけ誰に兄扱いされても嬉しいので、チョロい。

サンプルボイス
1「俺はウィル! よっろしく! 気軽にお兄ちゃんって呼んでくれていいんだよー!?」
2「かーくぅん!? 俺のこと見てる!? おーーい!! はっ! 無視ですか! まあ、いいよ。勝手に後ろ着いてくからさ♪」
3「あっは! なんか相変わらずだね。ま、俺がいる限りは治したげるけどさ」


カグラ一家
名前:ダイジュ
年齢/性別:20前半/男
種族:人
メモ:初登場は剣技大会編(屋台巡りにて、名前のみ)。
   性格は多くは語らないものの、弟であるイツキはいい感じに使いまくる。
   イツキの兄であり、マツリの弟。柔道の心得があり、現在は己を鍛えつつ、様々な体術を身に付けるために修行に勤しんでいる。


名前:マツリ
年齢/性別:20前半。ダイジュよりは上/女
種族:人
メモ:初登場は剣技大会編(屋台巡りにて、名前のみ)。
   男兄弟に囲まれたせいか、性格は勝ち気で強引なタイプ。体格のいいダイジュすらぼっこぼこにしちゃうくらいである。
   ダイジュとイツキの姉。弓道の才覚を持ち、魔物討伐の後方支援として呼ばれる程。


名前:リンドウ
年齢/性別:70代とか。おじいちゃん/男
種族:人
所属:剣道道場師範代
メモ:初登場は二年幼馴染み組の休日回。
   静かな性格であるが、誠実な一面があるため、悪いことは悪いときっぱり切り捨てる。
   イツキとユーリの剣の師匠。

サンプルボイス
1「……リンドウと申す。なぁに。ただの老いぼれさ」
2「やれやれ。うちの馬鹿孫達は今日も騒がしいねぇ?」
3「イツキ、ユリ坊。心が乱れとるよ。しゃきっとせんかね」


ケイン一家
名前:アリシャ
年齢/性別:10~11/女
種族:牙狼
所属:普通の小学校通い
メモ:初登場は二年幼馴染み組の休日回。
   お兄ちゃん大好きだけど、それを素直に言えない年頃の女の子。おませさん。
   ユーリを『にぃ』と呼び、好き勝手に言いたい放題の毎日。しかしそれも、構ってほしいが故の行動であり、それはあまり実を結ばないのが最近の悩み。ユーリが呼び出す狼達と戯れるのが大好き。

サンプルボイス
1「あたし、アリシャってゆーの! みんなからは、アイってよばれてるよー!」
2「んうぅぅー!!! にぃのばかー!」
3「もふもふ! にぃ、もふもふ!」


名前:マリア
年齢/性別:40代前半/女
種族:人
メモ:初登場は二年幼馴染み組の休日回。
   物静かであり、後ろから我が子の成長を見守る女性。ユーリとアリシャを心から信頼している。特にユーリ。
   夫が仕事場から全く帰ってこないのは気にしていない。むしろ、好きなことをしている彼が好きみたいなところがある。

サンプルボイス
1「ユーリとアリシャの母、マリアです。どうかよろしくお願いしますね」
2「お兄ちゃん、アイちゃんをよろしくねぇ♪」
3「あら、パパ。帰っていたの? そんなところで寝ないでください。風邪を引いてしまうわ」


ケアル一家 ☆
名前:アルフォース
年齢/性別:37/男
種族:狐族
所属:明けの明星(親方補佐兼技師)
メモ:初登場は剣技大会編(氷山解体後)。
   穏やかな性格で、セラと共によくニコニコしながら子供たちの成長を見守っている。愛称は「アル」。
   現在、ギルド「明けの明星」の親方であるルーメンの補佐役をしている。元々、手先が器用で、親方補佐になる前はギルドで武器や日常道具を作る技師をしていた。(現在も補佐の仕事の合間をぬっていろいろ作っている)ちなみに、ツバサの手先の器用さはアルフォース譲り。
   セラの夫で、ツバサとツルギの父親。婿入りした立場故、彼は『レイディアント』のセカンドネームを持っていない。
   実は、ラルの『時空の叫び』に似た能力を持っているとか……?


名前:ツルギ
年齢/性別:12/男
種族:狐族
所属:明けの明星(次期親方)
メモ:初登場は落書き事件編。
   天邪鬼な性格で、実の妹であるツバサ大好きお兄ちゃん。お年頃なのか、兄としてかっこよく見せたいと思っているおませさんでもある。
   ツバサとは双子のため、見た目も背丈も彼女に似ている。唯一の違いと言えば、ピンと立っている耳と、左右非対称の黒と赤の瞳である。
   妹が持ち出してくる話題に何かと出てくるラルに嫉妬し、敵意を向けていた(本編17話~参照)。現在は落ち着いてるとの話だが、密かに仕返しの機会を虎視眈々と狙っているとか、いないとか。


名前:ルーメン
年齢/性別:67/男
種族:兎族
所属:明けの明星(ギルドマスター)
メモ:初登場は剣技大会。(予選中。名前のみ)
   セラの父であり、ツルギ、ツバサの祖父。
   どうやら親方をしているギルドだけでなく、彼自身も有名らしいが、詳細は不明。



名前:タイガ
年齢/性別:20代前半/男
所属:探検家
メモ:初登場は剣技大会編(昼休憩)。
   性格は短期でプライドが高い。
   イグとリアの知り合いであるが、彼らとは到底似ていない性格をしている。ラルやティールとも面識はあるが、二人ともいい印象はない。


探検隊スカイ
名前:クラウ・スプレイグ
年齢/性別:21/女
種族:ハーピィ
所属:空の国 次期女王
   探検隊スカイ
メモ:初登場は部活動見学編後の休日回(名前のみ)。
   マイペースなお姫様。成人はしているのに、周りに心配されるくらいにはマイペース。
   チームでの立ち位置は配達、素材採取依頼をメインに各地を飛び回っている。運び屋さん。雫とコンビを組む。
   ティールとは親同士の交流があったため、幼い頃からの知り合い。留学中のティールの居場所をどこからか掴み(それまで、ティールは彼女に一切喋ってこなかった)、彼を訪ねたのがきっかけで、探検隊に興味を持つ。そこから何やかんや色々ありつつも、スカイへと入隊を果たした。


