satomiのきまぐれ日記

二次創作ポケモンストーリーをいくつか連載しています。他、日記とかをちょいちょいと

空と海 第67話

~前回までのあらすじ~
まだ惨くない。まだエグくない。
まだグロくないよ!
でも、やっぱり過激表現、流血表現、ご注意だよ!
ピカ「あ、敵二人を捕まえました~」
ポチャ「あ、一人気絶させたけど……よかった?」
ピカ「うん、大丈夫。一人いれば十分だから」
ポチャ「それと……ピカの尋問怖いんだけど」
ピカ「え、怖くないよ」
ポチャ「………」
閲覧注意なんですよぉぉぉ!!
はい、ご注意くださいませ。
それでは、始めていきまーす♪


敵二人を捕らえ、近くにあった木にロープで縛りあげた。コノハナはポチャによって気絶させられ、ワルビアルはピカによって捕らえられた。
もちろん、一人は起きているのだから、抵抗はしてくる。そのため、銃を突きつけて脅していた。その役目は銃の持ち主であるポチャがしている。
「動くな。大人しくしててよ……うん」
「謙虚なのか、そうじゃないのかわかんないよ。もっと堂々と言ってもいいんだよ?」
「えっと…………ねえ、まだ?」
「話、そらすなよ……んま、いいんだけど。終わったよ♪ さてさて……お聞かせ願おうか」
威圧的にいかず、普通に友人と話すような感覚だ。
尋問するのは、ピカの役目。口で彼女に勝てる相手などそうはいない。
「君ってさ、『フェルボーン』のメンバーさんでいいんだよね? 殺し屋の集まるギルドのメンバーさんだよね?」
「…………だったらなんだよ」
「それはイエス、とみなすね。うんうん……それじゃあ、メンバー数、答えてくれると嬉しいな」
「言うわけねぇだろ……馬鹿じゃねぇの」
「うん、まあ……そうだよね。じゃあ、ざっと百人ってことでオッケー?」
「…………なっ?!」
「はい、素直に反応ありがとうございます♪」
敵に聞くまでもなく、ここまでのはリアから聞いていたのだが、敵の反応を見ているようだ。案の定、ワルビアルは驚きを隠せないらしい。
「さて……ここに罠があったということは、この先にアジトがあるってことだよね。……今、全員いる?」
「…………知るか」
「こればっかりは素直にお答え願うよ。無駄な手間、取らせないでほしいし」
「自分の仲間を売るやつがいるかっての。……死んでも言わねぇし」
「あら……死んでも言わないのか…そっかそっか……それなら、ご期待に添えてあげる。……ポチャ」
「了解」
ピカはポチャの後ろまで下がると、にこり、とワルビアルに笑いかける。
「別に二人もいらないし……ね」
「! お前……!」
「ご明察。………君の隣の人、先に逝ってもらう。仕方ないよね。死んでも言わないんなら、仲間の死を見て殺したげる。あ、私、優しくない?!」
「……質問に答えてくれるなら、やめるけど。もちろん、嘘なら……わかるよね」
ワルビアルからコノハナに銃口を向けたポチャは、ピカの方を少し向いた。
「あと、ピカのその行為が優しいかはわかんないけど、まあ、普段は優しいよ」
「マジかよ。それって、今は違う!…みたいな言い方じゃん。……ま、いいや。どーする? 言って仲間助ける? 言わずに二人で死ぬ? あと五秒で決めてね。はい、いーち!」
「…………っ!」
カウントを始めたピカから、ポチャはワルビアルに視線を移した。ワルビアルは、二つの選択で迷っているようだ。
目の前の仲間を救うか大勢の仲間を救うか、という選択の間で揺れ動いているのだろう。
そこに追い討ちをかけるかのように話し始める。
「五秒たったら撃つ。………言うなら、言った方がいいと思うよ。撃てるわけないとか思っているなら、それは間違い」
「………それは…!」
「試してもいいよ。彼を犠牲にして試すことか知らないけど」
「っ!……よ。……全員…今……いる…」
「ピカ。聞いた?」
「うん。それなら、今日一日で終わるね……えへっ♪ ありがとう、言ってくれて。……それじゃ、保安官たちがくるまでここで縛られてて」
「…………いいの? ピカ」
「あっちにも情報提供しなきゃね。……私、話すの面倒だもん……つーことで、はい」
バッグから“しばられのタネ”を取り出すと、ワルビアルに食べさせる。隣で気絶いているコノハナには、ピカの“でんじは”を浴びせた。
「よっしゃー! アジト潰して帰るぞー」
「それまでが少し遠い道のりなんだけどね……」
「あ、逃げ出そうとしないでね。そんなことしたら、追いかけて殺しちゃうぞ☆」
「…………わーってるよ。…どうせ……二人でやられるわけない……仲間がやられてたまるかよ」
「私たちを誰だと思っているの? 二人で十分よ。つか、一人でもいけるし」
「それは無理。ぼく、情報見れないもん」
「私は一人でもいけるもん!」
「いかせるわけないでしょ?!」
変な言い合いに発展しつつも、二人はその場から離れ、敵の本拠地へと向かった。
「そもそもさ、ピカ一人って恐ろしいことになりそうなんだよね」
「根本的なとこから?! えぇ……そんなことないよ? 私、配慮するよ?」
「いやいや……気分で殺らなかったり殺ったりするでしょ? 統一……というか、殺るってのが定義なの。これ」
「うん。殺ってるし……最終的に」
「最初からお願いします」
「よ…よし! 今回もいつも通りにやろう! お願いね、ポチャくーん♪」
「ま……またぁ?! 分担しようよ。配分おかしいって」
「え、情報取れるの?」
ピカのこの質問にポチャは黙るしかなかった。そういう分野に関しては、てんで向かないのだ。そして、隣になんでもできてしまう人がいるのだ。そちらに任せた方がいいだろう。
「………じゃ、よろしく♪」
「は…はい……」
結局、いつも通りの作戦となってしまったようだ。
もうすぐで着くであろう、目的地で気乗りしない“殺す”という行為をしなくてはならない。
「さあって、とりあえず……頑張っていこっか!」
「うん。そうだね」



~あとがき~
ピカが怖いというより、ポチャが冷静で怖いです。
シリアス話なので仕方ないのかな。多分。

次回、敵のアジト行ってきます。
百対二です。あ、敵がいっぱいだねっ!

こういう仕事でもピカは普通のテンションなんですよね。というか、どっちかというと、高い方です。
ポチャはテンション低いですね。はい。
ピカはこういう仕事だからこそ、という考えがありますが、ポチャは単純に嫌なので、モチベーションが低い。
まあ、ピカがボケれば、普通にいつも通りにつっこんでくれますけどね。

ではでは!