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satomiのきまぐれ日記

二次創作ポケモンストーリーをいくつか連載しています。他、日記とかをちょいちょいと

ポケダン~約束~ 第27話

~前回までのあらすじ~
色々出てきましたが、まあ、とりあえず……遠征の話とかかな!
ライ「………とか、ねぇ」
だって……とか…なんだもん。
あとみっこちゃんね。
エレキ「………………」
それも近々言えたらいいね?
レア「なーんも取り柄がなくて、残念なエレキさんが……エレキさんが謎の過去をお持ちだなんて……生意気ですね」
エレキ「俺、お前より年上なんだけど?! 上司だよ、俺! 上司!!」
レア「ナニソレ、オイシーノ?」
エレキ「うぜぇ!!」
ではでは、始めます♪


「……教えるって言ったって…詳しいことはわからなかったんだけどね……?」
立って話すのもなんだと言い、椅子に座って話すことにした。雅は先程ライに渡した資料を机に並べて、ある一枚を示した。
「場所は……ここ。……遺跡ダンジョンの名前は…謎だから、謎の遺跡って……」
「誰も突破されていないし、生還者も不明だからな。……まあ、納得」
「適当すぎね? まあ、いいや……雅姉、続き」
「…………うん。それで、この遺跡に行くためには……やっぱり、ダンジョンをいくつか越えないと」
そう言いながら取り出したのは、不思議な地図だ。
謎の遺跡のある場所を指差し、そこから近くにあるダンジョンに移した。そして、そこから近くにあるダンジョンへと何度か繰り返し、最終的にはアロマギルドを指差した。
「最短ルートはこう……回り込んで、避けることも…できる。遠いけど」
「そりゃな……遠くなるわな。……なんか伝説でもあるの?」
ライが近くにあった資料を手に取り、眺めながら質問した。雅は少し考えたあと、ふるふる、と首を振った。
「………でも、近くに住んでる人たちには……呪われた場所だと……伝えられてる」
「行くってことは、なにか明確な理由があってもおかしくないと思ったんだけど……ゼル、聞いてない?」
「オレは知らないな……そもそも、場所すら今聞いたくらいだよ」
「そこは、雅頼みか」
「調べろ、しか言われてないよ」
「……………そうか。んー…わっかんねぇな。どうしてそこまで危険を冒す?」
ライの一言で静まり返った。
しばらくその状態が続き、三人はうつむいたり、腕を組んだりとしていた。その静寂を破ったのは、三人……ではなく、別の人物。
「あ、三人とも、久しぶり。元気だった?」
「ダネ。……空気読んでくれよ」
「いや、ある意味、読んでいたとオレは思う」
「いやまあ……そうかもだけど」
「……………久しぶり、ダネ」
ダネ、と呼ばれたのは、首にスカーフを巻き、優しそうな顔つきをしたフシギダネの男の子だ。
救助隊に所属しており、ミウのパートナーである。救助隊としては、かなりの実力を持ち、常識人。ギルド内での仕事は看護師であり、ライたちのサポートが主である。
「ダネ……ミウと一緒じゃないの……?」
「…………………レアちゃんと一緒かな」
「お、おお……ドンマイ」
ライとゼルは声を揃えて、ダネに同情した。二人が同情するのも無理はないだろう。
ミウはエネコの女の子であり、ダネと同様、首にスカーフを巻いている。
ダネのパートナーであり、救助隊のリーダーを務めている。リーダーをしているだけあって、しっかりしているし、実力もあるのだが、彼女には性格に難があった。
一般的に言う、いじられて嬉しがるタイプなのだ。そこまで酷い方ではない、とミウ自身は言うが、端から見れば、果たしてそうなのか……
まあ、そこら辺の判断はお任せしよう。
「フィール! そこにいたんだよー!」
「本名使うな、アホ」
「だって、フィールはフィールなんだよ?」
ひゅー、と飛んできたのは、エモンガのモモだ。
ゼルのパートナーであり、幼馴染み。それ故、ギルド内では、ゼルのことを本名のフィール、と呼ぶのだ。
「ライっち! ダネっち! みやっちも! みんな、みーんな、久しぶりなんだよっ♪」
「おう。久しぶり……つっても、食堂でお前の寝てるとこ見ているから、微妙だけど」
「いつも元気だね。モモちゃん」
「元気が一番!……なんだよ?」
「…………これで全員揃った」
ぽつり、と雅がそう呟いた。
ギルドメンバーがここまで揃うことは珍しい。それぞれ、仕事があるし、都合もある。かと思えば、サボるやつもいるなどと滅多に全員いることがないのだ。
なにかありそうだな、となんとなく思ったのは、雅だけだったのかもしれない。

