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satomiのきまぐれ日記

二次創作ポケモンストーリーをいくつか連載しています。他、日記とかをちょいちょいと

初めての人

ポケダン 過去編

「さっきので、懲りろよっ! “チェーン”!」
ふにゅう……どうなったの??
「な…動けない……!? なんだよ、この技……オリ技?」
ぎゅっとつぶっていた目を開けてみる。
……みんな、しばられてる。くさり?
「すーくん……? これは」
聞いてみると、すーくんはふいっとよこをむく。
「ま、気にすんなよ……えっと……あれ? 足りない……あのライチュウは……?」
すーくん、うしろ!
すーくんのうしろでは、さっきのライチュウが銃をかまえていた。ガチャン、と引き金も引く。
「油断したな、残念。俺も銃使いだ」
「あっそう。で、どうしろと」
「決まってんだろ? そのイーブイを置いていけばいいんだよ」
…………!! いや………すーくん。
すーくんは、小さく「大丈夫だ」と呟く。そして、「ごめん、投げる」と言う。
なげる?…………わぁ!!
すーくんは、わたしを空に向かってなげた。そのぶん、いつもより空が近くに見える。
うきゃぁぁ!! たかーい♪
「だぁぁぁぁ!? なにしてんだよぉ!!」
「スキあり」
「え………ぐっ……」
うわぁぁい!!
あ、すーくん。
わたしは、さいしょと同じように、だっこされていた。
「おかえり、すぅ。どうだった?」
「もう一回!! たかかったよ! スゴかったよ」
「あとでな。よし、行こう」
うん♪……あ、あのライチュウは?
「んー? あ、撃った。大丈夫、急所は外したし、死なねぇよ。あんくらいで」
そーなんだ……すーくん、かっこいい!
「そういうのいらないし………行こう」
うん!

「はぁはぁ…………ここらへん………だと、思うけど……流石に疲れた」
すーくん、だいじょーぶ??
「だ、大丈夫……さて……」
ピィィィ、とすーくんが……指ぶえ?をならす。しばらくして、バサバサとつばさの音が聞こえた。
「はいはーい♪ フォース、ひっさしぶりぃー♪ 元気??」
「エル。なんで、チルタリス……」
この人、だれ?? わるい人?
「やだっ! かわいいでしょ?」
「別に」
「ひっどーい……初めまして、ステラ様」
ふえ?
「私、エレル……といいます。フォースのすぐ下にいる制御者です」
??
「今のこいつにその話は無理だ。友達……いや、部下……うん? 下僕??」
ともだち? ぶか? げぼく? なにそれ??
「ねぇ、段々ひどくなってるよ!?……で、どこ行くの?」
「あ、違う地方に行きたい。ここでは、すぐにバレることがわかった」
ちがうちほー?
「そっか……そうかもしれないね。じゃ、そゆことで……っと、フォース」
「なんだよ」
「………怪我、してるでしょ? あと、力使いすぎ……休憩しよう」
え? すーくん、そうなの??
すーくんはいやそうな顔で、だまってしまった。エレルさんは、はぁ、とため息。
「フォースぅ??」
「…………おれは大丈夫だ」
「大丈夫にみえないから、言ってんの……ステラ様、こちらへ」
う?……うん……
「おい、なにする…」
「“うたう”」
「!! おい……ばっ…」
すーくん? ねちゃったの?
「……こうでもしないと、休まないんだから……ステラ様、申し訳ありません。驚いたでしょう? 少しの間、休息して下さい」
…………うん。

「……………くぅ」
すーくん、起きない。
「どんだけ寝てなかったんだか……いくら私達でも、危ないって……」
エレルさん。
「はい?」
なんで、チルタリスからエーフィになってるの?
「こちらのほうが、楽なのですよ♪……あ、お嫌いでした?」
ううん、すきだよ? エーフィ……なりたいもん。
「そうですか♪ なら、よかったです」
ねぇ、エレルさん。
「はい、なんでしょう?」
すーくん、だいじょーぶ?
「すーくん……あ、フォースですか?……はい、大丈夫ですよ。ちょっと、力を使いすぎただけなので……一晩寝れば、元気になります」
そっか!
「はい♪ なので、ステラ様もお休みください。私が見張ってますので♪」
うん、ありがとう!

「…………なぁ」
「あれ、起きてたの?……寝たふりとは……フォースも悪だね♪」
「黙れ……で、マスターとかユウはなんか言ってたか?」
こく、と首をかしげる
わざとらしい……とフォース。
「きゃは♪……ユウは頑張れと。マスター……は、なんか……拗ねてたよ?」
「はあ?」
その言葉を聞いてフォースは体を起こす。エレルは笑顔のまま話を続けた。
「なんか……フォースなんて知らないもん!……みたいな。女の子みたいだったよ? ケンカしたの?」
はぁー……と長いため息。
あの人は一体なんだろう……かなり一緒にいるが、まったく気持ちが読めないでいる。
「もう……やだ。なんなの……馬鹿」
「よくわかんないけど、マスターからはそれだけだよ?……フォース?」
「マスターなんて……もう知らない」
「親子ゲンカ??」
「ちげーし!! 何度も言うけど、おれの親じゃねぇ!! おれに親はいないし、見たことないし」
エレルはこくっと首をかしげる。これは、本気でわかっていない方だ。
「なんで? マスターが私達を創ったんでしょ?」
「違う……あーもう! おれは違うんだよ……いや、もういいや……寝る」
ごろんっと横になるフォース。エレルはまだ首をかしげていた。
「………変なフォース」
変じゃねぇよ……という呟きはエレルに届かず、そのまま消えてしまった。
空はすでに星でいっぱいだった。



~あとがき~
エレル、とーじょ♪
PVにも出てました。エーフィの女の子ですが、他の姿にもなれちゃうエレル。
青の制御者なので、目の色は両目とも青ですよ♪
一方のフォースは紅いですね。片方だけですが。理由は半分を封印してるからです。ま、その詳しい理由は本編で!

フォース「作者」
はーい?
エレル「雑ではありませんか?」
………………気のせいだよ。
フォース「エル」
エレル「なあに?」
フォース「斬れ、作者を。絶対命令だから、拒否るなよ?」
エレル「ラジャー☆ もとよりリーダーの命は守りますぜ! 作者さん、覚悟です」
うわぁぁぁ!!!(゜ロ゜;ノ)ノ
エレル「逃げないでくださいよぉ……手元が狂います♪」
誰か助けてぇぇぇ!!!
フォース「次回は……えっーと……すぅとおれが……ってどんな展開だよ……ま、トークするってよ」
ヘルプミー!!
イブ「トーク??」
フォース「うん……ま、いいけど。そんな変な展開にはならないだろ……あ」
イブ「?………あ!! やばっ////」
…………………(ジー)
イブ、フォース
「ま……またね……(;・∀・)ノ」