名前:雫
年齢/性別:5(肉体年齢)/男
種族:?
所属:保育園
   探検隊スカイ
メモ:初登場は入学式編(名前のみ)。
   性格は無邪気で良くも悪くも素直で真っ直ぐ。疑うことを知らないために、トラブルメーカー(その1)としてラルの悩みの一つ。
   チームの立ち位置は完全サポーター。敵の位置を探ったり、追跡したりが主な仕事。攻撃もどっかの誰かさんに似て、強力ではあるが手加減がいまいちなので前に出るなと言われている。クラウとコンビを組む。
   とある深海ダンジョン最深部にてラルとティールに保護されたのが始まり。そこから紆余曲折ありつつもチームに入隊。彼がどんな存在なのか誰も理解しておらず、フォース曰く、「神格の卵」らしい。そのため、成長速度も例に当てはまらない。


名前:灯
年齢/性別:14/女
種族:狐族
所属:中学生
   探検隊スカイ
メモ:初登場は部活動見学編後の休日回(名前のみ)。
   性格はイタズラ好きのじゃじゃ馬娘。チームのムードメーカーでもあり、トラブルメーカー(その2)。ラルの悩みの原因は大体、こいつ。
   チームの立ち位置は、特攻隊長。圧倒的な攻撃を操り、敵を翻弄する。悪く言えば、考えなしに敵へ突っ込む囮役。ムーンとコンビを組む。
  親もなく、様々な手段を用いて生き延び、平たく言えば盗賊みたいなことをしていた。そこをラルとティールに捕まるものの、被害総額をスカイが全額負担するという条件で、周りを納得させて灯をチームへ率いれた。なぜ、ここまでしてくれたのかラルから聞き出そうとするも、ことごとく失敗。灯本人は聞けず終いである。


名前:ムーン・ディーラ
年齢/性別:22/男
種族:人
所属:探検隊スカイ
メモ:初登場は部活動見学編後の休日回(あとがきで名前のみ)。
   性格は基本、丁寧で優しい。しかし、敵や相棒の灯には厳しく、クールな一面も。チームの年長者らしく、頼れる大人である。
   チームでは、情報収集を主な仕事としており、数日間ダンジョンに籠りっぱなしなのも珍しくない。何日も音信不通も当たり前である。灯とコンビを組む。
   住んでいた村から『災いの子』と呼ばれ、村から出る。放浪の旅をしている最中、ラルと出会い、モンスターの大群を協力して倒したのがきっかけで、チームへ入隊。なんの偏見もなしに接してくれたラルに信頼を置いている。


探検隊ヒナギク ☆
名前:ピース・シオン&スペラ・クレナイ
年齢/性別:どちらも19/男
種族:鬼族
所属:明けの明星
メモ:初登場は剣技大会編(昼休み中)。
   髪が紺色で額の角が1つがピース。
   髪が藍色で額の角が2つがスペラである。
   イグニースとリアの後輩で剣技大会でゲストとして登場する予定だった2人。現在、病院にてタイガから受けた怪我を治療中……


フェアリーギルド
名前:リム
年齢/性別:16/女
種族:エルフ
所属:フェアリーギルド
メモ:初登場はイタズラ事件編(名前のみ)。
   普段は真面目に仕事に取り組む熱心な少女だが、イベントやここぞという舞台を任されると、趣味全開で大暴走しまくる(一部の)厄介者。
   ギルドでは事務処理や料理(調理)担当。イベントを任されると、そちらを一手に引き受ける代わりに普段の業務は無視する。
   リン同様、外での仕事はないものの、実は武闘派。イベントの手伝いを渋る仲間達を、有無言わさずに従わせる程の実力はあるとの噂も。

名前:リン
年齢/性別:20代前半/女
種族:人
所属:フェアリーギルド
メモ:初登場は休日回。
   親方に対してミーハーなところもあれど、おっとりした性格。
   ギルドでは依頼の受注、施設利用案内、相談窓口と総合受付嬢として働く傍ら、料理(食料庫管理)担当をしている。
   外での探検はほぼしないため、目立つタイプではないのだが、笑顔でさらっと恐ろしい発言をしたり、物怖じしない辺り、やっぱり、あのフェアリーギルドの一員だと周囲に認め(?)られている。

サンプルボイス
1「ようこそ、フェアリーギルドへ! 私は受付担当のリンです。何かありましたら、何なりとお申し付けくださいませ♪」
2「きゃっ。流石、親方ですっ♪ 一生ついていきます!」
3「あらあら。また喧嘩ですか~? 物を壊さない限りはいいんですけどね~?」


名前:鈴流
年齢/性別:享年10代後半/女
種族:?
メモ:初登場は剣技大会編(決勝戦)。
   人を疑うことを知らず、ポジティブを全面的に出したような性格をしている。底無しに明るく、アクティブ。
   かつて、『赤の継承者』としてフォースと過ごしていた過去がある。なんやかんやあって、今は彼の持つ自身のリボンを依り代に付喪神として生活。フォースの恋人を名乗ったり、奥さんと名乗ったり。立場はふわふわしている。
   ラルとは波長が合うのか、何かと「体貸してください!」とお願いする間柄。用途は料理してみたいとか、あれ食べてみたいとか、フォースには知られたくはないけれど、案外些細なお願い事だったり。

サンプルボイス
1「はいはいはーい! 私は鈴流! フォースをお守りする神様なんだよー!
……あれ、違ったかな? まあ、なんでもいっか。よろしくねー」
2「はうぅっ! 駄目だよ、ラルちゃん! それは内緒の話ー!!」
3「大丈夫。私は頑張ってるの知ってるから。そんな貴方かだぁいすきなんだからっ」



~あとがき~
はい! 終わりました!!
多いね! 数えてませんが。
出てきてはないけれど、まだまだ未公開キャラはたっくさんいますし、今後も色んなキャラが出てくることでしょう。
プロフまとめの次があるかは謎ではありますが、ここで一度終わりとさせていただきます。
まだまだ序盤のレイ学。数多くのキャラクター達と我々で支えて参りますので、これからもよろしくお願いします!

ではでは!

