satomiのきまぐれ日記

二次創作ポケモンストーリーをいくつか連載しています。他、日記とかをちょいちょいと

VC銀の話

小説、完全に詰まっているんじゃ……なーさんとホノオの扱いにくさよ……(´・ω・`)
もうちょい待っててね。つっても、来月はURSMの話をしてると思いますけど。

ってことで、今回はポケモンの話! VC金銀が配信しましたね! 私は銀をやっています。HGをやったことがあったので、金ではなく、銀をやろうと思ったのです。というか、家に銀あったんです。何でかは知らない。でも、私はクリアした記憶がないので、初見プレイしてます! HGとはまた違いますし、そもそも覚えてないって言うね!←
金銀はそこそこ難しいと言う話です。まあ、クルミちゃんのミルタンクが有名なのかな。……HGのとき、チコリータ選んでハヤトのジムで詰んだことを思い出しました。そんな感じで、御三家のうち、チコリータヒノアラシはちょっと難しいと言われてます。序盤詰みまくるからってのが理由ですかね。ハヤトしかり、ツクシしかり。まあ、ワニノコが楽なんですよね。

そして、今回私が選んだのは、ヒノアラシでした。HGはチコリータ選んだんですけど、親戚の子に欲しいと言われ、あげたんですわ。チコリータさん。で、結局、弟にオーダイル借りてクリアしたんですよね。なんて過去があったもんだから、選んだことがないヒノアラシでクリアしようかと。ということで、私のパートナーはヒノアラシくんです。可愛い。
今現在、バッジは六個。パーティーで一番レベルが高いのはヒノアラシ改め、マグマラシくんでLv.31です。パーティーは
マグマラシ(レッカ/♂)
デンリュウ(ひかり/♀)
ヌオー(うーたん/♀)
ヨルノゾク(ちょうろう/♂)
ゴローン(いっしん/♂)
イーブイ(ぶどう/♂)
……の六匹。こうして見ると、片仮名表記なのはマグマラシのレッカだけですね。レッカは烈火のことね。ぶどうは後々、ブラッキーに進化させる予定なので、ほぼ手持ちがジョウト組になる予定です! え、いっしん? いや、まあ……仕方ないね。他にいい子見つかれば入れ替わるかと。でも多分、入れ替わりはないですね……

まだまだ時間はかかりそうですが、のんびりプレイしていこうかなーって思います!
金銀はバッジ十六個集められるし……頑張るぜ!
来月はUSやってると思います。それまでに銀を終わらせなければ……!
ではでは!

お知らせ

この時期のお知らせはもう分かりますよね。

学校始まるので、月1更新に戻ります!

夏休みはそれなりにエンジョイしてました。楽しかったぜ、夏休み……!

とりあえず、今月は投稿はもうないと思います。なので、来月の投稿から月1ですね。夏休みだとやっぱ、別のことに意識が向くのであまり小説は進められませんでしたが、案外追い込まれていた方が書くかもしれませんね(笑)
空と海は書くのがつらくなってきたんで(バトルばかりで何してるのかわからなくなってきた)、別の話進めるかな。つっても、空と海なんですけど。お祭りの話が終わったら投稿予定の先の話を書きますわ……

ではでは!

空と海 第156話

~前回のあらすじ~
ホノオとナイトのバトルは終わりましたね。私の気力もなくなりました。
ピカ「イメージはあるけど、それを文章に出来る能力はなかったか」
そうなんですよね。でもまあ、二人のバトルの終わらせ方は大体あんな感じでしたよ。文章に難ありですけど。もっといい言い回しが思いつけば修正しときます!
では、始めまーす!


