satomiのきまぐれ日記

二次創作ポケモンストーリーをいくつか連載しています。他、日記とかをちょいちょいと

ポケダン~約束~ 第6話

~前回までのあらすじ~
雅「………前回でネタバレ回は終了」
ショウ「今回から再スタートっすね♪」
雅「………ライ達は?」
ショウ「本業を」
雅「あぁ……そう」
始まるお!


「レーアー!!! お前だけサボろうとすんなっ!」
「きゃあぁぁ!! やですぅぅ! つまんない診察なんてぇぇ!!」
「レア、大切なお仕事なんす。つまんないって言っちゃダメですよ」
ずるずると引っ張られ、レアとライはある一室に入る。仕事に戻ろうとするとノアの姿を見つけた。
「あ、ノア。今日の仕事、なんですか?」
「調合だよ……面倒なんだけど」
はあとため息をつきながら、ライたちと別の一室に入る。
「………今日から、忙しくなりそうっすね」

ライ、ノア、レアは救護隊という隊を結成している。そこに雅とショウは入っていない。雅とショウはあくまで、探検隊としてライ達と組んでいるだけである。
そして、救護隊は三人の本業でもある。
救護隊とは。
簡単に言ってしまえば、医者の集まりでありその中でもダンジョン内で治療をしたり、探検隊の救急隊として、サポートしたりする。普通の医者と違うのはバトル慣れをしているということだ。本来、医者という仕事でダンジョン内まで行ったり、探検隊について行ったりしないだろう。
さらに、ダンジョンというところに入れば、嫌でも戦わなければならない。しかし、実際のところそこまで仕事があるわけでもなく、副業として探検隊にも所属しているわけだが。ここ、アロマギルドは、ライたち救護隊の診療所を営む数少ないギルド。
要は、病院である。
「そういえば、今日の受付………あ、雅っすね」
そういうわけで、診療所としても一般の人たちも出入りするギルドであるわけで。受付というものが必要となる。毎日、受付役は交代だったり、手の空いてる者だったりと……バラバラである。
今回は雅が受付に座り、本を広げていた。正直、仕事中にありなのかと言われても、雅だしと言うしかない。
「雅、見逃しちゃダメですよー?」
「………………」
とりあえず忠告してみたが、案の定反応はなかった。しかし、雅なのでショウは気にせず、自分の仕事に戻った。

「……これでよしっ! 午前の仕事は終了っすね」
綺麗になった資料部屋を見て、満足そうに頷くショウ。昼食のメニューどうしようと考えながら部屋を出ると、仕事しているはずのチームメンバーが集まっていた。受付をやっていたはずの雅まで輪の中にいる。
「おう、ショウ。お前も加わってくれ」
「ライ……それに皆も。どうしたんすか?」
「さっき、患者さんが来たんですよ。……で、それの話し合いです」
話し合いと呟きながら首をかしげた。
「まー、座って座って」
ノアに言われるがまま隣に座る。それを確認してライはショウに話しかけた。
ライとレアは仕事服……まあ、白衣なのだが。その白衣を着ていた。ライは眼鏡をかけていて、レアは首に聴診器をかけている。ノアは白衣を着ない主義らしくいつのもままである。が、しっぽにつけているスカーフはない。
「話し合いっつーか……意見を聞きたいだけだ。まずさ、聞きたいんだけど」
「は、はい!」
ライのことだから、ただ事ではないのだろうとショウは少しだけ身構えた。ライはそんなショウを見て、苦笑する。
「まあ、そんなに身構えるなよ。……でさ、本題なんだが……進化が途中で止まるってどうよ?」
「……………………はい?」



~あとがき~
いつもより短いです。
さてさて、ライ、ノア、レアの本業はお医者さんでした。まあ、厳密に言えば、ノアは違うんですけど。基本、診察はライとレアの二人です。
あと、救護隊の説明も入れました!
あー……わかりにくい。
救護隊はまた別記事でまとめますね♪

次回は、ライとレアの診察した患者さんに何があったのか?……的な。
出来れば、ライの講義も入れます。

ライ「……久しぶりに診察担当して、わけのわからん症例に遭遇って」
レア「私、診察より解剖的なのしたいですぅぅぅ!!」
ライ「……一応、聞いておこうか」
レア「全ての臓器を左右いr…」
ライ「わかった、もういい。ありがとう。聞いた俺がバカだった」
レア「なんでですかあぁぁぁぁ!!」
ライ「お前、人体実験とか止めてくれよ? シャレにならんぞ」
レア「したいですけど、しませんよ。だって医師免許を剥奪されたら、意味ないですもん」
ライ「だよな。てか、するな」
レア「はーい♪ あ、でも悪い人たちならいいですk…」
ライ「ダメに決まってんだろっ!!」

ではでは♪