satomiのきまぐれ日記

二次創作ポケモンストーリーをいくつか連載しています。他、日記とかをちょいちょいと

空と海 第11話

「おやすみっ!」


探検隊ランクって一体なんですか?
私がそう質問するとピカさんは首をかしげ、ポチャさんの方をちらりと見た。
「うーん……なんだろーね?」
「ピカ、なんでぼくを見るのさ……ランクは簡単に言えば……そのチームの頑張り度?」
頑張り度?
「うん……ピカぁ~! お願い、ピカから説明してください」
どうやらポチャさんは説明するのが苦手のようだ。
もしかして、ピカさんはポチャさんの性格を知っていて、説明させようとしていたのかも……?
ピカさんは、しゃーないなぁ……と呟きながら私に説明してくれた。
「探検隊ランクは、依頼をこなすことであがっていくものなの。一定の数に達するとランクアップしていくの。まぁ、マスターランク以上は試験があって、合格しないとランクアップしないんだ」
ふへ~……そうなんだぁ……
私が関心していると、ピカさんのさっきの言葉を思い出した。
「でも、それとさっきの話ってなんの関係が?」
「ランクが低いからと言って、実力がないとは限らないでしょ? ただ単に依頼を受けない奴らかもじゃない?」
なるほど……見かけによらないってやつですね! そっか……ランクだけじゃないのか……
するとピカさんは、まぁ、と話を続けた。
「基本的にギルドに入門するから、そこまで低いランクはあり得ないけどね」
そ、そうですよね……
「卒業までに最低シルバーかゴールドくらいにはなれると思うけど……まぁ、参考までにね」
依頼かぁ……あ、依頼ってどんなものがありますか?
「色々かな……道具取って来て!! とか、迷った!! とか、倒れて動けないっ! とか……かな?」
へぇ……意外と普通の頼み事みたいです。
「お尋ね者は、こらしめてください!! とか、盗られました!! とか、捕まえてください!! とかだね……」
ピカさんが丁寧に教えてくれた。
今回はお尋ね者の依頼ってことですか?
私がそう聞くと、ピカさんは少しだけ困った顔をした。
どうしたのかな?
「今回は……あのグラエナ以外の依頼書はなかったんだよね……あはっ♪」
………それ、捕まえてよかったんですか?
「本当はダメだよ? でも、イブちゃんとリーフちゃんを捕まえようとしたし、攻撃しようとしていたから……それだけあればいいよ。相手を納得させられる」
ピカさんって……色々、おそろしいかも。敵にまわすと危険だな……味方だと頼れる人なんだけど……
当の本人は、笑顔だし。
あらためて二人を観察してみると、ピカさんは首にスカーフをつけている。私から見て右の耳が垂れぎみだ。さっきまでは肩掛けバックを持っていたが、今はおろしている。
一方のポチャさんはなにも身につけておらず、普通のポッチャマ……なのだろう。
……………
ポチャさんはただのポッチャマにしか見えない。格好だけで決めちゃいけないけど。
「ポチャさんって、何か身につけてないんですか?」
「…………うん、まあね」
今の間はなんだ。いけないところだったかな……? 踏み込んじゃいけなかったのかな……
けれど、ポチャさんはさっきと変わらず笑顔だった。ピカさんにいたっては欠伸している。
「ふぁぁぁ……ねむ……寝よっか?」
「そだねー……見張りはぼくが先です……よね。わかってます……」
「三、四時間後くらいで交代するから……多分。じゃ、おやすみ~」
「ポチャさん、見張り……よろしくお願いしますね」
ポチャさんは笑顔でありがとう♪ と言った。ピカさんは近くにあった木の上に登っている。
ピカさん、木の上で寝るんだ……
とりあえず寝よう……おやすみなさい……

「色々ありすぎたなぁ……? あぁ……すぅか。別にこっちこなくてもいいのに」
すーくんがいる……ってことは、私……もう寝たんだ。我ながら早いと思う。
すーくんは手に本を持っている。ついでに周りにも沢山。
「いつも思うけど、なんの本?」
「歴史書がほとんど。少しだけ現代の本もあるけど……多分、すぅには読めない」
そんなの見てみないとわかんないよ?
「現代の本はともかく……歴史書は古代文字だから」
………読めませんね、そんなの……無理。
すーくんは苦笑して、開いていた本を閉じた。そして私の正面に座り、別の本(おそらく、読めないやつ)を開いて読み始めた。
「………………」
会話がないぃぃ!! まぁ、邪魔するのも悪いかな。黙ってよう……
ふと、ある疑問が浮かんできた。
すーくんは謎が多い。
私の力の制御のためにいるのはわかる。
でも、どこから来たのか。なぜ制御する必要があるのか。
…………多分、私の前に同じ力を持った人だっているはずだ。もしかしたら今現在いるかもしれない。いるなら会ってみたいな……
「いねーよ」
「うわぁ!! 急にしゃべらないでよ! んでもって、心を読むなよぉ……」
すると、すーくんは怪訝な顔になった。
「読んでない。すぅが自分で言ったんだろ?」
えっ? うそ、口に出てた!?
恥ずかしい……って、そこじゃない。
「いないってどういうこと? なんでわかるの?」
すーくんは本に目線を戻しながら、教えてくれた。
「わかるさ。“紅き力”の制御者はおれだけだから。詳しく話すと長いからまた今度な」
え、え? 紅き力ってなに? すーくんだけ? えっと……聞いたことないんだけど……
「そういうのもまた今度。早く寝ろよ? 明日も歩くんだろ?」
「あっ!! そうだった! うぅ……気になるけど……おやすみっ!」
すーくんは、本から顔を上げる。
「あぁ、おやすみ」



~あとがき~
長いなぁ……( ̄▽ ̄;)
スマホだと分かりにくいんだよね……
すいません、言い訳ですね。
ランクの話とイブの力の話(ちょっと触れただけだけど)でした。

次回は……少しだけ、ピカとイブにトークしてもらおっかな……(;・ω・)

ギルドに着くのは、いつだろね(;´∀`)
ピカ「知らなーい(*´∀`)」
イブ「早く、着かないかなぁ?(¬ω¬)」ジー
フォース「だよなぁ?(¬ω¬)」ジー
あうっ…目線が痛い……(´ ^ `|||)
…………で、ではっ!!ヾ(*T▽T*)