「ふぁ……ふあぁぁぁ…」
「嫌だぁ♪ ホノオさん、怖いわ~」
今までのバトルを見て、完全に怯えているもえぎに呑気に野次馬気分のレン。お互いにホノオに対する反応は正反対だった。
「あは~♪ レン、嘘ばっかぁ~」
「んなことないよ。ナイトをボッコボコしてやるーって野心ってぇの? そういうの見え見えだったぜ」
「……そうかな?」
「そうだよ」
ホノオとレンの間に冷たい時間が流れるが、それは長くは続かなかった。ナイトの次に出てきた相手が話しかけてきたからであった。
「えっと、よろしくお願いします」
ペコッと頭を下げて、緊張した面持ちのコリンクである。目の色が濃いオレンジ色をしている以外はどこにでもいるコリンクだ。
「俺はホノオだよ。よろしくねぇ~」
「もえぎ、です……」
「何これ。自己紹介の流れ? レンでーす」
自己紹介をしたホノオに続いて、もえぎとレンも名前を告げる。それを聞いたコリンクはまた頭を下げた。
「僕はトパーズって言います! こういうの、初めてなんですけど、頑張ります!」
今からバトルする相手にも律儀に挨拶を交わす。トパーズにとっては、状況はよくないと思われる。タイプ相性で勝るわけでも、力で押しきれるような相手でもないだろう。アクアのチームはもう手立てがないのかもしれない。程々に戦い、リタイアでもしようと思っている可能性すらある。確実に言えることは、一番追い込まれているのはアクアのチームであるということだ。
「んー……四人でどんぱちするの?」
「やですぅ~! 俺は空に逃げる」
そう言うと、いつの間にか手足を縛っていたつるから脱出していていたレンは、翼を大きく羽ばたかせ大空へと飛び立つ。捕まえられない距離ではないが深追いしても仕方がない。そんなことを思いつつ、ホノオは空を見上げていたがすっと下に戻した。
「じゃあ、仕方ない。三人でしよっか?」
「……えっと」
「とりあえず、バトルすればいいんですよね。力一杯、向かえば……」
「そだね~♪ 随分威勢がいいね」
戸惑うもえぎに対して、トパーズはやる気を感じられた。倒してやる等の野心が見えるわけではなく、純粋に経験するため、勉強のために頑張るといった具合である。
「俺は師範でもあるから、そういうの好きだよ。好きにおいで」
「は、はい!」
ホノオに走って突っ込んでいく。小柄な体型を生かして、素早く小回りを効かせながらちょこまかと周りを移動する。そんなトパーズをホノオはちらちらと目で追っていたが、なるほど、と呟いた後は追うことをやめた。
「お~……目が回りそう」
「“ボルトチェンジ”!」
ホノオの死角である背中に回り込むと、電気をまとって、体重をかけながら体当たりをした。技が当たった後は、技の効果を利用してホノオの側から離れる。そして、ホノオの様子を窺うが大して効いてなさそうなのは見てとれた。
「あはは。ビリビリする~」
「うむむ……平気そうな顔、ですね」
「まあ、ね。こんくらいでやられるならここにはいないってやつだよ」
「う~……ナイトさんのこと、ほぼ一方的に倒しちゃうくらいですもんね」
「そっかな? 別に対等な勝負じゃなかったし、俺が強いって基準にはならないんじゃない?」
先にフィールドに出ていて、もえぎとフォースを相手にしていたのだ。体力が有り余っているホノオとは状況が違う。コンディションが万全でなかった以上、比べられるのもおかしな話ではあった。しかし、仮にホノオにはナイトが万全であっても勝てる自信は大いにあったのだが。
「というか、あのギルドに新人さんがいるなんて知らなかったよ♪ アクアの相方なんだって?」
「はっ……はい!」
次々と攻撃を繰り出すトパーズをあしらいつつ、会話をしていく。新人とはいえ、ホノオに攻撃しつつも話が出来るくらいは体力に余裕があるようだ。
「あっくんには、色々お世話になってて……もちろん、リーダーさんにも、ギルドの皆さんにも」
「……なんだか、訳ありっぽいみたいだね? よかったら後で教えてね~♪ 一応、俺はナイトの相方だし、あのギルド出身だから。力になってあげる」
「あ、はい! ありがとうございますっ!」
現在進行形で敵対している相手にもお礼を述べるトパーズ。そんなトパーズをホノオは出来た子だな、なんて呑気に考えつつ適当に攻撃を流していく。
そんな二人の様子を少し離れたところから黙って見ていたもえぎだったが、いきなり自分の控え席の方へと走って行ってしまった。
「わわっ!? えと、もえぎさん……?」
「ついにあそこも交代か」
もえぎはまだ戦える状態であるから、交代するためにこの場を離れたのだろう。これで全チーム初期メンバーはいなくなったことになる。
「ふむ……トパーズくん」
「なんですか?」
「ごめんね。投げさせて~」
「えっ? あっ……えぇっ!?」
がしっとトパーズの首根っこを掴むと、ボールでも投げるように軽々と空へと投げてしまった。なぜ投げられたのかも全くわからず、トパーズは空中にいたレンと激突した。ちなみに、レンはレンでいきなり飛んできたトパーズをどうにもすることが出来ないで、顔面で受け止めていたのである。その結果、トパーズと共に地面に落下する羽目となった。
「ってぇ~……おい、ホノオ! 巻き込んでじゃないよ!?」
「え? 乱戦なんだし、別におかしいことじゃないけど? 文句を言われる筋合いはない」
「うぐ……」
ホノオの言うことは正論である。レンは特に反論もせずに、話を切り替えた。
「で? いきなりなんだよ」
「あはは。もえぎちゃんのところ、新しい子来るみたいだから、呼んであげたんだよ」
「投げるんじゃなくて、声を出せ! おい、大丈夫か?」
一緒に落ちてきたトパーズを揺すっていると、ホノオはくすくす笑い出した。
「敵の子心配してる~♪ やっさしいね」
「なんつーかさ……時々、残酷と言うか冷酷だよな、お前は」
「まあね」
「あぁ、否定しないのね……」
ホノオの性格にゾッとしつつも、納得している自分がいた。元からこういう奴だったのである。
「あっ……あー……」
「ん? うっわ。ここで来るか……」
ホノオが反応した方向に目を向けると、のそのそと向かってきたのは、リーダーであるナエだった。ナエを見たレンとホノオはどちらも同じ反応である。
「来ないと思ってたんだけど。何でや」
「あー……俺もそう思ってた。何か気に食わなかったかなぁ……? 勝ちにいくために来た訳じゃないもんね。きっと」
「んな無駄なことする人じゃないしな」
二人の考えとしては、ナエの性格を考慮すると形式上参加はしているが、バトルには出てこないのだろうというものだった。バトル自体、好きではないために指示は出しても自身が出るとは思っていなかった。が、その予想は間違いだったようだ。
「ぬーん」
心意を読み取るのも難しいなんとも言えない表情で一言呟いた。しかし、ホノオには何を言っているのかわからない。共に過ごした時間があまりないのが理由であった。その点、同じ補佐をしているレンならば、問題ないだろう。
「レン、通訳してよ」
「えぇ……? 必要あるかぁ?」
「ぬ」
「んんっ……それはだな、あれだよ? これは本気で戦う場じゃなくてだな……」
レンの返答から察するに、あまりにも低堕落な場を締めに来たのだろうか。レンが弁明するものの、納得はしていないようだった。
「ぬっ!」
「え、いや、違っ……!?」
話を聞いても無駄だと思ったのか、聞く必要がなくなったのかはわからないが、ナエは戦闘体勢に入った。それを見たレンは近くで気絶したままのトパーズを抱え、慌てて距離を取る。
「ん~……俺の予想と違ったか」
タイプ相性で勝ってはいるが、勝てると言い切ることが出来なかった。ナエの力量が全く見えてこないのだ。そのため少しだけ、緊張感を持って望む必要があると判断した。
お互いの目線が交わると、一瞬のうちに技と技がぶつかり合った。ナエが何を出したか確認する暇もなく、ホノオは火で焼き付くしたのだった。それが合図だったかのように場の空気が変わったのがハッキリと感じ取れた。場にいた四人はもちろん、見ている観客にも嫌というほどに伝わっていく。



