satomiのきまぐれ日記

二次創作ポケモンストーリーをいくつか連載しています。他、日記とかをちょいちょいと

空と海 第17話

「………なんでこうなるのぉ……」


うーん……朝……?
昨日はギルドのメンバーでお話会みたいのしてたんだっけ……いわゆる、二次会ってノリだったな……
「おはよー……イブ……」
あ、チコちゃん。おはよう♪……まだ眠そうだね?
「うん……でも、大丈夫だよ。だって今日はピカさん達と冒険の日だもん♪」
そうだね! 楽しみだなぁ……でも今からだけどね。
「あら、二人とも起きてたのね♪ 朝会やるからこっちきて」
朝会……?
呼びにきたのはリムさん。にっこりと笑って可愛らしい……のはいいんだけど。
私とチコちゃんは、お互いに顔を見合わせた。当たり前だ。朝会なんて知らない。しかし、そんなこと言えるわけもなく……私達はリムさんに着いていくことに。
そのあとの朝会については長かったので省略します。だって、親方さん……寝てたんだもん。どんだけやり直ししたか……うぅ。明日はやり直ししないように祈ろう……

長かった朝会も終わり、私達は外に出る。するとピカさんとポチャさんが既にギルドの前に立っていた。私に気付いたピカさんが手を振ってくれる。
「やっほー! 意外と早かったね♪」
ピカさんの言葉に首をかしげる。それなりに時間かかったと思うのだけれど。かなりピカさん達を待たせていたはずだ。そんな私の心中を察したのか、ピカさんが説明してくれた。
「どうせ、親方が寝ててやり直し食らったんでしょ?……気にしないでね? いつものことだから。ね、ポチャ?」
「うん……ペラップが誤魔化そうとして声が小さいだの、気合いが足りないだのでね。あれって親方を起こそうとしてるんだよね」
そうなんだ……
「でも、先輩の皆さんは知ってるんですか?」
「チコちゃん……当たり前じゃないか。てか、新人の二人にもわかったでしょ?」
「はい。ペラップさんには悪いケド……バレバレでした」
チコちゃんが正直に答えた。
確かに……バレバレだった。ペラップさんはウソが下手なんだな。多分。
「とりあえず、歩こっか? ざっと一、二時間で着くからね。ピカ、そうでしょ?」
「うん。そだね……うし、レッツゴー!」
「おー♪」
私とチコちゃんは声を揃えて返事をした。
楽しいといいな、探検♪
しばらくは歩いていた………で、気になることが出てきた。
「この前、探検隊のランクについて教えてくれましたよね?」
「うん。教えたけど……それが?」
「ピカさんのチームって……何ランクですか?」
ピカさんは、うー、と小さく呟くと探検隊バッグについていたバッジを見せてくれた。
見てみると色は黒。……あれ、私達は白だったような……?
「マスターランクだよ。星二つかな。次は星三つかなぁ……?」
それって……一番上のランクの前じゃないですか?
「そーだね……うん、そう」
試験があるとか言ってませんでした?
「あるね……あるよ、ある」
………………ピカさんのチーム、なんですか、ほんと。強すぎですって。
「あはは♪ 誉めてくれてありがとう。でも、なにも出ないけど」
「ほんとは……凄腕な探検隊??」
「さぁ……どうだろうね?」
……ピカさんのその笑みにはなにか理由があるのか、ないのか……なんて、わかんないけど。
マスターランク……か。私達がどれくらい頑張ったらなれるのやら……
「ピカ! 見えてきたよ♪」
「ほーい。イブちゃん、行こうか」
あ、はい!