レイ学 キャラまとめvol.2(前編)

100話記念的な。ゆーて、そこまで人出てきてないけど。(多分)
この前の50話突破したときに出した、単語集のキャラバージョンでふ。かなり長いです。二つに分けちゃったくらいです。
名前が出てきている子達だけを集めてますので、名前のないモブさんは無視します。とはいえ、メインどころ以外は短くなってます。しゃーない。
こちらは生徒のみとなっています。また、並べ方に困ったので名前順です。困ったときの名前順。
名前の後ろに星マーク『☆』がついているのは、友人宅のキャラ、もしくは、友人が考えてくれたキャラです。ご参考までに。



1.レイ学 高等部 3年生
名前:アリア・ディーネ ☆
年齢/性別:18/女
種族:人魚族
学科:冒険科
所属:暗殺ギルド レイヴン
メモ:初登場は部活動見学編。
   性格は無口なクールキャラ。しかし、食べ物が絡むと良くも悪くも性格が豹変する。食べることをこよなく愛し、お腹が空けば、とりあえず何か食べている。かなりの大食いで、アラシ曰く、「アリアの胃袋はブラックホール」だとか。限界を知らない。
   学園では誰かとつるむこともなく、教室にも気まぐれに出没するくらい。いても授業中は寝ていることが多い。
   ツバサ達幼馴染み組で一番の年長者。その為、小さい子が好きで面倒見もいいが、アラシやレオン等の男子組に対する扱いは酷い。(アリア自身、少し男嫌いがあるからというのもある)
   休日は主に暗殺の仕事か、家で武器の手入れ、又は街に出て大食いチャレンジをやっている店探しをしている。チャレンジを楽々クリアするので、飲食業界からは「チャレンジ破り」と言われているとか。
   食に関する欲望には忠実で、アリアが腹が減っている状態であれば警戒するべしという幼馴染み組での暗黙の了解が存在。仮に、アリアが暴走してしまったら生贄(?)としてアラシかレオンが被害に遭うのも通例だったり……?
   
サンプルボイス
1「……冒険科、三年……アリア・ディーネ……まぁ……よろしく……?」
2「(*´ω`*)モグモグ」
3「………ごはん!?( ☆∀☆)キラーン」


名前:セジュ・クルール
年齢/性別:17~18/男
種族:人
学科:魔術科
所属:園芸部
メモ:初登場は剣技大会編。(予選Dブロック)
   お察しの通り、名前だけのモブ様です。いつか何かあるといいね((


名前:ティール・クランド
年齢/性別:18/男
種族:人
学科:冒険科
所属:生徒会(副会長)
   探検隊スカイ(サブリーダー)
メモ:初登場は入学式準備編。
   性格は真面目な優等生。普段はラルに振り回されっぱなしではあるものの、彼女のよき理解者であり、最も信頼している人物でもある。その立場から、仕事関連はかなり強気に出る。リンゴが大好き過ぎて、「そこら辺残念だよね」とラルやフォースに言われているものの、全く気にしていない。
   学園ではサボり魔なラルやフォースを引っ張って授業に参加させたり、生徒会の雑務をこなしたり等縁の下の力持ち的ポジション。
   学生の傍ら、探検隊としても活躍しており、ラルと共に依頼を受けたり、探検へ行くこともしばしば。彼的に探検は滅多に行けないために、心踊るイベントの一つ。
   学園のある国とは別の国……通称、海の国皇太子。所謂、王子様。レイ学には留学生という立場だが、本人は身分に縛られない今の生活をかなり気に入っている。王権放棄したい気持ちと王族としての責任感に揺れまくっている今日この頃。

サンプルボイス
1「ぼくは冒険科三年のティール・クランド。……ところで、ラル見なかった? 生徒会室から勝手に抜け出したんだよ。そんなことしたところで、仕事はなくならないのにさ」
2「任せて。こっちはぼくが引き受ける」
3「ぼくの相棒が止まるわけないんだよ。ぼくも同じ。お前らを倒すまで止まってやらない。今更、泣いて許しを乞うても遅い。……ラルを怒らせるってそういうことだ。覚えておけ」


名前:フォース・ブロウ(カルマ)
年齢/性別:?/男
種族:人
学科:冒険科
所属:生徒会(書記兼会計)
   探検隊スカイ
メモ:初登場は入学式準備編。
   性格は冷静で頼りになるお兄さんだが、親しい相手にしか力を貸さないため、基本は冷たく、面倒臭がりである。彼に人情なんて存在しないものの、ラルやステラの命令には従う。また、恋人であり、将来を約束した鈴流には何かと振り回されるが、本人もやられっぱなしな訳がないので、まあ、おあいこ。
   学園では教室にも顔を出さず、生徒会室に籠っていたり、屋上やら学園のどこかで昼寝したりと、かなり不真面目。生徒会の仕事は任されればやる程度。ラル程、放置はしない。
   ラルに(半ば強引に)誘われ、生活費諸々のためと彼女率いる探検隊へ加入している。休日にふらりと出かけて、さっさと帰ってくる。基本ソロだが、ラルとティールと三人で受けることも多い。
   彼の正体は力を司る神の使いであり、制御者と呼ばれる存在。それとは別に色々と抱えているものの、特に知らなくても作品に影響はないので省略。

サンプルボイス
1「あ? 自己紹介? んなのいいよ。おれなんて忘れ……はい。駄目っすか。……あー、冒険科三年のフォース。仕事うんぬんは、おれじゃない誰に言って。面倒なんで」
2「だっる。どうでもいいわ~……それ」
3「おれが動く理由なんて、主様の命令以外に存在しねぇんだよ。おら、さっさと終わらせようぜ」


名前:マル
年齢/性別:17~18/男
種族:人
学科:冒険科
所属:大会実行委員会(委員長)
メモ:初登場は剣技大会編(前日編で名前のみの登場。本人は当日の話し合いの場が登場回)。
   性格は物腰の柔らかいおっとりした人。ラルやティールとは二年次に同じクラスだった。
   去年も剣技大会実行委員として参加しており、当時の委員長に「来年よろしく」されてしまって、それを引き受けた形である。本人的には人を引っ張るのは得意ではない。

サンプルボイス
1「冒険科三年のマルと言います。えーっと……よろしくお願いします」
2「あ、っと……そうだね。それはこっちでお願いしようかな?」
3「力不足かもしれないけれど、頑張ってみるよ。任せてね」


名前:ラル・フェラディーネ
年齢/性別:18/女
種族:人
学科:冒険科
所属:生徒会(生徒会長)
   探検隊スカイ(リーダー)
メモ:初登場は入学式準備編。また、本作の主人公枠(その1)で、語り部(その1)。
   性格は不真面目なおサボり常習犯で、スイッチが入らないとダメ人間まっしぐらな奴。しかし、彼女の根底にあるのは優しく、仲間思いという真面目な少女。それ故、色々と抱え込む癖があり、隠れ苦労キャラで本心を表に出すのは苦手。(本編と変わらないね←)
   学園では生徒会長として日々、仕事に追われているが、それらをのらりくらりとかわしつつ、ツバサを愛でるのが日課。フォース曰く、「ツバサが絡むとポンコツ化する残念な奴」だそうな。
   探検隊スカイとしても活躍しており、それなりに名を上げ、リーダーをしている。また、ギルドの修行は高等部入学と同時に終わらせている為、現在、ギルドには所属せずにフリーで活躍中。
   基本、何でもできる天才ではあるものの、魔術関連の知識は皆無で苦手分野。それでも、戦いの場では持ち前の勘と分析力でカバーしきっている。