~あとがき~
ちょっと長くなってしまいましたが、まあいつも通りです。範囲内範囲内。

次回、ナエが出てきたことで場はどう変わる……?
ここから一気に流れが加速すると思います。多分。

ナエこと、なーさんは「ぬ」しか喋りません。なんで「ぬ」なのかは、私的には語感がいいなって思っただけですね。彼的には……なんだろう。理由があるのかな。想像してみるのも面白いかもです。
関係ないけど、ホノオの性格がどんどん変わっている気がします。初期はあんなイメージではなかったんです。どうしてああなったんだろう。(困惑)

本編とは関係ないのですが、今日でポケダン(探検隊)が十周年だそうで。色々語ろうかと思ったんですけど、今まで何回か語ってるので、この場でおめでとう、とだけ。後日改めて何か出来ればいいなと思います。
空と海は探検隊がメインですからね。ピカ率いるスカイもイブとチコのオーシャンも。まあ、探検隊らしいことさせてないけどね!! させたいね!
いつか、させます。させる話はありますから!

ではでは!

はじまりのソラ 7ー2

~attention~
この物語は時、闇、空の探検隊を元にしているため、原作のイメージを崩す可能性大です! 苦手な方はブラウザバックしてくださいね!
ピカ「遠征メンバー目指すぞー」
ポチャ「最初の頃もそんなこと言ったんだけどね」
ピカ「そいや、そうだね。けど、気合いの入れようが違うから。多分」
多分かよ……!


~7‐2 ギルド遠征、重なる謎~


「ピカちゃん、頑張ってるね~」
「ホノオさん!」
思ったより依頼が早く片付き、暇だからとトレジャータウンにある道場まで一人で来ていた。そこで軽く体を動かしていたら、師範のホノオさんと出会った。ちなみに、リーグはホノオさんと入れ違いに出ていってしまっている。ホノオさんは別の仕事をやっているためか、毎日ここにいるわけでもない。会えるとなんだか、特別な感じがしてくる。
「ギルドで遠征するって話、聞いたよ。ピカちゃん達も候補メンバーなんだってね?」
「はい! 新人なんですけど、親方の配慮で。選ばれる望みは薄いですけど、選ばれるように頑張りたいんです」
「そっか。遠征に行くところ、この辺の敵より強いかもしれないから、特訓しているのかな?」
「あはは~……ま、そんなところですかね」
「じゃ、これ使う~?」
そう言って取り出してきたのは薄く丸い円盤のようなものだ。ホノオさんに手渡され、まじまじと観察してみるけれど、よく分からない。飛び道具?
「これね、わざマシンっていう道具。使うと新しい技を覚えられるんだよ」
「へぇ……これは何を覚えられるんですか?」
「忘れちゃった♪」
「んんっ!?」
えへへ、と呑気に笑うホノオさん。呑気に笑ってていいものなのか。いいのか?
「まあ、とりあえず、頭に……というか、おでこかな。そこにぴったんこさせるの。してみて~?」
「し、してみてって、実験台ですか!?」
嫌ですよ、と拒否る前にホノオさんが近づいてきて、私の額にわざマシンを押し付けた。同じくらいの身長なのに、力強い……!
「これで本当に覚えられ…………!」
「不思議だよね。こうすると、頭の中に技の使い方がぴーんって思い浮かぶの。こうして、覚えるんだよ~♪」
ホノオさんの言う通り、技のイメージ、使い方、技の能力が浮かび上がる。そして、これが私にも使えるものだということも分かった。これなら覚えられる。恐らく、もう使えるだろう。そこまで考えたところでハッと気づいた。
「……あっ! これ、覚えちゃいましたけど、よかったんですか!?」
「うん。俺はいらないからね♪ ピカちゃんが役立ててくれると嬉しいな」
「ありがとうございます、ホノオさん」
「いえいえ。遠征、行けるといいね」
「はい。そのために頑張ってますから!」
メンバー発表まで日がない。少しでも可能性を広げて、同時に力も知識もつけておかねば。
「ホノオさん、特訓に付き合ってくれますか?」
「いいよ~♪ 今日はもう何もないからね」
「やった! ありがとうございます!」
こういうときは有意義に使わないと損だもんね。
このあとは時間の許す限り、ホノオさんに付き合ってもらっていた。ポチャが呼びに来なければまだまだやっていたかもしれないけれど。