「………ねぇ? なんでアタシ、ポッチャマなのぉ? 絶対にピカチュウの方が楽しいよね??」
「僕に言われてもね。あの人が決めてるし」
「知ってる。お姉様でしょ」
「お姉様って……本当にそう呼んでんの?」
もち♪……とうなずく。その隣で、はぁ、とため息をついた。
「まぁ、いいけど。さて、早く終わらそう。観たいやつがあるから」
「テレビか、テレビなのか! あんた、世界観大事にしてくんない?」
「それとこれとは話が別だろう?……ヘマするなよ、パール」
「あんたもね、黒」

ここが“リンゴのもり”ですかぁ……
「イブ、いっぱいリンゴがあるよー♪」
ほんとだぁ……いっぱいなってる……
私達の横でピカさん達がなぜか周りを見回し始めた。ポチャさんもさっきまでの笑顔はなく、ピカさんと同様に見回している。
「ピカさん、なにかあったのかな?……イブ、なんかわかる?」
ううん、わかんない。
「消えた……かな。ポチャは?」
「ぼくもわかんなくなった……てか、ピカにわからなくなったものが、ぼくにわかるわけないよ……」
「あ、そう?……聞くだけ無駄だったか」
「ピカ、ヒドイ」
……お二人とも仲がいいですね。
ポチャさんは、ぴくん、と体をふるわせた。ピカさんはいつも通り。
この反応は……なんだろう? 特にポチャさん。
「そ、そんなことないよ! 普通だよ!」
否定しますか……てか、慌てすぎ……
「ポチャさん、怪しいです」
「だから、そんなことないって」
「ポチャ、イブちゃん行こう?」
あ、ごめんなさい! 今、行きます♪
あれ、ピカさんにもジャマされた?……ま、いっか!

しばらくはなにもなかった。特に危ない目にもあっていない。
ピカさんの指示を聞くまでは……
「……ポチャ、チコちゃんよろしく」
「了解。チコ、ぼくから離れないでね」
「へ……あ、はい」
??
「イブちゃんは私から離れないで。いい?」
は、はい。
そう言うピカさんの目は真剣そのもので、ポチャさんも同じだった。なにかあったのだ……と今更ながらに理解する。
「出てきたら? ずっと後をつけてるのは知ってるよ? なにもしてこないから放っておいたけど。いい加減にしてくんない?……誰だ、あんたら」
「ピカ……さん?」
「多分、知らない人達だよね?……ぼく達に何か用?」
ポチャさんまで……
「ふふっ……あははっ!! なーんだ、意外と敏感ね~? ポッチャマ
そう言いながら出てきたのはポワルンだった。変なところはなく、普通のポワルン。強いて言うなら、赤い結晶を身に付けていることくらいか。
「ま、ピカチュウの方が上ね。でも、今回はいいわ。案外、楽しめそうだし」
なに勝手に話を進めてるんだろう、あの人は……いや、敵か……あのポワルン
「どうでもいいけど、誰?」
「その質問はアタシじゃなくて、あいつにしてくんない?」
「はぁ?……っ! これっ!」
「ピカ!?」
ピカさんっ!!
ピカさん……穴みたいのに落ちていった。って、そんなのなかったよね!? どうして……
イーブイ、あんたも落ちてね?」
は……!!
今までなかったのに、足下には真っ暗な底が。
……う…いやぁぁぁ!! 落ちるのはいやだぁ!! って、すでに落ちてるから無理なんだけどぉぉ!!
「イブ!!」
「きゃぁぁぁ!! 死んじゃうよぉ!!」
なんで、こうなるのぉ……!!
私はわけもわからず、ただ落ちていった。
誰か、助けてぇぇぇっ!!



~あとがき~
イブ、ピカ落下!
残されたチコとポチャ。
どっちから書こうかな……って、イブ達を書きますね~先に。
流れ的にそっちがいいし♪

ピカとイブの反応が違うっていうね。ピカは慣れっこなんでしょうね、恐らく。イブは慣れっこ……なわけないですし。
高いところ、苦手?
イブ「そうじゃなくて、高いところから落ちるのが苦手なんです……」
あ、そうか。
ピカは?
ピカ「平気。受け身とればいいでしょ?」
そーゆー問題か?……ま、ピカだからな。
次回はイブ達の方を♪
バトル描写、めんどいよぉ……o(T△T=T△T)o
久々にフォース出したいです。
では!(*´∀`)ノ