サンプルボイス
1「冒険科三年、生徒会長のラルでーす。え? あ、仕事? いやまあ、ティールにでも言っといてよ。ほら、私、すぐ忘れるしー!?」
2「可愛いは正義! これが世の理! OK?」
3「私の仲間に手を出すということは、私を敵に回すと同義だ。……覚悟はいいかしら?」


名前:リュウ ☆
年齢/性別:17~18/男
種族:人
学科:冒険科
所属:放送部(部長)
メモ:初登場は剣技大会編。(当日の話し合い話)
   性格は超ハイテンションでうるさい。
   学園で放送部として、定期的にお昼の校内放送番組のパーソナリティーをやっている。その放送ですら、かなりうるさいが、内容は生徒から好評で、大体のクラスは教室のスピーカー音量を低くして聞いている。ちなみに、学校のイベント事の実況はほぼ彼がやっている。

サンプルボイス
1「冒険科三年! 放送部、部長のリュウだ! 皆、盛り上がって行こうぜぇぇぇ!」
2「え? 声がうるさい? でも、これが俺のアイアンディティだからな! 音量を抑えることなんてできないぜ!!」
3「おいおい相棒~? そんなひよっこの声じゃ誰にも響かないぜ~?」




2.レイ学 高等部 2年生
名前:イツキ・カグラ
年齢/性別:16~17/男
種族:人
学科:冒険科
所属:生徒会
   剣術部
メモ:初登場は部活動見学編。
   性格は楽観的で考えるより体が動くタイプ。周りに(色んな意味で)愛され、本人もそれを知っていて行動することもある。今は落ち着いているものの、中等部時代は何かと喧嘩を売られ、片っ端から買っていた過去を持つ。不良って訳ではない。
   学園では部活が七割、生徒会が三割くらいの忙しさ。剣術部の専門部門は特に決めていないが、最近は舞部門に指名されることが多いのが悩み。生徒会でのポジションは、各部隊のリーダーを任せられるくらいの地位。
   家が数多くの分野の流派を継承している由緒正しき家柄の出身。イツキ本人は剣に才覚を見せる。しかし、兄、姉に言いように使われているためか、体術や弓道にも精通している。剣の先生は祖父。
   ユーリ、リリアーナとは幼馴染み。特にユーリとは赤ん坊の頃からの仲で、お互いに信頼しきっている間柄。

サンプルボイス
1「やっほやっほー! 冒険科二年! イツキ・カグラでーす! 生徒会と剣術部に入ってまーす! あと言うことないな。終わるわ!」
2「あー!! 助けて! テスト的な何かが俺を襲ってくるー!! やだー!」
3「俺に喧嘩売るってことはもれなく、もう一人ついてくるけどいい? 俺の相棒なんだけどね♪」


名前:シエル・シルフ ☆
年齢/性別:16/男
種族:竜族
学科:魔術科
所属:パルクール
   配達ギルド『天空の庭(スカイガーデン)』
メモ:初登場は部活動見学編。
   性格はおおらかで真面目。ツバサ達、幼馴染み組の中でも一歩後ろで見守る、落ち着いた少年。しかし、竜族特有の『逆鱗』に触れると、ミユル以外の人には手に終えないくらい激昂する。ミユルとはお互いの父親が兄弟の為、従姉弟の関係。お互いを「ミル」、「シル」と呼ぶ間柄である。
   パルクール部に所属しており、たまに遊びに来るラルとは親しい間柄。目が良いため、ツバサ達が入学する前は、度々ティールから逃げているラルの様子を遠くから見かけることも。そして「ラルさん、また逃げているんだな~……(;・∀・)」みたいな感じでラルを見守っていたりする(笑)
   シルフ家は代々配達ギルド『天空の庭(スカイガーデン)』の親方をやっており、現在はシエルを母親が親方を勤め、シエルは次期当主。休日はワーカーホリック気味で(主に空腹で)時折死にそうになる母親の介護(?)をしたり、ギルドの仕事をしたりと忙しい。
   ギルドの仕事時は基本、人の姿ではなく、竜の姿の方が多かったりする。ちなみに竜の姿のシエルは髪の色と同様の薄い水色の鱗を持っている。

サンプルボイス
1「魔術科二年のシエル・シルフです。同じ二年のミユル・ノフェカとは従姉弟にあたる関係ですので、どうぞよろしくお願いします」
2「ミル~。この荷物はここにおいてて大丈夫かな?」
3「こんにちは! 配達ギルド『天空の庭(スカイガーデン)』です! 荷物をお届けに参りました!」


名前:ミユル・ノフェカ ☆
年齢/性別:16/女
種族:樹妖精(ドライアド)
学科:魔術科
所属:園芸部
メモ:初登場は部活動見学編。
   性格はおっとりした優しい少女。面倒見もよく、後輩にも慕われている。しかし、植物、作物が絡むと鬼教官ぶりにその手腕を発揮するという一面も。
   学園でも真面目な優等生として評価を受けている。また、中等部時代から所属している園芸部では、知識と経験の豊富さから、現部長よりも部長している。
   実家は農園をやっており、幼い頃から植物に触れていた。更に、樹妖精特有の植物の声を聞く耳を持っており、作物に何かあった場合の対処が素早い。一部では「植物のお医者さん」と呼ばれたり呼ばれてなかったり……?
   作物を荒らす魔物や荒くれ者を見つけると、容赦なく愛用の鞭で攻撃するという一面もあったりする……かも?
   現在、実家と学園の距離がかなり離れている為、実家を離れてアリアと一緒に暮らしている。その為、アリアの扱いには幼馴染み組の中で一番手慣れており、余程の食欲暴走をしない限りは、大抵ミユルがなんとかしちゃっている場面もあったりする。(しかし、さすがに剣技大会時のアリアの暴走は止められない様子である。)

サンプルボイス
1「魔術科二年、ミユル・ノフェカといいます♪ 実家は農家をしておりましてどうぞそちらの方もよろしくお願いします♪」
2「えぇ♪ 丁度、そこのテーブルにスペースがあるからそこに置いてくれると助かるわ♪ ありがとう、シル♪」
3「ふふっ♪ 作物にイタズラをする子はだ~れだ?( ^言^ )」


