satomiのきまぐれ日記

二次創作ポケモンストーリーをいくつか連載しています。他、日記とかをちょいちょいと

はじまりのソラ 1ー3

~attention~
注意書、書くの飽きてきたなぁ~……
んまあ、本家ポケダンのイメージが崩れるかもしれないので、嫌な方はバックだよっ☆
これでよしっ!
ピカ「……………一人でやるなら、なんで私達を呼んだの」
ポチャ「いいじゃないか……やってくれたんだし。ね?」
ピカ「無駄足」
ポチャ「厳しいね、ピカ」
ピカ「…………これ、書くのに随分日が空いてる」
ポチャ「文章運び、違ってもスルーしてくださいね」
ピカ「多分……半年くらい…かな」
ポチャ「それくらいだろうね。というか、そもそも、この小説を書く必要あるのかな?」
ピカ「……………帰る」
ポチャ「えっ?! また一人で行こうとしないでよ~!!」
始まりまーす♪


~1-3 ギルド~


探検隊登録をしてもらい、これで終わりだと思っていると、親方さんがどこからか箱を取り出してきた。その箱を私達の方へ差し出し、笑顔で開けるよう促す。
「ピカ、開けてみるね」
その箱から出てきたのは、バッグ。恐らく、探検隊が持つアイテムの一つだろうか。そのバッグの中を探ると、更に色々出てきた。
貰ったものとしては、バッグはもちろんのこと、そのバッグに白いバッジがついている。更に木の実やスカーフ、栄養ドリンクのようなものまである。
栄養ドリンクというか……ドーピングか?
「そのバッグはトレジャーバッグ。キミ達の活躍で容量が増えていくんだ♪ で、そのバッグについているのが、探検隊バッジ。探検隊の証だよ♪ それもキミ達の活躍でランクが上がっていくの~」
ふむ。なんとなく、システムがわかってきた。
要は、探検隊として経験を積み、自分達のスキルを上げていく。そうすれば、出来ることも多くなっていくのだろう。
そのための修行の場……探検隊ギルドか。
「スカーフとかはボクからの選別だよ♪ 役に立つと思うよ~」
「ありがとうございます!」
「…………これは?」
「それは不思議な地図っ! ここら一帯のダンジョンマップって感じかな? それ、半分くらいが雲に隠れているよね?」
確かに。親方さんの言う通り、雲に覆われている部分が多く、とてもじゃないが、地図としては役に立たなそうだ。近場なら問題ないが、遠出となると、使い物にならないだろう。
まあ、行く用事もないが。
「その雲、行けるようになると、晴れるの。だから、不思議な地図って言うんだ」
いや、そんなのいいから、普通の地図をくれ。
とは、言えず。
恐らく、全てが載っていると、現段階で行けないダンジョンに挑戦するってことがあるかもしれない。そんなのただの自殺行為。
「きっと辛いことも多いと思うけど、仲間と一緒ならどんなことでも乗り越えられるよ♪ 頑張ってね」
仲間と一緒なら……か。
人間だった私には仲間がいたのだろうか? ポチャと出会う前、どんなことをしていたのだろう。そもそも、私はなんでここにいる? 目的はなんだったのだろうか。
もしかしたら、今の今まで、一人だったかもしれない。誰かいたかもしれない……が、そんなのが今の私にわかるはずもない。
「はい! ありがとうございます」
ポチャは、スカーフを手に取り、親方さんに向かってお礼を言っていた。その次に私の方を見て、笑顔を向ける。
「ピカ、これから頑張ろうねっ!」
「…………うん」
今は過去のことより、この生活に慣れなければいけないようだ。先が思いやられる部分もあるが、何とかするしかない。
私達は親方さんに一礼をし、ペラップと共に部屋を出た。そして、ペラップくるり、と私達の方を向く。
「これからお前達は、ギルドに住み込みで働いてもらう。今から部屋に案内するから、ついてこい」
そう言われ、つれられた部屋は一番奥の部屋。藁のベッドが二つ並べられ、小窓がついている。そこからは外の光が差し込んでいた。ポケモンになったからか、こういう部屋も悪くない、と思う。
「夕飯の時間になったら呼ぶ。そのときにメンバーに紹介するから、そのつもりでいろよ。それじゃあな♪」
バサバサと翼をはためかせながら、来た道を戻っていく。翼の音が聞こえなくなると、周りは静かになり、ぽつん、と取り残された気分。しかし、実際には、部屋に私とポチャの二人だ。
とりあえず、私は奥のベッドに座り、ポチャは手前のベッドに座った。そしてしばしの沈黙。その沈黙に耐えかねたのか、ポチャが口を開いた。
「あの、ピカ?」
「……………?」
「えっと…その……」
話題ないなら、喋らなくてもいいのだが。
キョロキョロと明きからに挙動不審なポチャを見て、内心呆れていた。が、これもまた、彼の一面ということだろう。
成り行きでここまで来てしまったが、互いに知らないことは多い。私に至っては、自分のことさえわかっていない状況だ。それはそれでかなり不味い状況にも思える。まあ、覚えていないものは仕方がない。
「ねえ………いいんだよね。これで」
「え?」
「私と探検隊、やるってことでいいんだよね? どうなっても知らないから」
「! うん、大丈夫だよ! ぼくはピカだからいいんだ。ピカとじゃなきゃ駄目だと思うんだよ」
「………そう」
よくもまあ、照れ臭いことを堂々と言えるものだな。聞いているこちらの身にもなってほしい。他に聞いている人はいないけれど、恥ずかしくなってくる。
私はポチャのことを見ていられなくなり、小窓を見上げた。外は少し薄暗くなってきているが、夕飯まではまだ時間はあるだろうか。それなら、少しでも聞いておきたい。
「………ねえ、ポチャ」
「ん、なあに?」
「私、あなたのこと何も知らない。よかったら教えてほしいの」
「ぼくのこと?」
「よかったらでいい」
「……そうだね。これから一緒にいるもんね。ピカには言っておいた方がいいかな。けど、一つ約束してもらっていい?」
約束? なにかあるのだろうか。
「これから言うこと、誰にも言わないでほしいんだ。ギルドの人達にも、町の人達にも。今は、ぼくとピカだけの秘密にしてほしい」
「……わかった」



~あとがき~
まだギルドにいるんだけどぉぉ……
ま、ゆっくりとやっていこうか。

次回、ポチャの話とギルドメンバーの紹介。

ポチャの話とかなくてもいいんすよ。別に。
小説を読んでくださっている、皆様ならもう知っていることですので。
って言えば、なんのことだかピンとくるでしょうかね? そうです! あのことですよ!!

特に言うことはないけれど……なんかあったかしら?
うーむ……ま、ないですね。はい。
なんていうか、これに限った話ではありませんが、あとがきのネタがないんですよね。
面白い話がなくてごめんなさい。

ではでは!