夕飯前、皆揃って食べようとしたときに鳥が止めた。なんだかこれ前にもあった気がする。当然のように周りからのブーイングが飛んできた。しかし、これもまたいつものことなのか、鳥は動じることなく周りを静止して話を続けた。
この時期だし、何となくどんな話なのか予測がつくけれども。
「今日は夕飯の前に話しておきたいことがある。皆も気になっているだろう遠征メンバーだが、先程、親方様が決断されたようだ」
やっぱりか。
この言葉を聞いて、さっきまではブーイングが飛んでいたにも関わらず、掌を返すように皆から歓声が上がる。ずっと気になっていたことだろうし、このために頑張っていたと言って過言ではないから間違った反応ではないか。
「メンバー発表は明日の朝礼にて行う。楽しみにしてくれ♪」
やらかしたって自覚があるせいで、発表自体が楽しみでも何でもないんだよな。いや、まあ……頑張ってきたけどさ。なりたいとは思っているけども。
このあとは食べるのを止められた夕飯の続きをして、皆、早々に部屋に戻って行った。当然、私達も自分の部屋に戻る。
「明日、メンバー発表かぁ……」
部屋に戻るなり、ポチャがベッドに飛び込みながら呟いた。私とポチャを比べればダントツにポチャの方が行きたがっていた。私と違って、駄目かもしれないよな、なんて片隅に考えていないかもしれない。いや、ポチャに限ってそんなポジティブな思考はないか。鳥にも諦めろと言われているし、むしろネガティブに……
ペラップに期待するなって言われてるし、駄目かもしれないんだよね……うぅ、なんだかドキドキしてきた」
声のトーンもいつもより低い。やはり、不安に思っているようだ。
「や、やることはやったから、ちょっとだけ期待してもいいよね!?」
がばっと勢いよく起き上がりながら、食いぎみに言ってきた。そうだね、と同意してもいいのだが、ここはなんだかいじりたくも思う。
「どうかね。明日になれば分かるんじゃない?」
「えぇー? ピカは気にならない?」
気にならないと言えば嘘になるが、ポチャ程ではないと思う。なんて言うと、へなへなっと床と一体化してしまった。
「そっかぁ~」
「いや、行きたい気持ちはあるよ。皆の反応から遠征なんて滅多にやらないみたいだもん。それに、あのドクローズに一杯食わされてるし、見返してやりたい」
「なんかさ、ピカの行く動機が私欲まみれだよ? もっと探検隊らしい理由ないの?」
「んなこと言われても……まあ、一番の理由は興味かな……今まで依頼しかやってないって言っても過言じゃないじゃない? だからこそ、誰も解けなかった謎とか見てみたいかなって」
「へへっ♪ そっかそっか……明日、選ばれるといいね! ぼくもピカと一緒に行きたいから!」
しかし、こういう場合は一緒に行けるかどうかなんて分からないのではないだろうか。必要な人材を連れていくに決まっている。
「ピカと一緒なら楽しいもん。ぼく、好きだよ? ピカの探検するの」
はあ!? 何口走ってるんだ、こいつは!?
特に狙ったわけではないだろう。そんな考える頭があるなんて思っていない。純粋に、そう思っているから言ったまでだろう。友情の範囲内で。あー怖い。時々、こういうことを言ってくるもんな。
「そうだね。私も好きだよ。ポチャとの探検」
「そう言ってくれるなんて嬉しいよ! よし、明日に備えて寝るね。おやすみー!」
「はい、おやすみなさい」
遠征、行けるといいんだけど。せめて、ポチャだけでも……行かせてやりたいんだけどな。
私は仰向けのまま手を上に掲げ、その手を見つめる。もしかしたら、あの能力も遠征先で役に立つかもしれない。そこまで連発はしたくはないが。
ふっと手を下ろし、横目にポチャを見た。先程まで騒いでいたくせに、もう寝息を立てて寝てしまっている。そんな切り替えの早さは見習いたいものだ。
「……明日、選ばれてるといいね。ポチャ」
そう小さく呟いて私も目を閉じた。
泣いても笑っても結果は明日。どうせなら、いい結果であることを願うだけだ。



~あとがき~
発表前夜、って感じですね。

次回、ついに発表!

なんだろう。特に言いたいことはないですな……
あ、でもこれだけは言っておこうかな。
本編ではピカが鈍感なところ(演技だったけど)がありましたが、過去ではポチャの方が鈍感です。ピカが色々惑わされていたり、慌ててたりしています。まあ、それは表に出てないと思うんですけど。そんな、成長前の二人の関係って珍しいと思うんで、楽しんでくれればと思います。
じゃあ、なんでそれが逆転するのって話は……はじソラ見てくれれば分かります! ピカとポチャの考えが変わる出来事がいくつかあるんでね!
それだけ言いたかった。今回、ピカがポチャの発言にびっくりしてる場面があったので。

ではでは!

☆第12回 ゆるゆるトーク☆ 

ピカ「前回はフォース君がめっちゃかっこよかったですね!」
アラシ「ま、フォースだし……」
ピカ「そして相変わらずアラシ君とポチャはいじられキャラだねっ!」
アラシ、ポチャ
「…………」
ピカ「そんなこんなで始めて…」
フォース「テンポ速くない?」
ピカ「さっさと始めて、私の出番増やすんだよ! そして、ツバサちゃんとあんなことやこんなことをするんだよ! 私の楽園的な!」
アラシ「誤解を招くようなことを言うな! ツバサに何する気だよ!」
ピカ「変なことはしません。大丈夫ですぅ」
アラシ「あんま信用ならねぇ……」
ピカ「アラシ君はツバサちゃんをもふもふすることを妄想しながら待ってればいいじゃん。顔赤くしながら待ってろ。私は実際にもふもふしてくる!」
アラシ「あっ!? ちょ、ピカ!?」
ポチャ「あー……決してやましいことはしませんよ。大丈夫ですよ。いつも通りのだらだらとぐだぐだなんで……」
フォース「つーことで、読んでくれている人も大していないだろうが、いつも通りの奴だと思って読んでくれよな」
アラシ「………冷静だな、お前ら」
ポチャ「まあ、ピカだからね」
フォース「ここでアラシの変なイメージを与える可能性があると思いつつも、面倒なことになりそうだから、敢えてスルーしてるだけだ」
アラシ「…………ん!?」
ポチャ「いじられキャラ的な?」
フォース「とりあえず、かっこいい男子のイメージはつかねぇな」
アラシ「……………」