名前:ユーリ・ケイン
年齢/性別:16~17/男
種族:牙狼
学科:魔術科
所属:生徒会
   図書部(会計)
メモ:初登場は入学式編。
   性格は丁寧で、落ち着いている。年上はもちろん、年下、同年代にも基本的に敬語を使用するが、幼馴染みや部活の後輩には少し砕けた口調で接する。中等部時代、イツキの喧嘩に巻き込まれたり、知らないうちに喧嘩に引き込まれるような生活だった為に、そこそこ荒れていた。本人がじゃなくて、環境がね。本人は今と大して変わらない。
   学園では放課後、図書館に籠っている。仕事や呼び出しがあれば生徒会室に顔を出している。持ち前の行動力や情報収集力を買われ、ラル直々に命令が下ることも少なくない。
   父親が研究職の為、交流が少ない。家にもほぼ帰ってこないが、それでも、父親の仕事に憧れはある。妹には舐められているようで、好かれている。ユーリ本人は何とも思っていない。
   イツキ、リリアーナとは幼馴染み。表には出さないが、昔から、無鉄砲ながらも勇気のあるイツキに憧れを抱いており、いざという時は、彼を助ける労力は惜しまない。
   
サンプルボイス
1「初めまして。魔術科二年、ユーリと言います。生徒会と図書部に所属しています。何かお探しの本や資料があれば、遠慮なくお申し付けください。力になりますよ」
2「それ、自業自得だよね。僕がどうにかする必要性を感じない。ってことで、ご愁傷さま」
3「……必要があれば、僕だって剣を握るし、なんだってやる。僕のヒーローの為になら、ね」


名前:リリアーナ・キルシュ
年齢/性別:16~17/女
種族:兎族
学科:魔術科
所属:生徒会
   演劇部(裏方メインだが、役者もする)
メモ:初登場はツバサとステラの仲良し大作戦編(名前のみ)。本人登場は、イタズラ事件編。
   性格は基本穏やかだが、好きなものに一直線なところも。任されたこと、やらなければならないことに全力で取り組む素直な少女。ラルを崇拝しているラルちゃん大好きっ子。だからって似てはないけど。
   学園での活動は、生徒会四割、部活六割で楽しんでいるご様子。生徒会室には仕事なくても顔を出すことがあり、そのときは部活動で使用する小物類の作成をしつつ、ツバサと談笑している。
   戦闘は苦手のため、自身が使える回復魔法メインにサポートに回る。学園のイベントでも救護班に配属されるのがほとんど。親が医療関係者のため、特に用はないけど保健室にいることも多い。
   イツキ、ユーリと幼馴染みで、彼らを「いっちゃん」「ゆっちゃん」と昔からの呼び名で呼んでいる。リリアーナが財閥のお嬢様という立場にも関わらず、二人色んなところに連れ出してくれていた過去があり、そのことに感謝している。

サンプルボイス
1「はわわ! えっと、魔術科二年のリリアーナ・キルシュです! 名前、長いから、好きなように呼んでくれて大丈夫です! えへへ……よろしくなのですっ!」
2「わぁ……いっちゃんのそのテスト、何て言うか……壊滅的だねぇ……うん。どうしようもないね」
3「回復は任せて! 絶対絶対、治してみせるから!」




3.レイ学 高等部 1年生
名前:アラシ・フェルド ☆
年齢/性別:15/男
種族:牙狼
学科:魔術科
所属:剣術部
メモ:初登場は入学式編。語り部(その2)。
   性格は(数少ない)常識人だが、熱くなりやすく、子供っぽいところもある。ツバサ達、幼馴染み組をまとめるリーダー的ポジション。その割に、(レオンやアリアには)舐められているような気がするが、それでも頼りにされているのは確か。また、ぶっきらぼうなところがあり、それ故勘違いされがちだが、実は仲間思い。
   学園では、ツバサと同じクラスで大体一緒に行動している。部活動は中等部から所属している剣術部。乱闘の部をメインとしているが、舞の部も得意。しかし、得意と好きは別物である。学園の講師であるイグニースとは五歳離れた兄弟であり、剣術部のコーチと生徒の関係でもある。攻撃特化の兄に比べてアラシは力も負けている為、部活中に吹っ飛ばされる光景がしばしば見受けられる。
   ツバサとは親同士が幼馴染みということもあり、その子供でもあるアラシ達も幼い頃から仲がよく、いつからか恋愛感情を持つようになる。しかし、ツバサが鈍感なのと、ある方の妨害があってなかなか成就しない為に、ちょくちょくレオンに茶化される。感情が顔や態度に出やすいのか、周囲に全く隠せておらず、周りからのヤジも多い。

サンプルボイス
1「アラシ・フェルドだ。魔術科一年で剣術部に所属してるぞ。学園生活、気楽にやっていきたいって思ってるんだけどなぁ……なんでこうなったんだろうなぁ……(´・ω・`)」
2「は? なんで俺が……まぁ、いいけどさ……
おいアリア。ちょっとは落ち着k……ってまてまて!! なんで武器構えるんだよ!? 俺関係ねぇだろ!?」
3「あぁ? ツバサに何かしてみろ。……只じゃおかねぇぞ……(怒)」


名前:キャス ☆
年齢/性別:15/男
種族:ハーピィ
学科:魔術科
所属:放送部
メモ:初登場は剣技大会編。(開会式)
   性格は気弱で常にオドオドしやすい。自信なさげではあるものの、よく通る声をしている。本人がそれを知っているかは別の話。
   学園に入学し、この性格をどうにかしたいという考えから、思いきって放送部に入部。そこから、なぜかリュウに気に入られ、あれよあれよ気がついたら、相棒認定を受ける。リュウ曰く、「俺の後釜!」だそうな。キャス本人は現状、なぜこうなったかさっぱりである。

サンプルボイス
1「ま、魔術科一年……キャスです……なぜか先輩の後釜として一緒に放送させていただいています……
よ、よろしくおねがいひゃす!!(。>д<)」
2「うぅ……先輩みたいにはきはきした放送はまだ僕には無理ですよぉ……」
3「そんな先輩みたいにすぐにはそんな声出せませんよぉぉ!!Σ( ̄ロ ̄lll)」


名前:ツバサ・ケアル・レイディアント ☆
年齢/性別:12/女
種族:狐族
学科:魔術科
所属:生徒会(会長補佐)
メモ:初登場は入学式編。主人公枠(その2)。
   性格は人懐っこく、明るく真っ直ぐで素直。それ故、あまり嘘は得意ではない。ラル曰く、「顔に出やすいし、態度にも出ている」とか。また、人から好かれやすく、本人に自覚はないが、癒しとして求められることが多い。
   学園には『アリア達と一緒に学園生活を送りたい』という理由から、中等部をすっ飛ばして、高等部に入学。その経歴からも分かる通り、幼いながらも、天才少女としての一角を見せている。生徒会でもその才能を発揮している。
   魔法を得意としているが、弓術、銃などの遠距離攻撃が苦手。敵に当たらないわ、弾や矢があらぬ方向へ飛ぶわでノーコン以上のノーコンである。本人はなんとかしようと練習はするが、大抵は失敗、アラシ達に被害がいく。詳しくは剣技大会編(屋台巡り)参照。
   アラシから好意(恋愛的なそれ)を向けられているものの、本人は全く気付いていない。自分が抱いている感情が親愛であると思っているようで、本当の気持ちに気付いていない。恋愛の知識がないわけではないので、悪しからず。

