読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

satomiのきまぐれ日記

二次創作ポケモンストーリーをいくつか連載しています。他、日記とかをちょいちょいと

空と海 第120話

~前回までのあらすじ~
なんかよく分からなかった。ごめんなさい。
でも神様の話でした。
今回からあの話です! 涙なしでは語れないっ!
ピカ「作者の文章力じゃ無理じゃね?」
よ、よし、頑張って書くぞー
ポチャ「作者、ちゃんと考えて書いてね」
あ、はい……
ピカ「計画立てろよ」
…………はい。涙誘えたらいいな……
ピカ、ポチャ
「それは本当に無理」
うっ………!


「んー……おはよう…」
あくびをしながら伸びをする。今日も快晴でいい天気だ。今日はお仕事何しようかな。
そんなことを考えていると、隣でチコちゃんが目を覚ましたのかもぞもぞと動き始めた。
「おはよー………イブ」
「おはよ、チコちゃん。今日のお仕事どうする?」
「ん。そだねー……掲示板見て決めよっか。その前に朝礼行かないとね」
「うん。…………あ、すーくん、おはよー」
『…………ふぁ……おー』
すーくんの若干眠そうな返事が返ってきたところで、早速朝礼に出かけますか!

朝礼が終わり、地下一階に上がると、ピカさんが掲示板の前で依頼書とにらめっこをしていた。ピカさんクラスになると、こんなところで仕事を探さなくてもいいはずなのに、何してるんだろう?
「おはようございます、ピカさん。依頼受けるんですか?」
「あ、おはよ。チコちゃん。それと、イブちゃんも。いや、別に受けないんだけど、いいのないかなって。ってか、今日仕事しないし」
「えっ! よくポチャさんが許しましたね……?」
「だよねぇ~……ま、近々お祭りあるし、またチームの皆が来るから基地の掃除も兼ねて……だと思うよ」
そういえば、休みとか仕事とかピカさんが決めてないんですね。
「うん。だって私やらないし。私が仕事持ってくるときもあるけど、大体はポチャが管理してて、休みもポチャが決めてる。………ま、勝手に私は休むけど」
それはピカさん中心にポチャさんがスケジュール組んでるとしか思えない……
『苦労してんな、ペンギン』
それは見て分かるけどね。
あれ、でもそれならなんでここにいるんだろ?
「あーでさ、フォース君に用があって来たの。ここじゃ何だから、基地まで来てくれる?」
確かにここですーくんは出てきてくれないだろう。私は一向に構わないんだけれど、すーくんはどうだろう。
『おれは別にいいけど』
「いいみたいですよ、ピカさん」
「ありがと、イブちゃん。………あ、二人も来る? 特に何もないんだけど」
「お邪魔じゃなければ」
「全然大丈夫。それじゃあ、行こっか」
ピカさんに誘われ、基地に向かうことになりました。もう何度も出入りしていてなんだか申し訳ないと思うけれど、ピカさんみたいな凄腕の探検隊……しかもそのリーダーさんに色々教えてもらえてとってもタメになっている。吸収出来ることはしていかないとね。
トレジャータウンの方もいつも以上に賑わっているようで、お祭りが近いことを思わせる。
「ピカさんは春祭りみたいに何かするですか?」
チコちゃんが気になったのか質問する。確かに春祭りでは綺麗な衣装を纏って舞を披露してたっけ。
チコちゃんの質問を聞いたピカさんは一瞬動きが止まり、慌てて手を振った。
「え、いやいや! 頼まれてもしない!」
「どうしてですか?」
「いや、あれも本当はやりたくないんだよ? 何か着飾るの嫌なんだよね……恥ずかしいし」
「あんなに綺麗だったのに、もったいないですよ。ピカさん、可愛いのに」
「やめてよ、チコちゃん。ほんと恥ずかしいから」
顔を赤くして否定しているところを見ると、本当に恥ずかしいんだろう。意外なピカさんの弱点ってところだろうか。
でも、恥ずかしいって言っている割には堂々としていたような?
「あ、あれは……舞台に立つと吹っ切れるからよ。なるようになれって思って恥も捨ててるの」
そこは潔いんだ……流石と言うべきかな。
「とにかく今年はそういうことはないから! するのは警備だけなの。それも二日目がフルで最終日が前半だけ。他はフリーだから、思いっきり遊ぶって決めてる」
今年は、という言葉が引っ掛かるけれど、そこは突っ込まないようにしよう。
「そういえば、ワタシ達も何か任されるのかな……?」
「そうね……ギルドとしてのお手伝いだから、店番か警備じゃない? それかイベントの裏方とか?」
イベント、ですか?
「うん。毎年違うんだけどね………まあ、その話は基地でゆっくり話してあげる」
いつの間にか基地の入り口まで来てしまっていたようだ。
しかし、ピカさんの話を聞いて、ますますお祭りが楽しみになってきたな♪
「ただいま~………………うん!?」
「あ、おかえり、ピカ」
「お邪魔しているよ、ピカちゃん♪」
ポチャさんと一緒にいるイーブイさんは……誰かな。知り合いなんだろうけど、どこかで見た気がするのは気のせい?
『………ウィルにぃ!?』
ん!? ウィルさん!?
すーくんがそう叫ぶと、すぐに実体化して目の前に現れた。そしてウィルさんのところまで駆け寄った。
「か、帰ってきてたの?」