ピカ「あのさ、私、やりたいことあるの。付き合ってくれない? 御三方」
イブ「いいですけど……何するんです?」
チコ「ピカさん、変なことはなしですよ」
ツバサ「私は全然大丈夫ですよ~♪」
ピカ「変なことなんてしないよー! アラシ君とかならともかく、イブちゃん達にはしないよ~」
イブ「これは素直に喜ぶべきところ……?」
ピカ「でね、やりたいことっていうのは、ズバリ! おしゃれだよ!」
イブ、チコ、ツバサ
「おしゃれ………?」
ピカ「そ! あの男子共をキュンキュンさせたろうって計画だよ。ま、フォース君がキュンキュンすることなんてないだろうけど、アラシ君はチョロいからね! ポチャは知らん!」
イブ「要するにアラシさんをキュンキュンさせたいってことですね。キュンキュンって女の子みたいですけど」
ピカ「キュンキュンつーか、恋する男子のアラシ君をさらけ出してやろうかと」
ツバサ「? キュンキュンって何ですかー?」
ピカ「ツバサちゃんはまだ知らなくて大丈夫。キュンキュンするのはアラシ君だけだからね~」
ツバサ「う? アラシがキュンキュン? 鳴き声かなにかなのかな……」
チコ「アラシさんがキュンキュン鳴くってイメージ崩壊だな……」
ピカ「大丈夫大丈夫。ここでは、アラシ君のイメージを底辺まで追いやるつもりだから! そうすれば、本編で活躍するアラシ君が全然かっこよくなくても、かっこよく見えるかなーって。無理かもしれないけど」
イブ「ピカさんは何がしたいんですか!? イメージダウンですか? それともアップ?」
ピカ「ダウンさせといて、アップを目指す。そして、更なるイメージダウンを……」
チコ「めんどくさいですよ!! それ!」
ピカ「まあ、要するにここでは好き勝手やらせてもらうってことだよ? アップダウンについては、こちらでどうにもならないしー?
さてっと本題に入らせてもらうよ。そこの可愛い娘三人組が着飾ればいいと思うんだよね。協力してよ♪」
イブ「まあ、別にいいですけど……でも、それならピカさんも一緒に着れば…」
ピカ「嫌でーす。着飾りたくないんで却下でーす」
イブ「あ、はい……」
ピカ「コーディネートは任せてよ。今以上に可愛くしてあげるから!」
チコ(また変なことになってきたなぁ……)
ツバサ「よく分かりませんが、ピカさんのお手伝いが出来るなら、頑張りますっ!」
ピカ「ありがと、ツバサちゃん♪ 君にはアラシ君を喜ばせるという大役を授けようではないか!」
ツバサ「はーい!」
チコ、イブ(それしかやらせる気ないだろうに)
イブ「ピカさん、これってやる意味ありますか」
ピカ「意味を説いちゃいけないよ、イブちゃん。これはね、私の完全なる趣味全快だからね! 理由なんてないのさっ」
イブ「それは誇るものじゃないですよ……」
ピカ「まあまあ♪ イブちゃんも可愛くしてあげるよ。フォース君が可愛いなって褒めるくらいにはしてあげようじゃないかっ!」
イブ「にゃっ!? そっ……そそそんなこと求めてませんよ!? いりませんっ!!」
チコ「無駄だよ、イブ。ピカさん、もう聞いてないし」
イブ「えっ?」
ピカ「さあって、どうしようかね~♪」ワクワク
ツバサ「ワクワクです~(*≧∀≦*)」
イブ「………………」
チコ「ね? 諦めよ。ピカさんに勝てるわけないんだから、さ」
イブ「う、うん……」

~お着替え中! 見せられないよっ!~

ピカ「……………よしっ! 完成っ!」
イブ「ここまでやる必要ありました!?」
ピカ「何言っているの? 当たり前でしょっ! おしゃれすれば年齢なんてどうとでも見せられるんだからねっ!」
イブ「いや、そういう話をしているのでは…」
ピカ「イブちゃんはお嬢様イメージね。チコちゃんは活発な女の子で……ツバサちゃんは完全にアラシ君を落としに行ってますな(。-∀-)」
チコ「二人とも可愛いよ~」
ツバサ「チコちゃんだって~」
イブ「いや、私とチコちゃんはいいとして、ツバサちゃんに対する気合いの入れようはなんなんですか? これ、お化粧もしてません?」
ピカ「してるよ? ツバサちゃんを大人っぽく見せるためにな(・ω・´)」ドヤッ
チコ「ピカさん、そんなことも出来るんですね。やったことあるんですか?」
ピカ「うん? ないよ。他人には初めてやった」
イブ「……………( ̄▽ ̄;)」
(他人にはってことは、自分自身にはやったことあるんだ……? この辺突っ込むと大変なことになりそうだし)
ピカ「よーし! ツバサちゃん、後は打ち合わせ通りによろしくっ!」
ツバサ「はーい! 頑張ります(*^^*)」
イブ「ほんとにやるんだ……」
チコ「それがピカさんだよ」
イブ「うん……もう諦めた」
ピカ「いやぁ~……楽しいねぇ~♪」
ツバサ「楽しいです~♪」
イブ(ツバサちゃんは純粋に楽しいって思ってるんだろうけど……)
チコ(ピカさんは……多分、違うんだろうな……)



~あとがき~
前回のやつ、2年前に出てました。2年ぶりの更新です。最早、私を含めて誰の記憶にも残っていないゆるトークです。これはあれです。本編の殺伐とした雰囲気になったときの息抜きになればと思って、作ったトークというか、短編みたいなものです。あと、シリアスになると出てこないメインキャラがいることもあるので、ここで出せたらと思って作った場だったりする。そういう目的で作った……はずなのに、ほったらかして前回更新から2年経ってた…
会話形式で進むのです。地の文はほぼ0です。そんなやつです!!!
ってなわけで、私の友人のキャラとの交流も兼ねてとずっとやってるんです。もう5年目になるんじゃないか……? いい加減、完結させろよって感じですね! ごめんなさいね!!!