シアンは、くるくる、とペン回しをしながら手紙を読んでいた。読んでいた、というよりは、眺めていた、に等しいかもしれない。
その手紙は壊滅的に字が汚く、誤字脱字など当たり前。その上、勝手に新しい言葉まで生み出してしまう始末である。
「字の練習をした方がいいわね……プリン」
『あはは~♪ 照れるな~』
「ほめてないわよ」
通信の相手はその手紙を書いた張本人、プクリンギルドの親方である。本名は誰も知らないらしく、本人でさえ、覚えているのか怪しいところだ。
「んで? どうしろっていうの? うちの主力は行かないって言ってるけど?」
『探検、楽しいのに?』
「ライたちは、探検隊じゃないけどね。……大体、そっちはベテランに行かすんでしょ? サポートならするけど、期待はやめてよね」
『期待はしてるよ? だって、未知のダンジョンだよ? 期待しない方がおかしいよ?』
「そういうことじゃなくて…」
『ねえ、シア』
「……………なによ」
『知ってる? 今回のダンジョンの話』
いきなり真面目な話を持ちかけてくるプクリンに、思わず顔を引き締めた。
いつもお気楽でのんびり屋のプクリンが話題を無視することはよくある。それは慣れっこだし、今更気にしたってこちらが疲れるだけだ。
そんなプクリンが真面目に遠征の話をするというのは、なにかあると思った方がいいだろう。
「こっちはこっちで調べているけれど?」
『あのね。昨日、ポチャに聞いたんだ。偶然、会えたから、いい機会だ~……って思ってね』
「プリンにしては、気が利くわね。…………それで?」
『あはは♪ 結果は、ポチャに止められちゃった~♪ あそこは行かない方がいいってね♪ ってことは、ポチャは行ったことあるってことだよね?』
「まあ……そうなるのかしら。少なくとも、なにか知ってるんじゃない?」
『うん。だと思って、問い詰めたんだ』
流石はプクリン、と言うべきなのだろうか。もしくは、スカイがあのプクリンギルドの卒業生だからかもしれない。言い換えれば、スカイはプクリンの弟子である。その権力でも駆使したのだろうか。
理由は定かではないが、なにか聞けたのだろう。シアンは、プクリンの次の言葉を待った。しかし、いくら待っても話さないので、しびれを切らせ、シアンが急かした。
「早く言いなさいよ。焦れったい」
『うーん……』
相変わらず、のんきな声を響かせるが、歯切れが悪い。言いにくいことなのだろう。
「プリン、聞いて降りることはしないわよ。……乗りかかった船だもの」
『……実はね~』
そこからプクリンとポチャが交わしたであろう、会話をプクリンが話始めた。



~あとがき~
遠征話はまだまだ先だけれど、ええよな!
流れがこんなんなんだもん! 仕方ないわな!

次回、プクリン親方とポチャの会話とか!
いわゆる、回想ってやつですね~♪
あ、空と海のネタバレはないですから、ご安心を!

とりあえず、今回で全員の名前を出せたかな~?
喋っていないのは、ミウだけですな。まあ、いいや。

ギルメン紹介が終わったら、ショウくんの過去編やります。やったね! ピカ出るよ。いや、空と海と同じ時系列にはなると思うけども。

モモ「ねえ、ゼル?」
ゼル「なんだ? なにも持ってないぞ」
モモ「いやいや、お菓子の話じゃないんだよ? あれなんだよー……えっと…あれなんだよ」
ゼル「…………は?」
ダネ「多分、依頼書探してるんだと思うよ」
モモ「そーなんだよー♪ ダネっち、ナイスなんだよっ♪」
ゼル「あぁ……今回の依頼のやつな。ほれ」
モモ「ありがとうなんだよ♪」
ダネ「ところで、なんで依頼書? 報告書って、モモちゃんが書いてたっけ?」
ゼル「いんや、交代制」
モモ「モモじゃ書けないから、ライっちに助けてもらうんだよ♪ 行ってくるなんだよ~!」
ゼル「あ! おい! モモ?!」
ダネ「ライくん……ドンマイ」
ゼル「ごめん……ライ」

ではでは!