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satomiのきまぐれ日記

二次創作ポケモンストーリーをいくつか連載しています。他、日記とかをちょいちょいと

空と海 第65話

~前回までのあらすじ~
とりあえず、新章……になるのかな。
時間を巻き戻し、イブたちの話から一ヶ月前になりまーす! 65話だけ戻してます。他のは、64話のあとって考えてくださいな♪ ややこしくてすいません。
あ、今回の章はブラックですよ~……?
ピカ「流血とか……? 過激なの?」
ポチャ「うーん……?」
死ネタありだよ。これでいいでしょ!
ピカ「公開しても大丈夫なの?」
大丈夫だと思いたいな~……まあ、そこまで細部まで描写しないから……ね?
うんうん! 始めよ!
ポチャ「大丈夫なのかなぁ……」
ピカ「暗い話が苦手な方は閲覧をお控えくださいねっ! というか、これ見なくても多分、今後に関わらないし…」
ポチャ「それ言っちゃうのね」
え、あとにある話に関係するよ?
ピカ、ポチャ「えっ」


森の中をただひたすらに歩く謎の人物……その人物は、マントを羽織り、フードを被っていた。
そしてきらり、と光る物を手にして狙いを定める。
前を逃げ惑う者をめがけ、刃物を投げた。刃物は逃げていた者に刺さり、その場に倒れる。
じわり、と血が広がるが、まだ絶命はしていないだろう。しかし、とどめをさすことなく、刃物を回収して、その場を立ち去った。

「…………らしいよ?」
暗い話をしていたにも関わらず、笑顔を向けているのは、プクリンギルドの親方である。話を聞いていたのは、ここら辺で知らない者はいない、と言われる有名な探検隊、スカイの二人だ。
「よく笑顔に戻れるよな……この人」
「仕方ないよ。親方だよ? 気にしたらダメなんだ……多分」
「そーだけど……でも、殺った人、暗殺者みたいな手つきだな……いや、暗殺者なんだろうけど。まあ、羨ましいわ」
ピカが感心していると、横からポチャがパシッ、とピカの頭を軽く叩いた。ピカは、反射的に叩かれたところを手で押さた。
「感心するとこじゃないからね?! 不謹慎だよ!」
「バーカ! バーカ! 女の子に手をあげるなんて、信じらんない! 誰か、この人やっちゃってー!!」
「なんでそうなるのさ!! 親方、ちょっとぼくたち外に出てきます!」
「上等じゃない。泣かせてやるんだから」
「……ボクの話、終わってないんだけどなー? って、なんで二人とも気が立ってるの?」
ほわん、としたプクリンの質問に二人は同時にプクリンを睨み付けた。そして声を揃え、反論する。
「誰のせいだ! 誰のぉぉぉ!!」
「えぇ……誰々?」
「親方だよ?! あなただよ?!」
「え、ボク?」
「……………この前、乗せられた私がバカだった……不覚」
「それでねー? そいつ、別に暗殺者…というか、ただの人殺しさんなんだけどね? なんていうかー……そういうギルド? みたいな?」
はてなが多いプクリンの発言にイラついてくるピカ。流石にポチャは、先程のプクリンの仲裁により、落ち着きを取り戻していた。……というか、さっきのを仲裁と言っていいのだろうか……?
「まあ、そういうことだから、その組織? を倒してほしいんだ。ピカとポチャの二人ならなんとかなるでしょ?」
「なんとかなるでしょ?……じゃねぇし。なるかぁぁ! 情報すっくな! ふざけてます?! それだけで動けって……殺す気か?!」
「こっちが殺しにいくんだけどね……でも、ピカの言う通りですよ。少なすぎません?」
「だって元々、こっちの国で発展したわけじゃないんだよ。サウスの方だよー」
それを聞き、二人は納得せざる終えなくなった。
サウスとは、こことはまた別の大陸の名前である。陸の国において、五つの大陸が存在する。その内の四つに一人ずつ四天王がおり、統括を行っていた。
もう一つの大陸はというと、住人はおらず、四天王たちが集まるための場として管理されているため、人の出入りはほとんどない。そのため、四天王がいないのだ。
「つまり、サウスにあった闇のギルド?……がこっちに逃げてきたってことか」
「ミーさぁぁん……逃げちゃってるよ。悪い人たち来てるよ…」
「まあ、来たばっかりみたいだから、派手な動きはないみたいだけどね♪ でもほっとけないし……二人に頼みたくてさ」
「じゃあ、こっちで情報を集めてからでもいいですか? 死にたくないんで。あと、他の依頼を片付けないと」
ピカがそう提案すると、プクリンは否定することなく、そうだね、と受け入れた。

