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satomiのきまぐれ日記

二次創作ポケモンストーリーをいくつか連載しています。他、日記とかをちょいちょいと

ポケダン~約束~ 第4話

ポケダン 約束

~前回までのあらすじ~
ショウ「今回は先輩方……“空と海”のネタバレを含みますよ!」
雅「……閲覧注意だから」
ライ「……あれ、あらすじは?」
雅「夕食してた」
ライ「アバウトだな。いや、間違いではないんだけど」
始まり始まりー♪


「失礼します。チームライン、リーダーのライです」
「ライ、さっさと入ってー」
シアンの投げやりの答えを聞きながら、ライは親方部屋の扉を開ける。
部屋の中は片付いており、すっきりしていた。この前までは、大分散らかっていたはずなのだが。しかし、シアンに向かってそんなことを言ったら、しばかれるだけでは済まないので、黙っておく。
「なんですか、話って。仕事の件なら、報告書作りますけど」
「報告書という名の始末書な。始末書」
「なんで俺なんすか。ノアとレアですよ。あのバカ女どもですよ」
「いや、率いれたのライじゃん? リーダーじゃん?」
そう言われると、言い返せない。確かに、あの二人をチームに率いれたのは、ライ自身だ。リーダーなのもライである。
「ま、それはいつものことだし、よろしくね?」
「……………はい」
「で、本題なんだけど。今、プクリンギルドとの合同遠征の話が出てるの」
「合同演奏?」
「ライ、ボケてないからって、ここでボケないでくんない? 遠征よ、え・ん・せ・い」
「すいません。で、遠征ですか? ギルドからは誰が行くんです?」
ふふん、とシアンが笑い、ライを見る。その視線から逃げるライ。
「できれば、ライたちに行ってもらいたいんだけど? あ、探検隊として、ではなく、救護隊としてね♪」
「無理です。嫌です。行きません」
シアンの答えを言い終わるのと同時に、否定した。即答である。
「即答もいいところよ。理由はわかってるわ。ノアでしょ?」
「あいつは探検隊嫌いですから。それに……俺はあいつを外すことはしない。いくら親方でも、譲りません。なので、お断りします」
「……そう。まあ、リーダーのライが言うならいいけどね。一応、参加するのは、チームオーシャンなんだけど」
ライは、こく、と首をかしげた。
「オーシャン……有名チームじゃないですか。プクリンギルドの出身なんですね」
「えぇ。ほんとは、スカイも入ってもらおう、って言ってたんだけど……断られたみたい」
「スカイ……って、あの?」
「そのスカイよ。……ま、来ないからいいけど。……気が向いたら、参加して?」
「あり得ませんけど。……では」
そう言うと、ライは部屋を出ていった。シアンはその後ろ姿を見つめながら、なにかを呟いたが、バタン、と扉の閉まる音がそれをかき消した。