ピカ「なんか、あれだよね。文章の書き方も変わってるよね。初期のゆるトーク見てみ? 穴に入りたくなるレベルだから」
ポチャ「ん……んん~……そう、だね?」
フォース「小説とか読んでみ? 酷いからな」
イブ「それ、今関係ないよね……?」
チコ「成長ってやつだよ! いいことだよ~♪」
ツバサ「よくわかんないけど、いいことだねっ!」
アラシ「……上のやつはsatomiの懺悔? それとも期間空けたからトークの説明?」
ピカ「うーん。多分、両方かな」
アラシ「お、おぉ……」
ピカ「さてさて、永遠に終わらなそうだったこのコラボももうすぐ終わる(予定)ですので、もう少しお付き合いくださいね~」
ポチャ「あ、目処ついたんだ?」
フォース「続きは一切手ぇついてないけどな」
アラシ「それ、駄目じゃねぇ!?」
チコ「次回がいつになるかは不明です! でも、作者さんが進級する前には出したいって願望があるみたい」
ピカ「するかもわからない進級を目処か……」
ポチャ「ピカ、そういうこと言わないの」
イブ「ってことは、今年度中ってやつかな」
ツバサ「そうだね。今月に上がることはなさそう……なのかな?」
アラシ「範囲広……今年の9月~来年の3月末までってか?」
フォース「アラシ、忘れるな。作者の願望であって、確約はしてないぞ」
アラシ「あっ」
ピカ「まあまあ、いいんじゃん? とりあえず、今回はここまで! ツバサちゃん。締めてくれる?」
ツバサ「はい! 閲覧ありがとうございました! 次回に続きます~♪」

空と海 第155話

~前回までのあらすじ~
ホノオとナイトが戦い始めました。もえぎとレンは蚊帳の外です。
レン「俺的にはまーったく問題ない」
もえぎ「……問題ない、です」
戦ってるのも二人だけだし、すぐに終わりたいですな~……願望です。
では、始めていきますかね。


「“れんごく”……命中率はいいとは言えない技だけど、当たればやけど状態に出来て、大ダメージを負わせることが可能の技……か。よく当てたな」
「ホノオさんの技の完成度は凄いからね♪」
「いや……理由になってないんだけど。つーか、いい加減にしろ! 撫でるな!!」
フォースが帰ってきた途端に、ピカに捕まり頭を撫でられ続けていた。初めはすぐに飽きるだろうと放っておいたのだが、夏だというのにずっと抱えられた状態だったのだ。
「えぇ~? いいじゃん。フォース君もっふもふなんだもん~」
「うるっせぇ! 嬉しくないからね!?」
「ま、ナイトさんとホノオさんの勝負はこっちが貰ったも同然ね。問題はその先だけど……なんとかなるし」
「ふーん」
「……ホノオさんが“れんごく”を当てた理由はね。仕掛けていたからだよ」
「えっ?」
ピカの答えに思わず聞き返して、ピカの方を見上げてしまった。ピカは変わらず笑顔のまま、解説を始めた。
「危険を冒してまで突っ込んだ理由は、ナイトさんの逃げ道をなくすため。ホノオさんの強みは流れるように、ごく自然に技を出せること。つまり、相手に隙を見せないことなんだよ」
「……突っ込んだときにはもう、先が見えてたってことか」
ホノオは相手の先を読み、自分がどう動けばよいのかを考える能力に長けている。いわゆる、危機察知能力と言った方がよいかもしれない。
その能力を駆使し、一番最善な行動をとっているのだろう。考えながら行動し、最善の手を模索するピカの戦い方と似ている。しかし、ピカのように複雑な思考をせず、ここぞというときに直感で動くホノオの方が行動スピードが早い。もちろん、臨機応変に且つ、チームプレイに応用出来るのはピカの戦い方ではあるのだが。
「ソロのホノオさんは強いよ~♪ ま、そんなホノオさんに普段、手綱付けて操っているのは、ナイトさんなんだけどね」
「手綱、ね。……違いない。今回、お前はそれをするんだろう? おれ達に」
「まあねぇ♪ けど、フォース君もホノオさんも単独の方が強いんだけど、何とかしてみせるわ。私がリーダーだからね」
普段のだらけたピカからは聞くことがないであろう言葉が出た。それは、ピカのスイッチが入っていることを示しているのだろう。バトルを嫌がっていたピカでも、勝ちだけを見ていたピカでもなく、そこには冷静に物事を分析する、ピカがいた。
「頼もしいお言葉で」
「とりあえずは外から見て、知識入れてね。次に生かすために」
「……あぁ、分かってる」

