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satomiのきまぐれ日記

二次創作ポケモンストーリーをいくつか連載しています。他、日記とかをちょいちょいと

ポケダン~約束~ 第16話

ポケダン 約束

~前回までのあらすじ~
ライ「やっと、終わりが見えてきたな……ってところだな」
レア「そんなことより、私の出番はまだですか!!」
ライ「知らねぇよ……そんなこと」
レア「そんなこと言ってると、とばっちり受けますよ!!」
ライ「俺がとばっちり受けるの?!」
レア「出番、プリーズミーなんですぅぅぅ!!」
ライ「バカはほっといて、始めまーす」
レア「バカは余計です! バカじゃないですもん」
ライ「あー……はいはい。ソーデスネ」
レア「ライくん…」
ライ「はい! 始めます!」
スタートなのだ~♪


イルとロキを連れ、近くの“ひかりのいずみ”へとやってきたライたち。イルはなにをされるのかわかっていないのか、辺りをキョロキョロと見回していた。
「ライお兄さん? なにするの?」
「今回のこと、理由はわからないけれど……これでなんとかなるかもしれないんだ。それでも確証はない」
「ライお兄さん……?」
「それでも試してみるかい? と、いうか……これしか手がないんだけれど」
「………宣言しないで」
バシッ、と雅に叩かれ、ライはすみません、と小さく謝った。気を取り直して、イルの方を向く。
「……んと、イルちゃん、あのときみたいに“ひかりのいずみ”の光に立ってごらん」
「う…うん……」
一人で光の方へと歩いていくイルを見ながら、ライは考え込む。
これで進化できればこの兄妹は満足だろう。一応、医者としての仕事も終わりだ。しかし、こちらとしては原因究明もしていきたい。が、手がかりがほとんどない状況で高望みしすぎだろうか、とも思える。
「………ライさん? 大丈夫ですか?」
「え…あぁ……大丈夫です。少し考え事してたもので」
ライの様子が気になったロキが話しかけてきた。ライは笑って答えた。
「ライ、進化が始まりましたよ」
「マジか! あれでよかったの?! 全然、自信なかったのに!!」
「……自信…持ってよ」
「あ…あい……」 
そんな話をしながら、進化が終わるのを待っていた。そして、ひかりのみずみからの光がなくなると、そこから、イルが走ってくる。
「お兄ちゃん! できたよ!」
「イル……!」
リーフィアの姿にきちんと変わったイルを見て、ライはほっと息をついた。そして、兄妹でお互いを抱き締めあう姿を見て、ライたちもお互いの顔を見合わせる。
「なんか兄妹っていいな。お前らもだけど」
「そうっすね~♪」
「……雅、イルたちを連れて、先にギルドに戻っててくれないか? ついでにノアとレアにこのことを連絡してほしいんだが」
「……………ん。わかった…」
「ショウは少し俺に付き合ってくれ」
「ラジャーです」

雅がイルとロキを連れ、先にギルドに戻っていくところを二人は見送った。
「ライ? なにするんすか?」
「なにをするわけじゃない。……ちょっとな」
「? ライ?」
「今回、進化できたからよかったが……やった犯人にメリットはない。更に、偶然というもので片付けられる問題でもない。なにが目的だったんだろう?」
「………さあ? 困らせたかったんすかね?」
「手がこんだイタズラだな。大体……早すぎてもイルはイーブイのままだし、遅すぎたら、リーフィアに進化してしまうだろ?」
「そう……ですね。……もし、イタズラだとしたら、誰でもよかったんでしょうか? また同じようなことがあるんすかね」
どうだろな、と呟き、目の前の“ひかりのみずみ”を見る。先程と変わらず、光の柱が一つ通っているだけだ。
「……ないことを祈るか。今回のことは、連盟に言った方が…いい……かも」
「………ライ?」
「………でも…原因究明もしたい……ん……やば…」
「ライ!」
ふらり、とよろめき、倒れそうになるライを慌てて、抱き止めた。ショウは腕の中で小さく寝息をたてる姿を見て、くすり、と笑った。
「お休みなさい、ライ」
しっかりと抱き上げ、ショウもギルドへと向かうため、歩き出した。

裁縫をしていた母親の隣で本を読んでいたライはうとうとしていた。
「……ん…ねむ…」
「あらあら……よく寝る子は育つって言うけれど……ライは寝ることが好きなのかしら?」
「違う……けど」
「うふふ……ライは頑張り屋ね。意地張ってるの?」
「はってねぇ……なんでこんなに眠いんだよ……」
「あら、かわいい♪」
本を閉じ、机に突っ伏す。そんなライの姿に、くすっ、と小さく笑い、頭を優しく撫でる。母親のそんな行動につっこむ気になれないライは、そのままスルーした。
「ライは頭がいいからその分、エネルギーを使っているのよ♪」
「ふへぇ……そんなこと言ったら、母さんもじゃん。平気なの?」
「ん? 平気よ。母さんは強いから♪」
「ひ…否定できない……! 俺、母さんの子供だよね? それなのにこの不遇さはなに?!」
ガバッと起き上がり、思わずつっこんでしまう。つっこまれた本人は笑顔を絶やすことはなかった。にこっと笑い、ライを見つめた。
「あの人が悪いんじゃないかしら?」
「……父さん? 悪いって……?」
「私より要領悪いだもの。似ちゃったわね」
「見たことない人に似てるって言われも……ってか、好きな相手にそんな風に言っちゃっていいの?」
「いいのよ。本当のことだもの」
「見たことないし、会ったこともないけど……父さん、ドンマイだ」
「そんなこと言って……これから苦労するわよ?」
「…………んん? そういうもの?」
「そういうものです。……さて、真面目にあなたのその眠い理由をさらっと言うわね」
真面目に、と言っているのに、さらっと言ってしまうんだ……と思ったが、つっこんだところで、こちらが疲れるだけだ。せめて、こちらだけでも真面目に聞こう、と顔をあげた。



~あとがき~
イルちゃん無事に進化を遂げました!
おめでとう!(*^▽^)/★*☆♪
そして、ライはまたぶっ倒れましたよ(笑)
そしてそして、最後はライの夢の中?……でいいのかな、夢の途中で終わりました。キリ悪いけど……長くなるから、ここでぷっつんです。

次回はそんなライのある能力の話をします!
多分!

ライのお母さん、ちょいちょい出てきますが、名前を出してないや……いつだそう? 次回出そうかな? あ、今回、出せばよかった……しくった。
まあ、ここで言っちゃってもいいんだけど、しっかりお話の中で出したいっすね……! よっしゃ! 次回、出すわ!
基本、ボケキャラなライの母さん。だから、ライはツッコミキャラなんだよ……多分ね。

ショウ「今年最初の約束っすね♪ 雅、ライ」
雅「………ん」
ライ「そいや、そうだな……えっと、今年もよろしくお願いします!」
ショウ「よろしくっす♪」
雅「よろしく………」
ライ「まあ、更新率はあれだけどな」
雅「………今年もゆっくり更新…」
ショウ「仕方ないっすね♪ 空と海の方を進めないと」
ライ「こっちでもやりたいネタは結構あるらしいんだが、ピカさんたちが終わらないとな」
ショウ「そうですよね。早くこっちでも会えるといいっすね♪」
雅「会えるかわからない人……いるけど」
ライ、ショウ「それは禁句」

ではでは!