「あ、ライ♪ お帰り」
自分たちの部屋に戻ると、チームの皆がライを出迎えた。
「ただいま。なんだ、起きてんの? あ、雅」
「いい加減、私を見たら反応見せるの止めてくんない?」
部屋の隅で読書中の雅が言う。雅の隣には、ショウの姿がある。
「いいじゃねぇか。珍しいんだから、お前」
「人を希少動物みたいに言わないで」
「はいはい。……ところで、部屋の片付けは終わったのか?」
「はい♪ バッチリです」
「ねぇねぇ。ライ、何の話だったの?」
ライは、自分のベットに腰をおろす。その隣にノアが寄ってきて、質問をした。
「あー……始末書書けって話。……と、遠征の話。遠征の話が本題だったらしいけど」
「遠征ですか? どこと?」
ぴょこ、とノアの頭の上から顔を覗かせたレア。この体制、ということは、ノアに乗っているのだろう。
プクリンギルドと。参加チームは、オーシャンって聞いたけど」
「オーシャン……?」
本を読んでいた雅が、反応を見せた。おそらく、聞いたことがあるからだろう。
「あぁ。あと、スカイも参加しないか、って、言ったらしいけど……断られたとよ」
「スカイって、いったら、超有名チームですよ? 世界を何度も救ったチームです」
「ショウはこういうの、詳しいよな……で、まあ、断った」
「そうですか♪」
「面倒だしな。……ノアが気にすることじゃないぞ?」
隣でしゅん、となっていたノアを気遣い、ライが言う。
「ごめんなさい、皆」
「いいんじゃない? 別に。誰にだって苦手はあるもの」
「雅、珍しいことばっかすんなよ」
「なによ。ライに言われる筋合いはないんだけど?」
「まあまあ。二人とも落ち着くっす」
「……ライくん、ライくん。オーシャンとスカイって……?」
レアがライをつつきながら、質問してきた。ライと雅、ショウとノアはレアの方を向いた。
「お前、知らないの?!」
「流石にあたしでも知ってるよ?」
「レア、時事に疎いっすよね」
「………………」
「ふぇぇん! 皆でいじめないでくださいよ! あと、雅ちゃん、無言は嫌ですよ!」
「…………ごめん」
雅が謝ったところを見て、ライが自分の机に近づき、机の上のパソコンを立ち上げる。
「えーっとぉ?……あー、これだ。ほれ」
「なんですか? これ?」
「探検隊連盟が作ったページだよ。加盟してる……ってか、全部加盟してるから、活動してる全ての探検隊を見ることができるんだよ。で、オーシャンは、これな」
そこには、探検隊ランクとメンバーの名前があった。ランク別になっているようで、しかも、五十音順。オーシャンが一番上にある。
「何ランクー?……ゲッ、マスターランク……しかも、星二つって、スゴッ」
ずいっ、とノアがライの頭の上から顔を覗かせた。
「ノア……見るなら横から……上が……頭、重い!」
「エーフィとメガニウムのコンビですね。名前は……イブさんとハーブさんですって!」
ひょこ、とライの隣から顔を覗かせたのはレアだ。ライは特に何も言わないが、若干、画面が見辛い様子。
「ついでにスカイって、ランクは?」
と、言いながら、雅も加わる。どこか、便乗したところがあるが。
「みやっ…雅?! 重い! 流石に二人は重いって!!」
「うわぁぁ……オーシャンの上ですよ! ギルドマスターランク! しかも、ギルドマスターランクって、数えるくらいしかいませんよ?」
ショウまでも、ひょっこりと、顔を覗かせた。完全にもてあそばれている、と感じたライ。
「すいませーん、俺、見えてない…」
「メンバーは……あ、結構いますよ?……でも、リーダーって、行方不明って聞いたっすけど」
ショウが首をかしげながら、呟く。レアはショウの方を向いた。
「そうなんですか?! 誰ですか、それ?」
「ねえ、無視?! おーい?!」
「ライくん、うるさいですよ」
「おかしいね。なんでこんな仕打ちを受けるわけ?」
「で、誰なんですか?」
「放置?!」
「……えっと、確か……」
「ピカ。雷獣のピカ」
ショウが答えを言う前に、雅はライの頭上で答えを放った。
確かに、答えはあっているが……
「即答だな、雅」
「悪い?」
「いえ、別に。今はサブリーダーのポチャって人がリーダーやってんだろ? 一人でやってるって聞いたな」



~あとがき~
ピカたちのその後の話がちょこっと登場。
フォースは世間に知られてない人なんで、出ません!
嘘です、どっかで出します。だから、フォース君、あっちいこう。あっちで話そう?!
ここは君の出るとこじゃないからぁぁ!!

………こほん。
まあ、まとめますと……
ピカは行方不明。
イブとハーブ…チコですね。その二人は探検隊。チコ、進化したんで、名前を変えました♪
ポチャはピカなしで、探検隊を。ついでに、ピカの代わりにリーダーやってます。
フォースはどっかで制御者としてやっているか、マスターをいびってるかでしょうか。

次回も、今回の続きです。
ちょこっとポチャたちを出したいですね。
なので、ネタバレを含みます!

ライ「俺の扱いって、一体」
ショウ「ごめんなさい。流れで……」
ライ「いいよ。……わかってるから」
雅「ライ、ノアとレアに乗せられるわよね。弱い」
ショウ「雅!」
ライ「……………(´・ω・`)」
雅「でも、ライって見てないとこで優しい」
ライ「雅がフォローしてる?!」
ショウ「本当に珍しい」
雅「ショウまで……」
ライ「てか、見てないとこで、って、どこ?」
雅「あら。今回がいい例じゃない? ノアをチームから外さない……とかなんとか」
ライ「なっ?!/////」
ショウ「ライが照れた!?」
雅「だから、いい人なのね?」
ライ「ほ、誉めてもなにもないぞ?!」
雅「何言ってるの? 反応が面白いから言ってるだけよ」
ライ「今回で一番、傷つく言葉だよ?! それ!!」
雅「………クスッ」
ショウ「雅、流石です………」
ライ「遊ばれたぁぁぁ……」

ではでは♪