satomiのきまぐれ日記

二次創作ポケモンストーリーをいくつか連載しています。他、日記とかをちょいちょいと

空と海 第15話

「よろしくお願いします!」

「えっと……どこから紹介していこうか」
ポチャさんは辺りをキョロキョロ見回している。近場でもいいと思うけれど、楽しいし……いいか。
「おー……ポチャじゃん。久しぶりだな? 元気してっかぁ?」
あ、フワンテ。ポチャさんの知り合いかな?
「彼はフワンテのフゥ。銀行をやってるんだ。お金はここに預けるといいよ」
へぇ……
フゥさんは私達に気がついて、こちらを見た。
「嬢ちゃん達、見ねぇ顔だな?」
「今日からギルドに入門しました、イブです! これから、よろしくお願いします」
「同じくチコです!」
「イブにチコか……よろしくなっ!」
フゥさん、よろしくお願いします♪
そして、私達をぐるっと見回すと、不思議そうな顔をした。
「そいや、ピカは? 一緒じゃねぇの?」
「ピカは親方と話し中だよ」
「なんだ、なんかやったのか?」
「やってないよ! なんでそうなるのさっ!!」
うん? とフゥさんは呟き、だってよ……と続けた。
「お前らだから?」
「うぐ……言い訳できないのが悔しいんだけど……」
「あははっ! ま、元気があるのはいいことだ! だから、お二人さん」
「はい! なんですか?」
私の隣でチコちゃんが返事をした。
「ピカとポチャは色々しでかすが……実力は文句なしだから、頼りにしろよ?」
「はい!」
フゥさんのその言葉で、ポチャさんが照れていたけど……見なかったことにしようっと。
「じゃあ……行こっか! こっちだよ!」

フゥさんと別れて、少し進んだところへ。そこで、プラスルマイナンの二人がいる方へ案内された。
「ここは道具屋さんで、プラスルのホットとマイナンのアイスだよ」
「私はイブです。今日からギルドでお世話になります。よろしくお願いします!」
「同じくチコです。これからよろしくお願いしますね!」
先程と似たようなあいさつをした。ホットさんは、ニッコリと笑っていた。
「よろしくね! ギルドの修行は厳しいと思うけれど……なにか困ったことがあったら、相談してね?」
「そこのポチャ達でも助けになるだろうけどな。まぁ、よろしくな!」
はい、よろしくお願いします。
「で、お隣が倉庫屋さんのミミロルのロールだよ。道具を預かってくれるから、大切な道具は預けた方がいいよ」
へぇ……預けるんですか? とられないように……かな?
「ダンジョンでやられちゃうと、ギルドや基地、ダンジョンの入り口とかに戻されるし、持っていた道具もいくつかなくなっちゃうんだよ」
えっ!? 嫌だっ!!
この言葉には驚きで、チコちゃんもびっくりしていた。
まぁ、当たり前だけど……ね。
「だから、ロールのところで預けるんだ。で……ホット、アイス……」
「はい、なんですか? ポチャさん」
「なんでロールはいないんだい?」
「知らないぜ。今日の朝からいねぇもん。あ、捜してきてくれよ。ポチャとピカで」
アイスさんがポチャさんに頼んだ。と言っても、かなーり軽い感じだったけれど。
「いいけど……明日は無理だよ? それに、いつものとこじゃない? すぐ、帰ってくるでしょ……」
いつものとこってどこかな? 思い出の場所みたいな?……なら、いいことだろうけど。
「まぁ、ならいいんだけどな……ポチャ、とりあえずよろしく頼むわ」
「わかったよ。じゃあね!……じゃあ……ギルドに戻ろっか……あ、そうだ。ぼくらの基地に案内しようか? 近いし」
あ、気になります! ぜひ、行ってみたいです♪
「よし。じゃ、こっちだよ」
そう言ったポチャさんは、トレジャータウンの更に奥まで進んで行った。私達はそのあとについていく。
「うわぁー……崖だ」
チコちゃんが呟いた。私もうん、とうなずいた。
「ここは、サメハダ岩って呼ばれるところなんだ。なんか、サメハダーに見えるからそう呼ばれてるんだけど……こっちだよ」
あ、入り口みたいなところがある……
「ここから入れば、多分いると思うから。基本的にぼくとピカしかいないからね」
……?
他にもいらっしゃるんですか?
「うん。あと、四人ね……ほとんど、自分勝手に動いてるけどね。ピカとぼくは表で動いて……残りは裏方かな……表にはあまりでないよ」
他にもメンバーさんがいたんですね。私はてっきり、ピカさんと二人でやっているのかと……
「いやぁ……ほとんど二人でやってるようなものだよ」
えへへ……と笑う、ポチャさん。
大変だなぁ……もう、卒業しているんだから……基本的に二人でやらないとじゃないですか……
「まあね……でも、メリットもあるしね」
「メリット?」
チコちゃんがポチャさんに質問した。
「好きなときに、探検に行けるから。別に、ギルドの仕事をしなくていいからね~」
あ、そういうことか……確かにそうか。
ギルドの仕事ってなんですか?
「うーん……皆それぞれの役割みたいのがあって……ぼくらは依頼をこなすのが基本だったけど、見張り番の仕事の手伝いもしたよ」
見張り番……って、あのあみあみの?
「そう。あれで足形を見て、怪しいポケモンかどうかを判断してるんだよ。足形を見てるのは、ディグダのティグ。で、一緒にやってたのは、チェリムのリム」
ふへぇ……そうだったんだ……なんか、すごい技術……かも。
心のなかで感心していたら、ピカさんの姿が見えた。おそらく、親方さんとの話し合いが終わったんだな。
「あ、ピカ♪ おかえりなさい」
「ただいま。明日は“リンゴのもり”行くからね……あ、イブちゃん達もだってさ」
「えっ!?」
私とチコちゃんはぴったりに声をそろえた。偶然だけど……それくらい、びっくりする話だ。
てか、軽すぎます!
ピカさんはそのまま、基地の中に入っていき、しばらくすると戻ってきた。ピカさんは、スカーフを首から右耳に付けかえている。バックは変わらず、肩にかかったままだ。
「ピカ、バックは持ったままなの?」
「整理しないでこっちきたから……そいや、ロールがいないんだって?」
「らしいよ。捜してって頼まれたよ、アイスに」
「アイス?……ふーん、あいつがねぇ……」
ピカさん?
「まぁ、明日は無理だし……明後日かな。帰ってきてなかったらね」
「了解。じゃあ……ギルドに戻ろっか」
はーい!
明日は、ピカさんとポチャさんと一緒に探検かぁ……ちょっと、楽しみです♪
その前にギルドのメンバーさんたちの名前と顔を覚えなくちゃ……



~あとがき~
すこーし、短いかな……?
わかんないやっ!(´▽`;)ゞ
ピカは探検隊の仕事をしないときはスカーフの位置を変えます。理由はなんとなくらしいです。
まぁ、仕事でほとんど基地にいない二人ですが……( ̄▽ ̄;)

次回は、ギルメン紹介!
ダンジョンの入り口のところまで、いけるかなぁ……?
あ、同時にゆるゆるトークもだしました♪ そちらも、お楽しみくださいね(* ̄∇ ̄)ノ
おそらく、ゆるゆる第2回の次にでてると思いますので……
それくらい前から書いてたんです……てへ☆
では!