“れんごく”から解放されたナイトは体のあちこちがヒリヒリして、立ち上がることも億劫になっていた。余裕綽々のパートナーに対しての苛立ちを隠しつつ仰向けになり、空を仰ぐ。
「……げほっげほっ。あーくそ」
「あはっ。空気が美味しいねぇ? どう? 俺の炎の味は」
「最高に最悪」
「それは誉め言葉として受け取るよ。もうちょっと俺の鬱憤晴らしに付き合え」
「はぁ? ここで俺をさっさと倒した方が得だろ。何言ってんだ」
「俺はお前をボコボコにしたいだけ。勝ち負けは二の次なんだよ。もちろん、ピカちゃんの頼みは聞くけどー……この一回戦残ればいいんだし、問題ないね」
ホノオのこの返答を聞いて、昔のあれこれを思い出したらしい。体を起こし、呆れた様子でホノオを見据えた。
「はー……自分の強さに自信がおありのようで。お前のそういうとこ、変わんねぇのな」
「結局、信じれるのは自分の力だから」
「あっそ……」
ゆっくりと立ち上がり、流れるように地面を蹴って助走に入った。技の威力はホノオの方が上なのだ。勝てるとは思っていなかったが、ここまでくると意地になってくるというものだ。
「“しっぺがえし”」
素早く相手の背中に回り、後ろ足で力一杯蹴る。小回りが利くナイトの動きについていけなかった、ホノオは簡単に空中へと飛ばされる。そしてそのままホノオに向かって“シャドーボール”を連射し、ダメージを与えて、後方へと吹き飛ばした。ついでに体勢も崩させ、受け身を取れないようにもしていた。そう計算して“シャドーボール”を撃ったのである。
「……空中じゃ、容易には避けられないだろう?」
「だねぇ~……ま、問題ないけど」
着地に失敗したはずのホノオが、ナイトに向かって突進してきていた。流石に驚いて、慌てて防御の構えを取る。
「なんでけろっとしてんだよ!?」
「えー? 痛くも痒くもないから? “きあいだま”!」
「理由にならねぇわ!」
飛んできた“きあいだま”を避け、反撃とばかりに“シャドーボール”を打つ。しかし、ホノオは軽々と避けるとナイトとの距離を詰める。
「つーかまえた」
ホノオはナイトの首根っこを掴むと地面に押さえつける。抗おうにもホノオの方が力強く、脱け出せるはずもなかった。
「今度から、ちゃあんと『ほうれんそう』守って」
ニコニコと笑ってはいたが、目が全く笑っていなかった。相当放ったらかしにしていたせいで、かなり怒っていたのだろう。まあ、いつものことではあるのだが。
「あ、はい」
「“ブラストバーン”」
「!? いや、なんでそれぇぇ!?」
地面からいくつもの火柱を出現させ、ナイトは炎の中に閉じ込められた。炎技の中でも最強クラスの技をまともに食らって、ナイトの意識が持つわけがなかった。
「これでチャラにしてあげる」
そう言ったホノオの言葉をナイトが聞いていたかは、謎であった。
ナイトを退け、自分の目的も果たせたホノオはずっと隅にいたもえぎとレンの方を見た。
「こっちの用事は終わったから、再開しよっか♪」



~あとがき~
雑になりました。ごめんなさいね。
このさっさと終わらせたい感じが伝わるね!(笑)

次回、ナイトの次に出てくる相手は誰だ!
って感じですね。誰がいたか覚えてますかね……?

ホノオは結構自分の力を信じてます。過信してるわけではないけれど、最終的には自分の力を信じるよねってスタンスです。これを過信というなら、過信してるんでしょうね……なんだろ。かっこよくいえば、勇敢なんでしょうかね。
フォースも似たような節はありますが、引くべきところは引くタイプだし、力で無理に押し通すのも好むタイプではないです。必要ならするけど、みたいな。ピカは信じてるところもあるけど、それ以上に仲間の力を信じてます。なので、自分のことは下に見ているところはありますけどね。

ではでは!

空と海 第154話

~前回までのあらすじ~
フォース選手に代わりまして、ホノオ選手です。
ホノオ「やっほ~♪ 暴れちゃうぞ~」
フォース(やっと終わった)
ピカ「どうなるかわかんないけど、フォース君まだ出る可能性あるからね?」
フォース「!?」
ピカ「ま、計画が狂わなければ出番は終わりだよ」
どうなるかは私次第だ!(キリッ
フォース「……」