ギルドを出たあと、ポチャと別れ、ピカはある目的地へと向かっていた。しばらくして、目の前に建物が見えてきた。
その建物に警戒することなく、中へと足を踏み入れた。
「ちはっすー♪ リアさん」
「ようこそ、情報屋『アンジュ・ディアーブル』へ……あら、ピカちゃんじゃない♪ いらっしゃい」
「ども。急で悪いんですけど、いいですか?」
出迎えたのは、リア、と呼ばれたチラチーノだ。優しそうに笑い、左手足に包帯を巻き、左耳にピアスをしている。
ピカは、なんのためらいもなく、奥へと進むとカウンターにある椅子に座る。リアは、ピカの行動を止めることなく、笑顔で見ていた。
「あら、ポチャくんは?」
「置いてきました。明日の準備もしてもらわないと」
「ポチャくんに投げてきた……ってこと?」
「やだな……役割分担って言ってください。それで調べてほしいことがあって。……期間はまあ、一ヶ月ってことで」
「なるほど……それで、調べてほしいことって?」
「こっちの国で最近、動き出した闇ギルドのことです。ギルド名とか細かいのはわからないんですけど……多くないので、すぐにわかると思います」
ピカの言葉を聞いて、少し考え込んだ。
裏で動く……いわゆる、悪いやつらは世界に大勢いる。しかし、ピカは多くない、と断言したのだ。
それほど信頼している、ということなのかもしれないが。
「わかったわ。調べてみる……けど、その人たちがやった事件とか教えてくれないかしら?」
「えっと……少し待っててください」
バッグからノートパソコンを取り出すと、いじり始めた。機械が苦手なリアにとって、ピカがしていることは、理解できていなかった。
少し覗いてみると、不可解な文字の羅列が並んでいる。言葉ではなく、なにかの数式だろうか。そんなのを普通に見て、読み取るピカが不思議でならならない。
「………………出た。これです」
リアに画面を向けた。先程の不可解な羅列はなく、映しているのは、事件をまとめたファイルのようだ。
「…………ピカちゃん、これって…」
「へへへ~♪ まあ、気にしなくていいですよ。バレないですからっ!」
いけない方法で情報を探し当てたようだが、それについて追求はしないことにした。リアは画面に映る文字を読んでいく。そこで気になる記述を見つけた。
「え、毒殺……?」
「相手は刃物……私はサバイバルナイフとかだと思ってます。それを投げて、回収してから去ったんです。不思議ですよね?」
「余程自信があったのかしら」
「さあ……? まあ、警察の考察として、当たり前の行動……とか言ってますけど。でも、そこは重要じゃないと思いますね」
「どういうこと?」
「重要なのは、その人の殺しの手口」
ピカの言葉に思わず顔を上げた。ピカは画面をちらりと見て、リアを見つめる。
「やり方として、相手が怯え、逃げるところを見て、楽しんで……結局、苦しむ方法で殺す……ってしてるじゃないですか」
「…………酷いやり方ね」
「まあ……そういうのが好きなんでしょうね。じゃないと、ナイフに毒なんて塗らなくてもいいじゃないですか。……どちらも単体でも殺せるんだから」
そこまで言うと、ふう、と息を吐く。リアはピカにパソコンを返し、改めてピカの技量に感心していた。
「ピカちゃん、凄いわね……」
「てへっ☆ ってことで、そいつらの居場所とか拠点とか調べて下さい。一ヶ月後にまたきますね!」
「わかったわ♪ それじゃあ、またね」



~あとがき~
あ、強引に終わらせました。
ピカ、色々言ってますね~♪ 適当すぎたな。

次回、ピカとポチャが敵陣に乗り込みます!

リアさんは私の友のイクミのキャラです。許可を頂き、登場させました。
こちらの設定的には、ピカが他の人に関わらせたくないとか、情報源がバレないようにとか、確実な情報がほしいとか、もろもろ配慮するときにご利用してます。
ちなみに、ポチャは一度も来たことないです。場所知らないです。ピカ一人でしか来ない。
イブたちも来ないです。……情報が必要なお仕事をしていないから、当たり前なんだけどね。

ではでは!