satomiのきまぐれ日記

二次創作ポケモンストーリーをいくつか連載しています。他、日記とかをちょいちょいと

空と海 番外編トーク

ピカ「……………はい、もう一回言ってみようか」
だーかーらー! trick or treat!……の日なんだよ。うん。ハロウィーンの日なのさ。
ピカ「うん。だから、なんで私がこんなことをしなきゃ…」
楽しもうぜ! 私は、友達にお菓子もらったよ? おいしかった!
ピカ「……………」
  (テンション、たけぇぇ…)
まあ、とりあえず行ってきてよ。楽しんでるみたいだし!
ピカ「えぇぇぇぇ………」

間。

ピカ「ハロウィンとか知らねぇよ……つか、忙しいのに、そんなこと言われたって困るし。皆、楽しんでるとか…」
イブ、チコ「ピカさん! Happy Halloweenです♪」
ピカ「いきなり来た。発音すご。つか、なんの格好? 二人して妖精?」
チコ「えっと、一応、妖精なのかな? 結構、楽しいですよ。ハロウィン」
ピカ「うん、興味ないし」
イブ「えー? お菓子、もらえますよ? 「trick or treat」……って、言えばいいらしいです。意味は知りません!」
ピカ「知らないんかい。お菓子くれないとイタズラするぞってことっしょ?」
イブ「そうなんですか? ってことで、ピカさんの手作りお菓子をください」
ピカ「かなりピンポイント!? つか、持ってねぇよ! 作ってないわ!」
チコ「……じゃあ、イタズラしてもいいですか?」
ピカ「それなりの対価を払うのならば」
イブ「怖いっ!!!……んー……では、ピカさんのは諦めますか。チコちゃん、次、いこっ」
チコ「そだねっ♪ じゃあ、ピカさん、また」
ピカ「あ、うん」

間。

ポチャ「あ、ピカ♪」
ピカ「お前もか。お前もなんだな。なんだよ。獣耳? 萌えでも狙ってんのか」
ポチャ「なんの話?……とりあえず、ハロウィンだから楽しもうかなって」
ピカ「はぁ」
ポチャ「いわゆる、便乗ってやつさ」
ピカ「ふうん? んで、ポチャも言うのか」
ポチャ「trick or treat? んでも、この歳でお菓子もらってもなぁ……」
ピカ「リンゴやろうか」ヒョイ
ポチャ「ありがとうございます! ください!」バッ
ピカ「ほい」
  (………………子どもめ)
ポチャ「ピカはいいの? 一番、楽しみそうじゃん」
ピカ「興味ないし」
ポチャ「…………あ、仮装するから?」
ピカ「……………!」
ポチャ「嫌いだもんね? 着飾るの」
ピカ「……うっさい。リンゴ、返せ」
ポチャ「ぎゃーー?! ダメだよ! ごめんって! あぁぁぁぁ!? リンゴがぁぁぁぁ!!」
ピカ「……この流れだと……フォース君も?」
ポチャ「リンゴォォ……あ、フォースは見てないけど、ライ達は見たよ?」
ピカ「ライ君?」
ポチャ「うん。きっと、彼らもハロウィンだから楽しむんじゃないかな?」
ピカ「…………ふむ。嫌な予感しかしない」
ポチャ「気になるなら、行ってみれば?」
ピカ「……そうするか。………それ」ポイッ
ポチャ「リンゴ!」
ピカ(犬か、あやつは)

間。

ライ「あ、ピカさん。ども」
ピカ「レアちゃん、ノアちゃん、お揃い? まあ、小悪魔なんだけどさ」
ノア「そうなんですっ♪ かわいいでしょ?」クルッ
レア「うふふっ♪ 皆で仮装して、ギルドメンバーを驚かせようかと。ライくんはこれからですけど」
ライ「いや、着ないし。めんどくさいし」
ノア「あ、ピカさんもどうですかー?」
ピカ「遠慮するかな。………お、雅ちゃんも?」
雅「……………無理矢理」
ピカ「あら。でも、格好的に男の子みたいよ? バンパイア?」
雅「ヒラヒラなんて、着てられない…」
ピカ「あり……ショウ君も似たようなものだね?」
ショウ「作者のネタ切れっすね♪」
ライ「ショウ……んなこと、言うなって。作者だって、頑張ってるんだよ……多分」
ノア「ぶっちゃけ、勉強してほしいけど出番もほしいしー? 楽しいから、今回は許す!」
ライ「お前の許可なんざいらねぇから」
レア「じゃ、ライくんも仮装しますか! ねっ? ねっ!」
ライ「……………は? え、ちょ…」ズルズル
ピカ「……ライ君の仮装か」
雅「きっと…女の子……」
一同「……………」