にこやかに入ってきたのは、ホノオだ。今から戦うような雰囲気なんてなく、何となくふらりと立ち寄ってみた感じであった。そして、ホノオの姿を見て、みるみる青ざめる人物が一人。そんな人物に見向きもせず、にこっと別の方を見た。
「もえぎちゃん、だっけ?」
「え、あ、えと……はい……?」
「俺は君のこと、今は攻撃しない。だからまあ、一つだけお願いがあるんだけどいいかな?」
「……?」
「今から馬鹿をボッコボコにするから、邪魔しないで欲しいんだ。もうじき起きるであろう、レンにも邪魔して欲しくないんだよねぇ」
馬鹿をと言ったところでもえぎのほぼ真正面にいたナイトを指差した。
「……えっと」
「馬鹿を倒した後なら、いくらでも相手になるからねぇ~♪ 君とレン、二人がかりでも大丈夫だし」
もえぎはともかく、タイプ相性的に不利なレン相手にも臆していなかった。戸惑うもえぎを余所に、ホノオはナイトの方に向き合うと、完全に怯えているナイトに向かって話しかけた。
「久しぶり。元気だった?」
「まっ……まあ、うん。それなり?」
「ねえ。なんで俺がこんなことしてるか分かる? なあ、ブイ」
「……ヒノ、さん、あの、えー……あはは」
お互い、チームメイト同士。気心は知れているし、戦い方も熟知していた。だからこそ、ナイトはホノオの恐ろしさを知っていたし、ホノオはナイトの強さを知っていた。
「“かえんほうしゃ”」
「あっぶね!」
構える暇も与えず、ごく自然なモーションで攻撃をしてきたホノオに対して、素早く対応してみせるナイト。それでも完全に避けることは出来ず、炎が体を掠めた。
「……っ! お前、また威力あげたなぁ?」
「ははっ。お前がふらふらしている間も仕事頑張ってますので」
「痛いとこ突くなぁ……“あくのはどう”!」
ナイトを中心に闇色の波がホノオめがけて向かってきた。フォースのように“まもる”は持ち合わせていないため、距離を取って逃げるか、波を飛び越えてナイトを攻撃するかの二択であるのだが。それはあくまで避ける手段の話であった。
ホノオは“あくのはどう”を避けるようなことはせず、それどころか自分から突っ込んできた。
「はあ!? 何突っ込んでんの!!」
避けるだろうと思っていたナイトはホノオの行動が理解出来なかった。なぜ、わざわざ突っ込んできたのか全くわからない。
「決まってるじゃん。近付くためだ。“かえんほうしゃ”」
「ゼロ距離射撃ってか……!」
先程避けられた“かえんほうしゃ”を当てるために距離を詰めた。“あくのはどう”を打っている最中で、避けることが難しいナイトに完全に当てるための行動だったのだ。ホノオの思惑通り、“かえんほうしゃ”は避けられることはく、ダイレクトヒットした。ナイトは勢いに負けて後方へと飛ばされ、地面をスライディングする羽目となった。
「いっつ……“かえんほうしゃ”より、こっちの方が痛いっての……」
「まだまだ終わんないよぉ~♪ 俺の怒りはこんなもんじゃないからねぇ~♪」
「あぁ……くっそ。何だって俺はこんな奴と組んでんだろう」
フォースとのバトルの疲労もあるのに、一番戦いたくない相手と当たるなんて運がないとしか言いようがなかった。と、ここまで考えて、ナイトはふとあることに気がついた。
「……まさかとは思うけど、ピカがこうなるように仕向けて……? いや、ないか。流石に」
策士と名高いピカであるが、ここまでの展開を読みきることが出来るのだろうか。普通に戦っていない連中だっていたのに、だ。仮にここの対面をさせたかったとして、どれだけの手を読まなければならないのだろう。どれだけの手を予想する必要があったのだろうか。
「本当だとしたら、おっそろしいなぁ」
ふらりと立ち上がり、ピカのいる方をちらりと見る。見られていることを知ってか知らずかフォースを戯れている姿が見えた。さっきまで、じっと観察するようにフィールドを見ていたはずなのに。
「ははっ……もう、見る必要がないってことかよ」
「余所見はよくないと思うよ?」
「いやはや、お前んとこの大将さんを考えてただけだよ。……この展開は、偶然、だよな?」
「そうだよって言ってあげればお前は安心した? でも、残念。……必然だ。ピカちゃんの計画のうちなんだよ。これもね?」
くいっと指を挑発でもするかのように曲げる。ナイトはそれが何の合図なのか知っていた。知っていたところで逃げることが出来ないことも、理解していた。
「くっそ……!」
「“れんごく”の中で悶え苦しめ」

「あぁ~……んー?」
くわっと大きく欠伸をしながら辺りをきょろきょろ見渡した。自分は一体どこから寝ていたのか、把握するために。そして、もえぎは急に動き出したレンにびくっと体を振るわせた。
「ひゃあぁぁ!?」
「おぉっ!? そんな驚かんでもいいだろ~?」
ホノオに言われた通り、もえぎは邪魔をしない位置へと移動し、隅っこの方に座っていた。ついでにレンも壁に寄せていた。
「どーなってんのぉ」
「あ、あの、邪魔、しないようにと」
「ほんほん……んで、嬢ちゃんは何してるの?」
「えと。邪魔、したくないので……でも、手足、は縛らせてもらってます。一応」
言われて気がついた。ツルでこれでもかってくらいにぐるぐる巻きにされていた。力を入れれば千切れなくもないが、寝起きでそんな力仕事はごめんだった。
「抜け目ないねぇ……まあ、いいんだけど。で、あそこにいるのは、ナイトとホノオ? うっへ。嫌な対面だ」
「……仲、悪い、です……?」
「ん? んー……そこまで? 最近、ナイトが好き勝手してるから、ホノオがお灸を据えに来たんだろ……多分」
それがたまたま、この場だったということだけなのだろう、と予想立てた。それを実現させたのは、全ての指示をしているであろうピカであろう。
「こっちはこっちで戦ってもいーんだけど、やる気がないんだよねぇ……あの坊っちゃんにやられっぱなしでテンション下がってる」
「……」
「嬢ちゃんはやりたい?」
「元々、やりたくは、なかったので、やりたくないです」
「だよねぇ……んじゃまあ、お互い休憩時間ってことにしよーぜ」
呑気にナイトとホノオが戦う方へと目を向けた。もえぎも敵意がないことを確認すると、きちんとレンとの一定の距離を保ちつつ、座り直して目の前の戦いに集中した。



~あとがき~
……ここが一番の山場な気がしてきました。

次回、ホノオVSナイト!
長くは続けられないので、さくっと終わります。

フォースがいなくなったんで、メインキャラが一人もいない状況です。いいんでしょうか。
まあ、いいか。さくっと終わる予定……だったんですけどね。このバトル、去年の夏からやってました。おっかしいねぇ~?(汗)
あぁ……いつものことか……(白目)

ではでは!