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satomiのきまぐれ日記

二次創作ポケモンストーリーをいくつか連載しています。他、日記とかをちょいちょいと

はじまりのソラ 1ー5

ポケダン 過去編 はじまりのソラ

~attention~
えーっと、この過去編は本家ポケダンをモチーフにしていますが、イメージが崩れる恐れがありますので、閲覧にはご注意くださいませ!
ピカ「………………」
ポチャ「もう、ぼくらここに来なくてもいいような」
ピカ「………」コクコク
いやぁぁぁ!! 次からは任せるよぉぉ!!
ピカ「いい」
ポチャ「………あはは…」
では、スタート!


~1-5 ギルド~


皆で声を揃えて号令をし、夕食が始まった。皆、何を食しているのだろうか、と少し不思議に思っていたのだが、木の実とフルーツが主らしい。他にはパンが中央にまとめておいてあるため、あれが主食として通っているのだろうか。どう作っているのか疑問だが、そこら辺は気にしない方向でいこう。
このまま黙々と食べ進めるのかと思ったが、どうやら違ったようだ。キマワリが私達の方を見て、にっこりと笑いかけた。
ぶっちゃけ、キマワリはいつも笑っているような顔をしていると思うけど。
「ポチャとピカはどうして探検隊になろうと思ったんですの?」
「んと……この世界っていっぱい謎があるでしょ? ぼく、そういうの自分の目で見てみたいんだ。その先にはきっとぼくが知らないことが沢山あると思う! そういうのも含めて、知りたいし、見たいって思ったんだよ」
「まあ……それは探検隊に必要なものですわね♪ それでポチャはこの道を目指した、と」
「えへへ。まあ……そう思ってても実行出来ないでいたんだけどね」
ポチャは、キマワリの発言を聞き、照れ臭そうに頭をかいた。私も似たようなことを聞いた気がする。
いや、今はそんなことを気にしている場合ではない。この流れだと……
「んじゃ、ピカはどーだったんだ?」
ほらきた。さて、どうしよう?
キマワリとの話を聞いていたドゴームが割って入ってきた。ドゴームが入らなくとも、他の人が聞いていたであろう、その疑問の答えを私は持っていないに等しい。
ここは嘘を混ぜることなく……なおかつ、変に思われないような答えを言うしかないか。
「…………少し興味あったから…」
「へぇ~……女で探検隊ってのも珍しいが、いないわけじゃないしな! 頑張れよ!」
やはり、女性で探検隊、探検家というのは少ないらしい。当たり前と言えば、当たり前か。
そして有難いことに、あまり追求してこなかった。あれ以上のことは言えないし、まだわからないから助かったな。
それからも談笑しながら皆で食事をして、食事を始めてから約一時間ほどでお開きとなった。私とポチャは自分達の部屋に戻り、寝る準備をすることに。
「ふあ~……なんか、先輩って言うからもっとこう……厳しい人ばっかりかと思ってたけど、皆、優しそうだったね♪」
部屋に戻るなりベッドに寝転んでいたポチャが嬉しそうに話す。有名ギルドと言うから、弟子達も活気付いていると思っていたのだろうか。私もそれは考えていた。このギルドの親方に会うまでは。
「それってさ…あの親方見てたら、心配いらないと思ってたけど……?」
「あ、それもそうか……全然考えてなかったよ。それで、ピカ?」
「………?」
「ここでやっていけそう……かな?」
「……さあね。どうとでもなるんじゃないかな」
「うっ……冷めてるね」
「自分でもそう思う。けど、これが本当の自分だって思ってない」
「………そうなの?」
私は黙ってうなずく。
以前の自分がわからないのだから、これが本性なのかさっぱりだ。肯定されれば受け入れるだろうし、否定されればそれも受け入れてしまうだろう。そんな不安定なところにいるのだと、自分でも感じていた。
「………そっか。それじゃあ、ぼくと一緒に探そうよ。ピカの記憶も探すってさっき言ったでしょ? それと同じさ」
「そうかな」
「うんっ! ぼく、ピカの記憶探しと自分探し、協力するよ。だってパートナーだから……それと友達だろう?」
「………ともだち、か」
「そっ♪ だからピカはもっと頼っていいからね! わかんないことあったら何でも聞いて」
「…………うん、ありがとう」
ギルドに入る前はおどおどしていたくせに。まあ、頼もしくて、困ることはないからいいけれど。
ポチャはなぜだか少し戸惑いを見せ、私から目線を外した。心なしか顔が赤いか……? いや、なぜだ。
「えっと……そろそろ寝ようか。きっと明日から仕事始まるだろうし」
「………? そだね」
こんな短時間の会話で何かしただろうか。ポチャを赤くするようなこと……ふむ、覚えがない。
ポチャがベッドに寝転がり、私も寝る体勢に入る。
「あ、そうだ。ピカ」
「ん……?」
「ピカ、笑ってた方がらしいかもしれないよ。さっき、お礼言われたとき、笑ってた」
……………なんと。
私が驚いてポチャの方を見たが、ポチャは構わず、おやすみ、と笑って寝てしまった。
寝るつもりだったが、私は起き上がって、自分の顔を手でそっと撫でる。
笑っていた、か。全く自覚がなかった。となれば、無意識ということか。自覚があるにしろ、なぜそんな行動に出た?
「…………わかるわけないや」
ふるふると首を振り、再び寝る体勢に入る。しかし、私の頭は別のことを考えていた。
ポチャが赤くなっていたのは、私が笑顔を向けたから? となれば、ポチャは女の子から向けられることに慣れて………いないわけないか。今日、普通にキマワリとチリーンに向けられて平然としていた。
では、一体なぜなんだろうか。もしかしてあれか? 普段私が見せてないからとか? 普段、と言っても会ってまだ一日もたっていないのだが。もしくは気があった…………いや、ないか。不意をつかれたって考え方にしておこう。
「…………寝よう」
何くだらないこと考えているのだろう。明日も早いのに。多分だけれど。
「……おやすみ、ポチャ」
もうすでに寝てしまったパートナーにそっと呟いた。返事は返ってくることは期待してないので、私は目を閉じる。そうすると、鳴りを潜めていた眠気が襲ってきて、すぐに眠ることが出来た。



~あとがき~
一話終わったぁぁぁぁぁ!!! やっとだ! パート5までくるとは……いやいや、何がともあれ、終わってよかった。何気にこっち書くの楽しいんですよね。本編そっちのけだよ(笑)

次回、二話! 『初めての依頼』です。
とりあえず、オリジナル要素は今回同様、ちょいちょい挟む予定なので、お楽しみにー

なんとか一日目が終了しましたね。まだ二人はたどたどしいというか、距離があるような……ま、ピカの性格が違うので、どうとも言えませんけど。
それでもポチャがフレンドリー(?)なので、決裂することはないんでしょうね。社交的っていうのか? コミュニケーション力が高い? いや、なんでもいいんだけどさ!
そんなポチャですが、なんか照れてましたね。理由は本編見てる人なら何となく察してくれると思っています。ピカはその可能性を即却下してますが、可能性としては、考えているようですね。却下したけど。大切なことなので、もう一度言おう。却下したけど。
いつか通じるといいね。本編で。

ではでは!