satomiのきまぐれ日記

二次創作ポケモンストーリーをいくつか連載しています。他、日記とかをちょいちょいと

空と海 第66話

~前回までのあらすじ~
リアさん、登場しました。
あと何回か登場すると思います……多分。
ピカ「リアさん、リアさん。本編ではリアさんといい感じの会話ができなかったので、ここでしましょう!」
リア「いい感じの会話ってなあに?」
ピカ「え、リアさんののろけ話とか?」
リア「ピ…ピカちゃん?!」
ピカ「どうせラブラブしてるんでしょ? 二人で仲良くしてるんでしょ……?」
リア「え…えっと………」
ポチャ「作者……始めてくれる? ピカとリアさんの話、待っても終わらないから」
あ、はい。
それでは、スタート!


普段とは違う仕事で、二人の格好もマントを羽織っていた。とりあえずフードもしているが、結局、意味はなくなるんだろうな、とポチャは毎回のように感じていた。
ポチャの気持ちなど知るはずもないピカは、立ち止まるとポチャの方を振り返る。
「リアさんによるとここら辺だって~」
「あのね? 罠とかあるかもしれないんだから、緊張感を…」
「大丈夫だよ。レッツゴー!」
「………大丈夫じゃなぁぁぁぁいっ!!」
今から敵陣に乗り込むはずなのに、のんきにしているピカに突っ込みを入れた。入れられた本人は、大して気にしておらず、どんどん先に進んで行く。
逃げるよりましだが、あれはあれでやる気が出ない。それでもやらなくてはいけないため、ポチャはピカのあとを追った。
ここにくる前、リアのところに寄ってきたピカが敵の情報を手に入れてきていた。ポチャは全く把握しておらず、驚きを隠せなかったが、ピカだから、と納得している部分もある。
「ポチャ~? 速くー」
「…………軽いな」
「見て見て~♪ 明らかに罠だよ。ポチャ、引っ掛かってみて」
ピカが指差すところには、ピアノ線のような糸が張ってある。引っ掛かったら間違いなく転ぶだろう。本当にピアノ線ならば、転ぶだけですまないだろうが。
「なんで、罠だとわかってて引っ掛からなきゃいけないのさ。というか、危ないじゃん」
「じゃあ、危ないから、切ってよ」
「……………はい」
「剣じゃなくて、銃でよろしく。離れるよ」
「え、剣でいいじゃん……ちょ…ピカ?!」
ポチャの意見を無視し、罠から離れる。そして、十数メートル離れたところで止まった。ここでやれ、ということだろう。ポチャは黙って拳銃を構えた。ここからなら余裕で射程距離内だ。
「あ、弾の出る直線上には人がいないから、安心していいよ」
「………には?」
「まあ、すぐにわかるよ」
「? えっと…………いくよ?」
「うん。いいよ」
ピカの返事を聞き、ピアノ線のような糸を狙う。安全装置を外し、引き金を引く。パァン、と破裂音が響き、銃をおろした。ホルダーに仕舞おうとすると、それをピカが止めた。
「……待って待って。いつものあれで使うんだから、置いといてよ」
「…………え、でも…」
「くるよ。ほれ」
ピアノ線のあったところから少し奥に行ったところで、二人出てきた。恐らく、周りにある草むらからでてきたのだろう。
これがピカの言った、直線上には、の理由がわかった。
「…………流石」
「ポチャ、あいつらは生かして捕らえて」
「了解」
ポチャが一気に走り出し、敵に突っ込んでいく。ピカは手を出す気がないのか、歩いてポチャのあとを追う。
敵の二人は誰もいないところで、辺りを見回していた。そして、ポチャの姿を捉え、武器を構える。
一方は片手剣を持ったコノハナ。もう一方は銃を持ったワルビアル
「遠距離と近距離か……ぼくには関係ないけどね」
ピカに言われ、銃は手元に残ったままだ。持っていない方に剣を出現させる。ピカと出会う前からの相棒である片割れの剣の名を呼んだ。
「………久しぶりにいこうか、スイ!」
「お前は……?!」
「……君たちを殺しにきたのかな。多分。……できれば大人しくしてほしいね」
「はい、そうですかって大人しくするやつなんて、いないんだよっ!」
そりゃ、そうだ、とポチャは小さく呟いた。
二対一……端から見れば不利なのは、ポチャである。しかし、伊達に探検隊としてやってきたわけではない。
まずはコノハナに斬りかかり、対峙する。もちろん、敵だって大人しくそれを受け入れるはずがない。仲間であるワルビアルが加勢にくる。……と思ったが、それはなかった。
「やっぱ、見てるだけとかつまんない。……ってことで、横取りしちゃった☆」
ピカが雷姫を出すことなく、片手で相手の手首を締め上げていた。最近ではあまり見なくなっていたが、体術に関しては敵うものはいないのだ。
空いている手でワルビアルの銃を拾い上げ、その銃を見ている。
「じゃあ、こっちも終わらせないとね」
力任せに相手の剣を弾き、一気に距離をつめた。そして刀身でなく、柄の方を相手の腹に思いきり当てる。
「かはっ……?!」
「とりあえず、おやすみ……かな」
「色々、聞かせてもらうね。……拒否権なんてあり得ないんだから」



~あとがき~
殺伐としてますが……ま、こんなもんだろ!
やっぱりバトルは上手く書けない人です。私。

次回、捕らえた二人に問いただしちゃうよっ!
モブキャラだから、名前はないよー♪ デザとかもないよー♪ まあ、考えきれないだけなんだけどね!

ポチャの使っている武器の名前、一つですが公開。
スイって言うみたいです。本来の呼び名ではありません。はい。
彼は双剣使いなので、スイとあともう一つありますよ。それは次回以降ですね。

ではでは!