satomiのきまぐれ日記

二次創作ポケモンストーリーをいくつか連載しています。他、日記とかをちょいちょいと

空と海 第43話

「始まるー」


私たちはトレジャータウンから少し離れたところにある、広場にきていた。なんか毎回ここで、パフォーマンスをするらしい。
キョロキョロと辺りを見回した。やはり、トレジャータウンに住む人たちが多く見られ、ちらほら見知った顔をある。
それでも、全員の顔を覚えたわけでもなく、わからない人もいるし、見たことあるかもしれない、という人もいる。
要するに、思っていたよりも人が多い。
でも、ピカさんの姿はなし……か。
ポチャさんとフィフィ君は、周りにいる人たちに挨拶して回っている。
そんな二人を目で追っていると、後ろから声をかけられた。
「あ、イブ♪」
「え……あ、コンちゃん! あと、ネーブルさんも……こんにちはです」
コンちゃんとネーブルさんに挨拶を返し、チコちゃんに紹介する。
「チコちゃん、この人はネーブルさんっていうの。ライブさんっていうチラーミィと、情報屋さん兼図書館経営をしてるんだよ」
「よろしくね~♪ チコちゃーん」
「よ、よろしくお願いします!」
「コンちゃん、ネーブルさん、ソルさんとライブさんは?」
「二人で仲良ししてるんだ~」
「まあ、二人とも仲いいから……祭りの最初の方は、ライブのところにいるんだよ、ソルは」
ピカさんとポチャさんができないのも不思議ですが、こちらも不思議です……
チコちゃんは、私の隣で首をかしげつつ、二人に質問を投げかけた。
「ソルさんとライブさん……付き合ってるんですか?」
「ううん? そんなんじゃないよ~? って、二人は言うね~」
「でも、できてても不思議じゃないんだよねぇ……とか、言うと変な目で見るからな、ソルのやつめ」
「そ、そうなんですか……?」
うん、とコンちゃんがうなずいた。
隣ではフワフワと浮いているネーブルさんもうんうん、とうなずく始末。
ここの人たちは、恋愛とか鈍いのかな?
んー……わからない。もしかして、そういうものなのか……? いや、よくわかんないけど。
「……そういえば、ピカさんはなにするんですか?」
「ピカ? キレイだよ♪」
フィフィ君と同じ答え……
「多分、皆、同じ答えだよ? いつもとはぜーんぜん違うんだから♪」
にっこりと笑い、答えるコンちゃん。
ネーブルさんもうんうん、とうなずく。
「ピカちゃんねー? 色々特技あるからねー」
特技……ですか。
「でも、あれをどこで取得したかは知らないけどね♪」
??
「やあ、ネーブルさん。コンも」
「ポチャ♪ フィフィ!」
「コンー♪」
タタッ、と駆け寄り、ハイタッチをする二人。少し遅れ、ポチャさんとも合流。私の方を向き、にこり、と笑う。
「もうそろそろかなーって思ってね」
「そっかー……じゃあ、ソルくんたちもくるかなぁ……?」
「あの二人、仲がいいですよね」
「ほんとだよー♪ なに話してるか知ってるー?」
「いえ……?」
「ほとんど、本の話なんだよー? たまに、遺跡?の話も出てたり、ダンジョンの話が出たり~」
「それは……ぼくらの影響…」
少し申し訳なさそうに頭をかく、ポチャさん。ネーブルさんは、そんなことないよー? と、返す。
「ライブ自身、そーゆー話、嫌いじゃないから~♪ たのしそーだよ」
どうやら、気の合う二人の様子です。
「て、いうか……ピカ……まだなのかな? 今更渋ってたり、脱走してたり……なんて、そんなことないよね」
昨日の様子を思いだし、あり得そうな話に、そんなことないです!……とは、言えない……
ネーブルさんでさえ、黙るし……
「まあ、毎回のようにやってるけど、たまにあるからなぁ……」
「私は好きだけどな~?」
「ここにいる人はその為にいるようなものでしょ……スイッチ入らないと」
お仕事スイッチ……ってことか。
ポチャさんとネーブルさんの話を黙って聞いていると、目に入ったのは、コンちゃんが、フィフィ君を乗せ、ポチャさんに突進をしようと走り出していた。
「……あ、ポチャさん、あぶな…」
「え?…………のわっ?!」
私が言い終わる前にポチャさんに突進していた。コンちゃんとフィフィ君の下敷きになっている、ポチャさん。
仲いいな……こっちも。
「きゃははっ! ポチャ、にぶーい♪」
「……ぼくはピカじゃないからね。つか、ピカだったら、仕返しくらってるところだよ」
「フィフィいるから無敵だもん」
「ポチャー? だいじょーぶー?」
「そう言うなら、コンの誘いに乗らないでよ」
ごもっとも。
しかし、フィフィ君は意味を理解したのか、していないのわからなかった。コンちゃんの上でユラユラと楽しそうに揺れている。
かわいい……
「……そういえば、ポチャさん」
「なんだい、チコ」
「あの、チルさんは? ソルさんはいるとこ知ってますけど……」
「……ソルはライブといるでしょ? 他はここにいるし……上じゃない?」
上?……と、首をかしげ、空を見る。けれど、それらしい姿はない。
「ワタシにはわかりませんけど……?」
「じゃあ、基地で寝てる」
「え?! いいんですか?」
「…………いいんじゃない? 見なきゃいけない、というわけでもないし」
うつ伏せ状態で淡々と答えていくポチャさん。ちょっと面白いかも……
「…………ポチャ! 始まるー」
「じゃあ、どこうか。コン」
しばらく、反応なかったコンちゃんだったけど、ひょい、とポチャさんの上から降りた。ポチャさんはすくっ、と立ち上がり、ふぅ、と息を吐く。
そんなポチャさんはなんとなく、大人っぽく見えた……のは、気のせいだろうか。
そう思ったとき、周りのざわめきが消え、一点を見つめる。静寂のなか、ちりん、と小さな音が聞こえ、ピカさんの姿が見えた。



~あとがき~
次回になりました。ピカのパフォーマンス。
んもう……やだぁぁ……
途中からなにがしたいのか、わからなくなってきまして(笑)
とにかく、ピカは次回です。

何て言うか……これ、何話まで続くのだろうか。素朴な疑問です。まあ、気にしないで進めていきますけどね♪
なるべく早く、進めていきたいんですけどね。ライ君たちの話もあるし……はい。

ピカ「あのさー」
はい?
ピカ「遅くないか」
いやー……ポケモンとかポケモンとかお絵かきとかポケモンとかやってたもんで…
イブ「ほとんどポケモンですよ、ピカさん」
ピカ「どうしてやろうか」
チコ「小説のストックもないですよ、ピカさん」
ピカ「…………」
いやいや……ごめんなさい。
連続釣りがヤバくて……だって、色違いでるんだよ? 連続で釣るだけで! 色違い! 出る!
ピカ「ポケトレ下手のくせに…」
うるさい! 練習するもん! 見分けられるようになるもん!
ピカ「無駄な努力だ……これを進めなさい」
う…
イブ、チコ「ではではー♪」
うわあぁぁ!! ネタはあるのに、気力がないんだもぉぉぉぉん!!!
イブ「大声で言うことじゃないね」
はうぅ……
で…では……