サンプルボイス
1.「魔術科一年、ツバサ・ケアルです♪ よろしくお願いします♪ ラルさん達の役に立てるよう、生徒会のお仕事頑張りますね♪」
2.「ほえ? アラシは私にとってお兄ちゃんみたいな存在ですよ? 恋人ってなんのことですか?」
3.「ほえぇぇぇ!! ごめんなさい! あっちに向けたつもりなのに、なんで矢がそっちに行っちゃったんでしょぉ!?Σ( ̄ロ ̄lll)」


名前:パノ
年齢/性別:15/女
種族:リス族
学科:魔術科
所属:合唱部
メモ:初登場は落書き事件編。
   ツバサ、アラシと同じクラスの少女。
   こちらも名前つきモブ様ですね。でも、せっかくだし、もう少し練って出してあげたい。


名前:レオン・エクレール ☆
年齢/性別:15/男
種族:猫族
学科:冒険科
所属:考古学部
メモ:初登場は入学式編。
   性格はお気楽でお調子者。口も達者で、パッとそれらしい言い訳や理由付けなんかもお手のもの。熱くなりやすいアラシのブレーキ役や、食べ物関連で暴走するアリアのブレーキ(尊い犠牲)役にもなる。意外と苦労している。
   幼馴染みであり、同級生のツバサ、アラシとは学科は違うものの、仲のよさ(?)は健在で一緒に行動していることが多い。また、中等部から考古学部に在籍しており、それ関連の勉強は得意。他? 察しましょう。
   他人の色恋話や面白い話が大好きで、ツバサに恋愛感情を抱くアラシや、ラルと恋人関係でもないのに恋人みたいなティール等を弄りに弄りまくるのが趣味。ラルは大していい反応が貰えないから、話は振らないが、弄り仲間になれるんじゃないかと思っていたりする。
   結構な考古学バカ。遺跡探検に出掛けると、高確率で飲まず食わずの状態のまま、壁画や建造物等を細かく調べて入り浸ってしまう癖がある。普段は誰でも読めるような字を書くにも関わらず、現地で調べた事柄を手帳に書く際は解読不可能レベルで汚い。しかし、書いた本人は読めるらしく、その内容は後できちんとまとめて清書する。
   実は他校に彼女がいる。

サンプルボイス
1「冒険科一年のレオンだ! 趣味は遺跡探検とか、アラシとか弄ったりとか? まあ、細かいことは気にするな♪ 仲良くしよーぜ!」
2「にゃはは~♪ お構い無く~? 俺はここから面白おかしく見てるからさっ(。-∀-)」
3「氷の一族はな! 古代の時代から聞いていた一族で、代々暑い地域から寒い地域へ移動を重ねている移動民族でもあり、なんといってもその一族の技術はうんたらかんたら……(以下省略)」




4.レイ学 中等部 3年生
名前:ステラ・フォレス
年齢/性別:14~15/女
種族:人
所属:生徒会
   図書部
メモ:初登場は入学式準備編。
   性格は真面目でちょっぴりおませさん。基本的には素直で真っ直ぐだが、フォース相手や両親相手だと少し強気な性格になる。恐らく、こちらが完全な素。また、ごく稀に毒を吐くも彼女は意識していない。
   学校では生徒会に所属しているものの、何かの役職についているわけではないので、部活動がほとんど。ラル達と親交があるため、連絡係になることが多い。部活ではよく受付の席に座り、本の貸し出し手続きを行う。
   休日にはよくラル達の住む家に出向き、勉強を見てもらったり、お茶したりと楽しく過ごしている。時折、フォースとリーフの三人で買い物に出ることも。
   現在、フォース、リーフの三人で暮らしている。家族仲が悪いわけではないが、極度の放任主義の中で育ったために、「じゃあ、私も勝手にする!」という決意の下、早々に家を出てきている。半年に一度くらい手紙を送る程度の仲。

サンプルボイス
1「初めまして! レイ学中等部三年のステラ・フォレスです♪ リーちゃんと一緒に探検隊目指して勉強中です。よろしくお願いしますね」
2「ほあぁぁ!! 何でそういうこと言うかなぁ!? すーくんのばかぁぁ!!」
3「私にできること、精一杯頑張ります!」


名前:リーフ・アイラ
年齢/性別:14~15/女
種族:人
所属:生徒会
   園芸部
メモ:性格は明るく真っ直ぐであり、縁の下の力持ちのようなタイプ。何事にも一生懸命に取り組み、努力は惜しまない。常識人。
   ステラ同様、生徒会に籍をおいているものの、メインは部活動。園芸部にて、花の世話や農作物の世話をしていることが多い。園芸部に遊びに来るツバサと仲がいい。
   休日もステラと一緒に何かをすることが多い。そのため、ラル達の家にもよく行き、そこの庭にある花の世話をするのが好き。ティールから好きなの植えていいよと許可をもらい、季節毎に植え替えたりしてる。
   現在、ステラとフォースと三人で暮らしている。家族はリーフ含めて五人であり、母と姉、血の繋がらない父と兄がいる。家族仲は良好。特に兄にはよくしてもらっている。

サンプルボイス
1「レイ学中等部三年、リーフ・アイラです。好きなこと……好きなことは森林浴! 自然の中でのんびりするのが好きですね♪」
2「あ、あはは……まあまあ、二人とも落ち着いて。なんか話がずれてきてるよ~?」
3「ワタシはワタシ。それぞれできることを頑張るしかないよね!」






後編に続く。

あけましておめでとうございます!

あけまして! おめでとうございます!
今年も1年、よろしくお願いします。

去年はあれですよ。忙しくて、お正月イラストをひとっつも手をつけていないという結果になっております。申し訳ない……! 卒業できるか否かの論文製作終わったと思ったら、あれこれ予定を入れてしまい……こんなことに……イラスト描く時間なかったんや…(汗)
あと、なんも浮かばなかったってのもある……ダメですね。継続してやらないとやる気も続かないぜよ。

ということでね。雑でどうでもいいような内容となってしまいましたが、そろそろまとめていきましょうね!