「ついさっきね。かーくんの場所知らなくて、しょうがないからピカちゃんのいるところに飛んできたの。で、海岸でどうしようかって悩んでたら、ポチャくんに拾われた」
にこにこと笑顔で今までの経緯を話してくれた。私の隣でピカさんは苦笑を浮かべている。
「あの海岸って何かを引き寄せる力でもあるのかしら? まあ、いいけど……」
「ウィルさんがフォース探してるって言うから、ここに来てもらった方が会えるかなって思って連れてきたんだけど……駄目だったかな?」
「ううん。ナイス判断」
「そんで、かーくん。再会してすぐで悪いんだけど、ほれ」
ウィルさんが取り出したのは小さな紙切れ。すーくんは思い当たることがないのか、首をかしげながら受け取りその場で広げていた。
「かーくんなら何の事か分かるよね」
「…………あぁ。ちょっと行ってくる……ラル、すぅ達頼んでもいいかって、お前の話…」
「いいよ。大したことじゃないし! それより、早く行かないとでしょ?」
何のことだろう。ピカさんとウィルさんは分かっているようだけれど、私達はさっぱり。チコちゃんに目配せをするけれど、チコちゃんも首をかしげている。かーくんが基地の外に出ると、ピカさんが面白そうに笑う。
「いやーやっとですか! マスターさんも嫌なことしますね」
「あいつは基本的に嫌なことしかしないから。信用しちゃ駄目よ、ピカちゃん?」
「してませんよ。何かどこか信用ならない雰囲気ですし、掴み所ないですもん。普段は好きですよ。面白いし」
話についていけない……!
そのことを察したのかウィルさんが手招きをする。
「教えてあげるから、こっちおいで、主ちゃん」
「そ、その呼び方やめてください……」
「じゃあ、すっちー?」
斬新……まあ、いいや。主とか呼ばれないなら……
「そっちのチコリータちゃんはね~……りっちーね!」
「ふぁ!?」
ウィルさん、あだ名つけるの好きなのかな。すーくんのこともかーくんって呼んでいたし。あ、でもピカさんやポチャさんはそのままだったっけ?
「それがねー? ポチャくんには拒否られちった」
「恥ずかしいんですよ、そういうの……」
「ピカちゃんは初めからこう呼んでるからいっかなって。……ピカちゃんもつけてほしい!?」
「結構でーす♪」
笑顔でそんな風に返せるピカさんが羨ましい。
「………ってことだから、二人はこのまま。あ、改めて自己紹介した方がいいね! 俺はウィル。一応、生命を司る神様やってまーす!」
ブラッキーさんと戦ってたときもそんなこと言ってたような気がする。
「そうそう。覚えてたのね、すっちー」
「そりゃまあ……で、そのウィルさん…」
「すっちー、俺もかーくんみたいに呼んで呼んで」
うん? すーくんみたいに……?
「いや、でも、神様をそんな気軽に…」
「別に俺、そんな威厳いらないしー? もっと気軽に親しんでほしいー」
むっとむくれる姿は明らかに神様に見えない。というか、すーくんよりも年下に見えてきた。
「えっとじゃあ……るーくん……?」
「うん! いいよ! ついでに敬語もいらないから。俺から見たら、すっちーが主なんだよねー♪」
満面の笑みで返す、るーくん。本当にこの人は神様なんだろうか。ってか、私が主とはどういうこと。
私の疑問が解消されることはなく、るーくんは話を元に戻した。
「で、さっきの続きなんだけど、かーくんは大切なことをしに行ったんだよ」
「デートですね! いや、それよりも大切なことかも! 流石、フォース君ね♪」
横で聞いていたピカさんが興奮気味に答える。その答えにるーくんもうんうんっとうなずいているから、正解らしいけれど、すーくんがデート……!?
「鈴流ちゃんっていう、元継承者ちゃん。ずっと昔に死んじゃったんだけどね。でも、二人は今でも愛し合ってる仲なんだよ。………すっちーにとっては恋のライバルかな?」
「…………な、なんでそうなるの!?」
「すっちー、かーくんのこと好きじゃん」
「別にそういうことじゃないよ! 勘違いだよ!」
「えっと、話進まなくなりそうだから、イブをいじるのはその辺でやめて……鈴流さんってフォースの恋人ですよね。あのお墓の…」
「そだよ、ポチャくん。今までは馬鹿が妨害してたから互いに認識出来なかったんだけど、解除したの。だから、かーくんは会いに行ったってこと」
すーくんの大切な人って……そういうことだったんだ。
「でもまあ、これが最後になるだろうけどね」
ぽつりと呟いたるーくんの言葉の意味を理解することは出来なかった。



~あとがき~
あ、導入で終わった!? ごめんなさい!
予告破り、久しぶりにやりましたね((殴

次回、今度こそフォースと鈴流の話です。

ウィルが語ることはないですよ! 過去編見てきてね! おさらいでざっとも言いません!
なんだっけってなってる人は見てきてね。ブログ内で遠い記憶で検索かければ出るはず!

ウィルが正式にお仲間になりました~
しかし本編に絡むことはないです。流石に神様絡んだらチート過ぎて敵側可哀想なことになるんで。
ウィル兄ちゃんはある意味では傍観者ですね。まあ、本編関係ない日常パートとかでは絡みまくりますんで、よろしくお願いします。

やっぱり、小説書くの下手になってるorz
地の文書けなくなってる! 恥ずかしい……

ではでは、次回で会いましょう!