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satomiのきまぐれ日記

二次創作ポケモンストーリーをいくつか連載しています。他、日記とかをちょいちょいと

空と海 第103話

ポケダン 空と海

~前回までのあらすじ~
やっとこの章の中盤ってところかな。長いですなー
前回は、ラウラさんの目的、真意をはっきりさせました。
そして、今回はついにあのことを追求しますよ! フォースがね!
ピカ「あのこと?」
フォース「本編じゃ、詳しくやらないくせにここぞと出してくるよな……」
ここいらでやっとかないと、ピカのこともうやむやになるしね……うん。
ピカ「私、何されるんだ……」
フォース「トークでも少しだけ話題になっていたな。恋愛感がどーのって」
ピカ「それをここで出すのかよ!?」
では、始めまーす♪


「……あのさ、ちょっと聞いてもいいか?」
「? 何? 今の話で何か質問?」
「あ……いや、そっちはいい。理解出来たから。そうじゃなくて、お前のことだよ」
ピカは首をかしげた。なぜ、自分のことを聞かれるのかわからないのだろう。今までの話に全く関係ないし、唐突すぎる。
「お前はなんでここまでするんだよ? 関係ないだろ。巻き込んだおれが言える台詞じゃないが、それでも自分から首を突っ込むことはなかったんじゃないか?」
「これが私の性分なんだよ。フォース君は友達だから、ここまでするの。……駄目?」
「駄目じゃないが……変だなって思うだけ」
素直に自分の気持ちを伝えると、ピカは頬を膨らませた。そういう仕草を見て、まだ子供らしいところがあるんだな、と思ってしまう。さっきまで色々言っていた人と本当に同一人物なのかと疑ってしまうほどだ。
「むっ……変って何さ。変って」
「ラルだけが特別って訳じゃない。ここの人達全員に言えることだよ……特にお前の周りはさ」
「お節介なんだよ。世話好きなんだよ。察してよ」
「だから、そういうのがわからないんだよ」
「フォース君は私達と違うから、価値観も違うんだろうけど……難しいな。きっとフォース君には一生わからないんだろうね」
「…………そうだな。わかりたいとも思っていない。……けど、少しだけ、ラル達のことは理解したい…と思う」
フォースのこの言葉にピカは言葉を失った。恐らく、驚いて言葉が見つからなかったのだろう。先程、わかりたいとも思わない、と前置きもしてしまっているため、矛盾していると自分でも思っていた。それでも、知りたいのだ。
「………そっか。それなら今回のことをきっちり片付けないとね♪」
「あぁ、そうだな」
「ふふっ♪ 知りたいって思ったからには覚悟しててね? 色々手回しするかな」
「…………覚悟しておくよ。それにしても、お前みたいなやつは珍しいよ」
「お節介が?」
「それもあるけど、表に出ている言葉と裏に出ている心の言葉と一致していることがだよ」
フォースの言葉に首をかしげた。しかし、すぐに何のことを言っているのかわかったらしく、あぁ、と呟き納得したようだ。
「素直なんだな。本当の意味で……さ。でも、時々矛盾してるときがある。……なんでだ?」
「さあ? 何を言っているのかさっぱりだね」
「嘘つけ。おれが何を指しているのかわかっているくせに……いいのか? それで。自分の気持ちに嘘ついて、後悔しない? 本当は何もかも知っているくせに。自分の気持ちも相手のことも全部」
「………それじゃあ、私が全部ぶつければ正解なの? 違うでしょう? それでどうにかなるとでも?」
ピカがフォースのことを強く睨んだ。そんなことで臆するはずもないが、彼女の気持ちもわからなくはなかった。しかし、それとこれとは話が別なのだ。
「お前は…ラルは皆と違うからって理由で避けてる。本当の意味で繋がることを避けてるんだろう。だから、ペンギン…ティールからも逃げるんだ。あいつのことが好きだから」
「…………!」
「わかってないわけじゃない。鈍感とかそういうことじゃない。それを演じてきただけ。ティールから……ティールを思ってこその行動。でも、それがティール自身にいいと思ってるわけ? 自己満足なんじゃないの?」
「そうかもね。でも、これでいいんだよ。どうせ私は…」
ピカはそこまで言うと口を紡いだ。どこか諦めているような雰囲気だとフォースは感じるが、それを追求する前に立ち上がってその場を離れてしまった。
「………逃げられた」
ピカは最後、何を言おうとしていたのだろう。フォースは、その答えを聞かなくてもわかるような気がした。
「どうせなら、やって後悔して欲しいんだけどなぁ……時間は無限にあるわけじゃないんだから」