今年の目標というか、抱負は、「新たな新天地でも頑張る!」ですね。私の好きなゲーム実況者様が仰っていた「まずは3ヶ月」というお言葉を胸にやるだけやってみたいと思います。この言葉だけで、ゲーム実況者が誰なのか分かる方は私と握手だ←
それに関連して、今後の活動についても3月くらいにしたいと思います。学校を卒業できたらな、しますね。はい。とりあえずは卒業が大事だよな!!

一番、近い投稿予定のものは、レイ学関連です。
1月3日にレイ学のキャラプロフを投稿し、1周年記念を投下し、1周年記念の特別編的な何かを投稿いたします。通常運転に戻るのは中旬くらいですかね……多分。

ではでは!

空と海 第229話

~前回までのあらすじ~
入口手前まで来ました。そこでいつものくだらないやり取りをするイブとフォースでした。
チコ「聞いてる方は仲良しだなーって思ってるだけだから、全然いいんだけどね~」
フォース「仲良しに見られたくない」
イブ「はあ!? じゃあ、どう見られたいの?」
フォース「そもそも認識されたくないんだよねぇ。制御者ってナイーブなの~」
イブ「……嘘だ。外出ると面倒しか起きないからだよね。だから、誰にも会いたくない。違う?」
フォース「お、長年一緒にいるとおれを分かってくれるんだな。正解ですよ、お嬢様」
なんか、日常パートだと、フォースはてっきとうなことしか言わないなぁ……
では、始めまーす!
フォース「あ?……馬鹿にしてんの?」
チコ「してはない、かな?」
イブ「事実だけどね」
フォース「……こんにゃろう」


すーくん先頭に山道を登っていく。警告通り、思った以上に険しい道のりで、これも修行の内だと思い込むにも限度ってものがある。
「しんどーい! 何これ、上級者コース!?」
「そこまで元気に叫べるならまだいけるだろ。文句言うなよ」
文句じゃないもん……
流石、すーくんは息一つ上がっていない。一応、後ろをついて行く私達を気にして、ペースは抑え気味ではあるが、涼しい顔して先に進んでいく。
「イブ、もう少しだよ。頑張ろ!」
意外にチコちゃんも思いの外、元気だった。自然の中でテンション高いのかもしれないけれど。楽しそうにすーくんの後ろを歩いていた。私もそうしたいけれど、坂道がずっと続いていて、終わりが見えないのが気持ちを削いでいく。
「ちょっと休憩したいです……」
「さっきもしませんでしたっけ……?」
ぐぬぬ……
「するのはいいけど、帰りが遅くなるだけだぞ? 最悪、このうっそうとした森の中で一夜明かさないといけなく……」
「よおし! どんどん行こ~!!」
幽霊の話がある森の中で野宿なんて無理! 絶対今日中に帰る!
「……ちょっろいわぁ」
「フォース! やる気満々のイブにそんなこと言っちゃダメ!」
聞こえてるからなぁーー!?
しかし、ここでふてくされては、それこそお子様だなと笑われるので、ここはぐっとガマンだ。

このあとも何度か弱音を吐きつつも、すーくんの嫌味っぽいお小言のおかげで、立ち止まることなく山道を進んでいく。
「ここだな」
はにゃあ~……ここだけ、なんか開けてるね」
「人が住めるように開拓でもしたんだろ」
やっとついた集落はこじんまりとした村だった。普段、トレジャータウンの賑わいを見ていると、ここまで静かなのもびっくりだ。チコちゃんの故郷も森や草原だったから、似たようなものだと考えていたけれど、ここは何かが違う。なんだろう。
「なんか……人気を感じないよね」
チコちゃんの言葉で納得した。
人が住んでいる確信が持てないのか。生活感がないと言いますか……全体的に暗い感じがする。
「人の気配はするから、誰もいないことはねぇよ」
ま、まあ、そりゃあ、親方さんに頼まれたお仕事だから、いて当たり前だろうけど……うぅん。
村を歩いていても、誰一人としてすれ違わない。すーくんの言う通り、気配はなんとなくするから、いないわけじゃないけれど、この歓迎されていない雰囲気はなんなのだろうか。こちらとしても、居心地が悪い。
「すぅ、行けよ」
「ふぁ!?」
ここまでずっと先頭を歩いていたすーくんが、ある家の前で私に道を譲った。こんな不気味なところで不用意に放り出してほしくないんだけど!
慌てる私を完全無視するすーくんは、くいっと顎で目の前の家を示した。
「ここ、依頼主の家。村だと仮定するなら、村長の家。群れだと仮定するなら、そのリーダーの家ってところかな。どう呼称してもいいけど」
あ、そ、そういうことか……
「意地悪で放り出されたのかと……」
「は? ふざけたこと言ってないでさっさと行け」
あ、はい……
簡素な木の扉の前で緊張しながら、数回ノックをする。扉から少しだけ離れ、反応を待った。
「……道具届けたら終わり、だよね」
「大丈夫だよ、イブ。なんにもないって」
変に緊張気味の私を落ち着かせるためにチコちゃんが励ましてくれる。
なんにもない。大丈夫。
がちゃっと扉が開かれ、中からおじいちゃんコロトックが出てきた。……多分、おじいちゃん。
「おや……客人ですかな」
「は、えと、プクリンギルドの者ですっ! お届け物をしに来ました!」
「ほお。もうそんな時期ですかねぇ……いやはや、全く、時が経つのは早いものです。……どうぞ、探検隊の方々よ。何もなくて心苦しいが、歓迎しましょうぞ」
コロトックさんは私達を家の中へと招いてくれた。遠慮するのも考えたけれど、荷物をお家へと運ぶべきだと判断して、お言葉に甘え、中へと入っていく。
家の中も質素な雰囲気で、必要最低限な物しかない。光源もろうそくが入っているランタン一つしかなかった。
コロトックさんは私達を部屋の奥まで通すと、ぺこりと頭を下げた
「初めまして。儂はここの長をしております、ザゼルです。プクリンギルドには大変お世話になっております」
「い、いえいえ! そんな! お仕事ですから!」
「仕事とはいえ、このような辺鄙なところまで、大変だったでしょうな。ゆっくりなさってください」
は、はわ……! なんだ、この低姿勢!!
「イブ、荷物!」
あ、そうだった。出さなきゃ。
「すーくん、出してくれる?」
「……おう」
どんな物でも収納しちゃう謎のカバン、トレジャーバッグから明らかに容量オーバーな大きな麻袋を取り出した。中に何が入っているのかというと、基本的には人工物ばっかりだ。この家で言う、ランプとかろうそくとか。自然の中では手に入らない物ばかりを詰め込んでいる。まあ、頑張ればろうそくは作れそうだけれど、材料がなければ意味がない。それなら買い付けた方が早いってやつだ。
すーくんは取り出した袋をコロトックさん改め、ザゼルさんの目の前に置く。そして、私達の後ろへと戻ってきた。
「お願いされたものはすべて揃っていると思います。確認をお願いします」
ザゼルさんが確認している間、ここに入ってからまとっている雰囲気が変わったすーくんをちらりと見上げる。変わらず、目隠ししたまんまだから、表情は分かりにくかった。
「すーくん……?」
どうしたのか聞こうとすると、すーくんは小さく首を振った。ここでは聞くなってことなんだろうか。
「確認したところ、全て揃ってましたよ。ありがとうございました」
「それならよかったです!」
「では、恐れ入りますが……」
ザゼルさんが差し出してきたのは、小さな箱と恐らく報酬の入った袋だ。箱の方は郵便とかかな?
「今回のお支払いと、こちらは村の者が手紙を出したいとのことでしたので、こちらもお願いします」
「はい。ちゃんと預かりました。責任持って、持ち帰りますね」
ザゼルさんから受け取った物をしっかりトレジャーバッグに入れる。それを目視で確認したザゼルさんはまたぺこりと頭を下げる。
これで頼まれたお仕事は終わりだ。後は帰るだけ。よしよし、順調だ。
「それでは、私達はこれで失礼します。また別の人が物資のお届けしますので」
「もう行ってしまいますか?……大して構えませんで、申し訳ないですなぁ」
私とチコちゃんは出口の方へと向かう。しかし、すーくんだけはザゼルさんを見据えたままその場から動かなかった。
「一つだけいいか。ザゼルとやら」
「ちょ!? ザゼルさんでしょ、すーくん!」
「お前ら、どこに隠した。……お前らが預言者と崇め奉る人はどこだ?」
え、預言者……?
全く理解ができていない私達を置いて、すーくんは続ける。声に感情はなく、淡々とした冷めたものだった。
「おれの目的はその人の保護だ。軟禁なんてよくやるよな。どこの時代も、異端者は蔑まれるか、利用されるかの二択だ。……反吐が出る」
「……どこでそのようなことを聞いたか存じませぬが、儂は何も知りません」
「あぁ、そう。じゃ、勝手に捜させてもらうよ。おたくらに迷惑はかけないと約束してやる」
ぴりっとした空気の中、どうしたらいいのか分からない私とチコちゃん。
すーくんは何を言っているんだろう……? 預言者……?