~ライ、お着替え~

レア「今回は真面目にドラキュラでやってみましたー♪ どうですか? まあ、衣装がなかっただけなんですけどね♪」
ピカ「女の子」
ノア「女ドラキュラ!」
雅「………かわいい…」
ショウ「ライ、いいっすね♪」
ライ「なんでこうなるんだよ!? ピカさんまで!」
ピカ「雅ちゃん、耳にリボンつけたれ」
雅「…………わかった…」
ライ「え? ちょ…あぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ノア「きゃっ!? かわいいっ! ライ、いける! これでスカートはいたら、完璧……」
ライ「はくかぁぁぁぁ!!」
ショウ「じゃ、ギルドにいきますか♪」
レア「trick or treat!……ですねっ♪ お菓子もらってもイタズラするときはしますけどっ♪」
ライ「意味ない!」
ノア「じゃあ、ピカさん、また会いましょ♪ 今度はピカさんの用意したお菓子くださいね」
ピカ「? 持ってないこと、なんで知ってんの?」
雅「ノア……鼻きく…」
ライ「“かぎわける”……だな」
ピカ「なるなる……あ、じゃあね」
ライ「はい。では」

間。

ピカ「………今、気づいたわ。私、踊らされてる…あとフォース君だけか…………噂をすれば、なんとやらってね」
フォース「……………Zzz」
ピカ「寝てる……格好も普通だし……知らないとか? いや、フォース君に限ってそんなことないよね」
フォース「…………んだよ」パチッ
ピカ「お♪ おはっす」
フォース「うぅー……ん……寝た」
ピカ「フォース君はハロウィン、しないの?」
フォース「しねぇ。つか、興味ないし……仮装もバカらしい」
ピカ「……私とほぼ同じ理由」
フォース「単に着たくねぇだけだろ、お前は」
ピカ「う…………そーなんだけど」
フォース「ははっ♪ んまあ、いいんじゃね? 人それぞれだ。……ここ、座る?」
ピカ「あ、んじゃ……とりあえず」ストンッ
フォース「…………」
ピカ「…………ねえ」
フォース「……………ん?」
ピカ「フォース君って、こういうの、やったことないでしょ」
フォース「言われてみるとないな。祭りとかには……まあ、なんとなく参加したけど、ハロウィンとかクリスマスとか……なんつーか……ねぇ」
ピカ「ふいーん……?」
フォース「楽しむ状況にあらずってことだろうな」
ピカ「………」
フォース「それに慣れたおれもおれなんだろうが……ラルはやればいいじゃん?」
ピカ「仮装なんてやりたかないわ」
フォース「ですよね」
ピカ「………でも…」
フォース「……………?」
ピカ「フォース君となら楽しめる気がする」
フォース「……はい?」
ピカ「私と楽しもう。イブちゃんじゃなくてごめんねー?」
フォース「なんですぅが出てくるんだ? まあ、別にいいけど……仮装はパスな、パス」
ピカ「仮装しなくても、皆のことを見て回ればええさ。つっこみ疲れるけど、慣れっこだろ♪」
フォース「慣れたくないけどな……ラルのせいだよ。まったく」
ピカ「心外だなー? マスターさんがいるだろ♪」
フォース「やめてくれ」
ピカ「んじゃ、お菓子持って行きますか。フォース君、今回、楽しむぞ」
フォース「へいへい……」
ピカ「フォース君、Happy Halloween!」
フォース「……………!」
ピカ「よっしゃっ! いっくぞー♪」クルッ
フォース「…………」
ピカ「…………何しよっかなー? レアちゃんみたく、イタズラしかけるかなっ♪」
フォース「……Happy Halloween……だな」ボソッ



~あとがき~
ってなわけで! HAPPY HALLOWEEN
ピカとフォースのハロウィンはここからですが、まあ……終わります。
とりあえず、皆のしていた仮装の紹介!
イブ、チコ→妖精っぽい感じ。
ポチャ→獣耳つけて、なんかの動物!
ライ→ドラキュラ。んでも、女の子に見えるそうな。
ノア、レア→小悪魔♪ レアは小悪魔どころか、魔王になれるだろう…
ショウ、雅→バンパイアっぽい。
こんな感じです。
ピカとフォースがするならば、ピカは魔女っ子で、フォースは騎士とか、かっこいい感じのだな。

今日の帰り道、仮装した女子小学生を見かけました。自転車こいで、それぞれの家を回っていたんでしょうね……楽しそうだった。
私は私で、友達からお菓子もらいました。ポッキー、サイコー!!うましっ!

絵は間に合わないので、土日に描けたら、描きます。期待はダメよ♪

ではでは!