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satomiのきまぐれ日記

二次創作ポケモンストーリーをいくつか連載しています。他、日記とかをちょいちょいと

ポケダン~約束~ 第25話

~前回までのあらすじ~
前回、無理矢理に終わらせました。無理矢理に。
ここ、重要。無理矢理に!
ライ「しつこい」
ごふっ?!(°o°C=(_ _
ライ君、いきなり殴らなくてもいいよね?! いいよね?? なんで、殴ったの……
ライ「しつこいから」
あ、否定できない……
そして、なにやら怪しい団体さんも前回、登場しましたね……ま、ちゃんと登場するのは後なんだけど。
ショウ「今回はギルメンが続々と登場しますよ! あんな人やこーんな人まで!……って、そこまでキャラ濃いかは知らないんすけどね」
ライ「一人、確実に濃いやついるな」
ショウ「ミウですね。濃いです」
………さて、始めます!


「くあぁ……はよーっす…」
「…………あ、ライ、おはよう」
「ゼルじゃん。あれ? 帰ってたの?」
朝、起きてきて、食堂へと顔を出してみると、ブイゼルの男の子が座っていた。その近くには机に突っ伏して、寝ているエモンガの姿がある。
「モモもいたのか」
「そりゃ、パートナーだからな」
「幼馴染みのな」
「そうだな。幼馴染み…………って、関係なくね?」
「情報提供」
「ふーん……?」
どことなく、ライと雰囲気が似ている彼は、それ以上会話をすることなく、黙る。ライはゼルとモモから少し離れたところに座った。
彼らは探検隊であり、このアロマギルドのメンバーである。しかし、医療行為は行わず、探検隊としてのみ活動中なのだ。
「………ギリギリアウトだなっ! ちゃっす!」
「レンさん……一ヶ月以上もギルドに顔出さなかったですよね。お久しぶりです。そして、ギリギリっつーか、完全アウトです」
「よお♪ ライ坊っちゃん、それにゼル坊っちゃんも。元気してっか? いやね、来んのめんどくせぇなー……って思ってたら、ズルズルとな♪」
唯一、ギルドに住み込みで働いておらず、家から通っている、フライゴンのレンだ。この会話で察してくれただろうが、極度のサボり魔である。
これでも実力者であり、シアンとは古い付き合いらしく、四天王としての彼女の補佐を勤めている……はずなのだが、そんな雰囲気が感じられないのも事実である。
ふわり、と頭上を通過し、空いている席についた。
「ライ坊っちゃんにしちゃ、早起きだな? なに、改心したんか?」
「たまたまっす……」
「つかつか、レン兄、今の今までなにしてたわけ?」
「お? 家で子どもの世話してたー♪」
「三人でしたっけ」
「おうよ。ただいま、四人目作ろうかと嫁さんと相談中だな」
「どれだけ子作りすんの?! 十分じゃない?」
「子どもは可愛いもんよ……? 双子とかよくね? 理論的にどうよ」
「………えっと、まあ可能性はかなり低いですけど……理論上、できなくないですよ? でも事例はあまり聞かないから、運頼みかと」
ライがそう言うと、レンはぺたーっと机に突っ伏した。
「マジかー……でも、双子ちゃん、いいな」
「五人になるな……つか、タマゴで双子?」
「一卵性だな。一つのタマゴから二人出てくる」
ライのその言葉にゼルとレンは、想像を膨らませた。そして、ゼルが小さく、ないな、と呟く。
「ちょっと赤ちゃんがかわいそうだな……きゅうきゅうだろーなー……むー……諦めっか」
「レン兄にいたっては、子作りをやめたら? 奥さんが大変じゃない?」
「嫁さん……フワフワしてるから。なんつーの? 天然? マイペース? なんか、そんな人だかんな。『行けるとこまでいっちゃう?』……って、笑顔で言う人だから」
「乗せられてるレンさんもレンさんだからね」