フォースから逃げるようにその場を離れたピカは、小さく息を吐いた。気づかれていたことに恐れを持っていなかった、と言えば嘘になる。しかし、そこまで踏み込まれるとも思っていなかった。だから、フォースに言われたときに対応が出来なかったのだ。
「上手くやってきたつもりなんだけどな」
『……小僧を騙すのはちと厳しいところがある』
「それを早く言ってほしかった。ポチャ自身にバレた訳じゃないからいいけどさぁ……そんなに不自然かな」
『元よりマスターは自分のことは考えぬ性格だからな。大して不自然に見えん……が、ここまで見抜かれたとあっては、もういいのではないか?』
雷姫の言葉にうなずいてしまいそうになるが、それが出来れば苦労はない、というものだ。
「うーん……自分に正直になれってこと? だから無理なんだってば。相手はあれだよ? 奥手も奥手のポチャ君だからね。それにあっち、王子様だよ」
『そのことを抜きにしてもよかろう。……マスターから行ってもよいのだぞ』
「そんなのわっかんないし。それにさ、元々人間の私がポチャと一緒になるのはどうかと思うよ。今後のことを考えても、私、何をするかわかったもんじゃないし」
『後者は自覚はあったのだな』
「あるよ。もし私がいなくなってもみてよ。どうなるか想像したくないからな。……けれど、きっと、どっちも苦しいんだよ。それがわかっているなら、知らない方がいい。ポチャがコクってくるなら、無理だって突っぱねられるけどさ……それをしてこないから、こうなるんだよ。いや、コクられても何のことだととぼけるかな……うん…」
『難しく考える前に、小僧の言う通りにするのも手だと我は思うが』
「あのさ…………それが出来るような性格だったら、ここまでこじれないってもんでしょ」
ピカは自分自身に呆れながら、不意に立ち止まった。そして辺りを見回し、誰もいないことを確認するとパルキアから貰った鍵を取り出す。
「つーか、私のことより、こっちもなんとかしないと。なんで私の話になったんだよ……」
『小僧の言うことが正論だったから』
ピカはそれに答えることはなく、鍵で空を切った。そして、そこに出来た扉を潜った。



~あとがき~
はい。何が言いたいんだってなりますよねー
私もわけわかめなんで、大丈夫です……え? 作者なのに把握してないのかって? してませんがなにk((

次回、ピカとあの人との会話とか……なんかそんな感じ。

久し振りに雷姫さん登場です。あの方って雷姫なの? って聞かれるとNOなんですがね(笑)
そこまでいきませんでしたね。次回に回っちゃいましたね。……と、言えば、誰のことを指していたのかわかると思うぜ!

まあ、ピカは結局どう思ってるんだよってことなんですが、好きなんだけど、将来的なことを考えて身を引いている感じっすね。自分でも無茶する奴ってわかっているから、あえて一歩踏み越えた関係にならないようにしている、みたいな。
本編の最初の方で、ポチャは恋愛対象だよって言っていたのは、あながち間違いじゃなかったってことです。ぶっちゃけ、ポチャ以外とは深い関係にならないだろうなと悟ってるかもですね。
じゃあ、鈍感だって話はなんなんだよってなるんですが、あれはピカの演技ってなります。なりすましですわ。ってことで、ポチャの気持ちも悟ってるけど、突っ込む気はないんです。はい。
フォースがわかった理由は能力使って視たからなんですが……なんで視たかって聞かれると…特に考えてないです。言われっぱなしだから、突っ込んでやろうと思ったのかもしれませんし。不可抗力だったかもしれませんし。はい。
こんな感じでまとめられたかな?
他にわからないことあれば遠慮なくどうぞー!

ではでは!