~あとがき~
やめて! シリアスに突っ込まないでー!!
今年最後の空海にして、今年最後の記事投稿じゃ。

次回、フォースの言う『預言者』とは誰だ!
そこまで行かない気がする! まあ、いいか……

最初はコメディっぽかったのに、後半はこんなんだよ……謎だよ……なんでこうなったんだろう……?
楽しく山登りしてたはずなのに……(汗)

後半の台詞にある「おれの目的は~反吐が出る」までのやつ。フォースが言うと冷たさだけじゃなくて結構な重みがあるなと思ってしまいました。ピカとかポチャが似たようなことを言ったとしても、冷静なだけに感じなってたかも? ピカはともかく、ポチャは怖いだけかな?(笑)
フォースの場合、鈴流がもろにそうでしたからね。もしかしたら、鈴流だけじゃなくて、他の継承者も似たような境遇だったのかもしれません。

あとがき冒頭でも言いましたが、これで2019年ラスト記事です! 本当はポケモン剣盾の話をどっかでしたかったんですが、ここ最近は忙しくて触れてませんでした。エンディング後のストーリークリアしたのも最近です。おっせぇ…(笑)
まあ、あれです。来年にあれこれ感想をつらつらと書いた何かを出しますね! うん!
それでは皆様、よいお年を!

ではでは。

レイ学 100話突破!!

早いっすね……もう100話か……(汗)
そして、あと2週間もしないうちにレイ学は1周年を迎えるみたいです。早いっすね(2回目)
1周年は1周年でお祝いというか、企画は考えてますので、そのときにね! 色々とお話ししましょう。

さてさて、現在のレイ学では剣技大会の真っ最中。超絶きりの悪いところで100話を迎えることになりました。仕方ないね。1話で終わるやろってとこでも、何話かかけてやってますもの。無計画な私のせいです。言われた通りの道順でやればいいのにな!? なぜ私は無駄な話を挟むのが好きなんでしょう……?

これからの話。
年明け後も剣技大会は続けてやっていきます。しかしまあ、春からは私事であれなんですが、色々とどたばたする予定です。んでも、今後も細々とやっていくつもりではあります。
まあ、社会貢献を始める時期なんやで……!!
これで通じますかね。そういうことです。
この話はまた追々と。今回はそういう話じゃないんや。

レイ学100話突破おめでとさん!

これがテーマです! 私の話はどうだってよいのです!
前回、50話突破の際、100話迎えたら相方のイラストがどーのと話をしたのですが……流石です。有言実行してくれました。

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↑レイ学プロット担当mike猫様より
ドール、ラル、アリアVSフォース、鈴流、ミユル

私より完成が早かった。同じ時期に描き始めたはずなのに。おっかしいなぁ??(笑)

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↑mike猫様より100話コメント&イラスト

……だそうです!(笑)
偉いね。コメントもイラスト付きで送ってくれました。私みたいに楽しない。見習え、私。


では、分かるな。流れは分かるな!?
お次は私です。

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↑いつもの(笑)
アリア、ラル&ドール、ミユル、フォース

まあ、いつものです。私は鈴流にまで手が回りませんでした←
スペースの問題ですけどねぇぇ!!
100話突破しても、創作意欲は変わりませんし、いつも楽しく書いています。ほぼ周りを無視した自己満足な物書きではありますが、少しでも楽しみ、笑ってくださればこんな嬉しいことはない!
友人と二人三脚! 1周年も近いので、また似たようなことを話す機会はあるのですが……これからも2人で作っていきます!


話が100話から離れている気がしますが……
100話記念ということで、近いうちに1話~100話までの登場人物をまとめたキャラ紹介を出そうと思ってます。思ってるんだけど、意図せずに1周年と被りますね。多分。この時期被りは予想外じゃ……
まあ、いいか。年始はレイ学の企画もので埋め尽くして参ります。
本編再開はそのあとですね。
多分、1月中旬かな? 多分ね。
はよ出さんかいって感じだね。それな。分かる。んでも、企画ものを出しきってから再開します!

ではでは!