「乗せられてねぇよ? 子どもは可愛いんだよ」
「親バカなの、レンさん」
「そうかもしんねー♪ あぁぁぁ……帰りてぇ……」
レンを見る度、この人は住み込みで働いた方がいい、とライは密かに思っていた。
レンのギルド内での役割というのは、運び屋なのだが、ギルドの麻酔医でもある。しかし、大きな手術などそうあるものでもないため、運び屋が主な仕事となっている。
男三人で話していると、モモが急に立ち上がった。驚いて、モモに視線をやる。
「それぇぇ! モモのぉぉ……うぅん…」
それだけ叫ぶとまた、ふにゃふにゃ、と机に突っ伏した。三人は一部始終を見て、互いの顔を見合わせる。
「モモ嬢ちゃんの寝言、大声なのな……寝言って言わねぇぞ……それ。どーにかしろよ、彼氏」
「オレ、彼氏違う」
「ゼルでなんとかしろ……あ、モモで思い出した。なんか、頼みたい仕事あるんだっけ?」
「あるある。でも、後で。寝てんだもん、こいつ」
「部屋まで連れてけよ。彼氏」
「レン兄、しつこい。彼氏違うっての」
「彼氏はともかく、連れてってやれよ。風邪引くし」
「…………仕方ないな」
すくっと椅子から降り、立ち上がると、軽々とモモを抱き上げた。
ゼルが出ていったのを見送ると、なにかを思い出したかのように、ライを見た。
「そいや、誰か台所にいんの?」
「ん? ショウがいると思いますよ」
「ショウ坊っちゃんか。雅嬢ちゃんは?」
「部屋かと。昨日、部屋にはいなかったですし」
「……俺、雅嬢ちゃんと半年以上会ってねぇかも」
「………………ギルド来ないからでしょ」
「ぐっ……その通りだな…」
「おはようございます、レンさん。それと、ライも。……あれ、ゼルとモモは?」
料理を片手に台所から出てきたショウが首をかしげた。ライが無言で出口の方を指すと、恐らく察したのだろう。なるほど、と納得したようだ。
「今日はメンバーが全員揃うらしいので、頑張ってお仕事しないとですね♪」
「ミウ、帰ってくんの?」
「レアが大喜びですね」
「ミウ嬢ちゃん……相変わらずなんだろな」
「………ダネがかわいそう」
「そ、そうすっね」
「雅嬢ちゃん、ますます出てこねぇじゃん……俺、いつ会えばいいの?」
「大勢だと出てこねぇな……そいや」
「雅、引きこもりですから♪」
「自分の姉ちゃんだろうに……ショウ坊っちゃんも相変わらずだな」
「えへへ……ところで、その呼び名、なんとかなりません? いや、いいんすけど……違和感が」
「俺に言わせれば、シー以外、皆、年下だぜ?」
「そりゃそうですけど……」
苦笑を浮かべ、料理を並べていく。説得することを諦めたようだ。
やがて、一通りの作業を終えると、ゼルが戻ってきて、共に朝食を取ることになった。



~あとがき~
変なとこで切っちゃった……
長かったので、切ったんですが……終わりが見えなかったの巻き。

次回、ギルメン紹介その2!

レンさんはシアン以外のメンバーは嬢ちゃんつけるか、坊っちゃんつけるかです。
滅多にギルドに顔を出すことはありません。が、これでも実力者なんです。これでも。

ゼルはライと似た性格をしていますが、つっこみに関しては冷めてます。ギルメンに対しては、敬語を使いません。親方にしか使わない……みたいな。
モモは……うん、次回ね(笑)

レン「やっと出てこれたな~♪」
ゼル「まあ……どっちでもよかったけど
つか、レン兄にいたっては、空と海でも出るんでしょ? なんかズルくない?」
レン「しゃーねぇだろ♪ なんだよ、そういうの気にすんの?」
ゼル「…………別に。ただ、モモが…」
レン「モモ嬢ちゃん?」
ゼル「……………………はあ」
レン「なーんか、お前も女に振り回される立場みてぇだな? ドンマイ、ドンマイ♪」
ゼル「なっ………?!」

ではでは!